サーバへの道 - Linuxデスクトップ標準

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Korn シェル変数

■ Korn シェル (POSIX シェル) で設定される変数

下線(_) 最初は、環境内で渡される、実行中のシェルまたはスクリプトの絶対パス名を示します。次に、直前のコマンドの最後の引数が割り当てられます。非同期のコマンドに対しては、このパラメータは設定されません。このパラメータは、メールの確認を行うときに、一致する MAIL ファイルの名前をホールドするのにも使用されます。
ERRNO 一番あとに失敗したサブルーチンによって設定される値を示します。この値はシステムに依存し、デバッグを目的としたものです。
LINENO 実行中のスクリプトまたは関数の現在行の行番号を示します。
OLDPWD getopts 正規組み込みコマンドで処理された最後のオプション引数の値を示します。
OPTIND getopts 正規組み込みコマンドで処理された最後のオプション引数のインデックスを示します。
PPID シェルの親のプロセス番号を識別します。
PWD cd コマンドで設定された現在の作業ディレクトリを示します。
RANDOM 0 から 32767 の間で一様に分布する整数の乱数を生成します。 RANDOM 変数に数値を割り当てることによって、一連の乱数を初期化できます。
REPLY 引数が指定されない場合、select ステートメントおよび read 正規組み込みコマンドで設定されます。
SECONDS シェル呼び出しが戻されてからの秒数を示します。この変数に値が割り当てられると、参照時に戻される値は、割り当てられた値に、割り当てからの経過秒数を加えた値になります。
OPTARG getopts 正規組み込みコマンドで処理された最後のオプション引数の値を示します。

■ Kornシェル(POSIXシェル)で使用される変数

CDPATH
cd (ディレクトリの変更) コマンドの検索パスを示します。
COLUMNS
シェルの編集モードおよび select リストの表示のための編集ウィンドウの幅を定義します。
EDITOR
このパラメータの値が emacs、gmacs、vi などで終わっていて、VISUAL 変数が set 特殊組み込みコマンドで指定されていない場合は、対応するオプションがオンになります。
ENV
この変数が設定されると、その値に対してパラメータ置換が実行されて、シェルの呼び出し時に実行されるスクリプトのパス名が生成されます。このファイルは通常、別名定義と関数定義に使用されます。
FCEDIT
fc 正規組み込みコマンド用のデフォルトのエディタ名を指定します。
FPATH
関数定義用の検索パスを指定します。このパスは、-u フラグが付いた関数が参照された場合、およびコマンドが見付からない場合に検索されます。実行可能ファイルが見付かると、そのファイルは読み取られて現在の環境で実行されます。
HISTFILE
シェルの呼び出し時にこの変数が設定されていると、この値はコマンド・ヒストリを保管するのに使用されるファイルのパス名になります。
HISTSIZE
シェルの呼び出し時にこの変数が設定されていると、 このシェルがアクセスできる、以前に入力されたコマンドの数は、この数よりも大きいか等しくなります。デフォルトは 128 です。
HOME
ログインの完了時に、現在のディレクトリになるログイン・ディレクトリの名前を示します。 login プログラムは、この変数を初期化します。 cd コマンドは $HOME パラメータの値をデフォルト値として使用します。シェル・プロシージャで、明示的なパス名ではなくこの変数を使用すると、別のディレクトリからこのプロシージャを変更なしで実行できます。
IFS
コマンド置換やパラメータ置換の結果生じるコマンド・ワードを区切るため、あるいは、正規組み込みコマンド read でワードを区切るために使用される内部フィールド・セパレータ (通常はスペース、タブ、改行) を指定します。 IFS パラメータの先頭文字は、$* 置換用の引数を区切るのに使用されます。
LANG
LC_* 変数のデフォルト値を提供します。
LC_ALL
LANG 変数と LC_* 変数の値をオーバーライドします。
LC_COLLATE
パターン・マッチングでの範囲を表す式の動作を決定します。
LC_CTYPE
文字の分類、大文字と小文字の変換、その他の文字属性などを定義します。
LC_MESSAGES
メッセージに使用する言語を決定します。
LINES
選択リストの表示用のカラムの長さを決定します。選択リストは、LINES 変数で指定された行の約 3 分の 2 がいっぱいになるまで縦に表示します。
MAIL
メール・システムが新しいメールの到着を検出するのに使用するファイルのパス名を指定します。この変数がメール・ファイルの名前に設定されていて、MAILPATH 変数が設定されていないと、シェルは指定されたファイルの新しいメールをユーザに通知します。
MAILCHECK
MAILPATH 変数または MAIL 変数で指定されたいずれかのファイルの変更時刻の変化をシェルが確認する頻度を秒数で指定します。デフォルト値は 600 秒です。この時間が経過すると、シェルは次のプロンプトを出す前に確認を行います。
MAILPATH
コロンで区切られたファイル名のリストを指定します。この変数が設定されていると、MAILCHECK 変数で指定された期間 (秒単位) 内に、指定されたファイルへの変更が発生していれば、シェルはそれをユーザに通知します。個々のファイル名の後には ? と、出力されるメッセージを続けることができます。変更されたファイルの名前として定義されている $_ 変数に入れる変数置換が、このメッセージに対して行われます。デフォルトのメッセージは、you have mailin $_ です。
NLSPATH
LC_MESSAGES の処理のためのメッセージ・カタログのロケーションを判別します。
PATH
これは、コマンドの検索パスを示します。ディレクトリ・パス名をコロンで区切って順番に並べたリストです。シェルはコマンドを探すときに、指定された順序でこれらのディレクトリを検索します。リスト内のヌル文字列は、どこにあっても現在のディレクトリを表します。
PS1
1次システム・プロンプトとして使用される文字列を指定します。このパラメータの値は、パラメータ置換のために展開され、1 次プロンプト文字列を定義します。デフォルトは $ です。1 次プロンプト文字列内の ! 文字は、コマンド番号で置き換えられます。
PS2
2次プロンプト文字列の値を指定します。これは、デフォルトでは > です。
PS3
select ループ内で使用される選択プロンプト文字列の値を指定します。これは、デフォルトでは #? です。
PS4
この変数の値はパラメータ置換のために展開され、実行トレースの各行の先頭に置かれます。省略した場合は、実行トレースのプロンプトは + になります。
SHELL
環境で保持される、シェルのパス名を指定します。
TMOUT
シェルがアクティブでない状態で何秒間まで待てるかを指定します。それを過ぎるとシェルはタイムアウトになります。 TMOUT 変数がゼロ (0) より大きい値に設定された場合は、PS1 プロンプトが出た後、指定秒数内にコマンドが入力されないと、シェルは終了します。 (シェルは、この値を超えることがないような最大限界でコンパイルできることに注意してください)。 注 : タイムアウト期間が満了した後、シェルは 60 秒間休止してから終了します。
VISUAL
この変数の値が emacs、gmacs、vi のいずれかで終わっていると、対応するオプションがオンになります。
シェルは、PATH、PS1、PS2、MAILCHECK、TMOUT、IFS の各パラメータにデフォルト値を提供しますが、HOME、SHELL、ENV、MAIL の各パラメータはシェルによって設定されません (HOMEパラメータは login コマンドで設定されます)。


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