作成２ 背中～穿孔
これは古代の火起こし機です。先頭に銅の管をつけます。これはホームセンターに売っているもので造れます。「はずみ」による回転の原理が分かれば多彩なサイズのものが造れると思います。
固定はアクリルの板を使うと穴の位置が上から見えて便利です。この穴に研磨材を入れていきます。固定がしっかりしていないと穴がずれたり、ブレが大きくなります。
穿孔には金剛砂と翡翠や砥石のくずを混ぜたものを使います。カーボランダムの細かい粉を混ぜると、完成時が少し綺麗に仕上がります。このときあまり水を入れすぎるとあまりうまく削れません。 またこの銅に金剛砂の組み合わせはかなり理にかなっており、柔らかい金属と堅い研磨剤の組み合わせは実に効率的であることが分かります。（ちなみに感覚ではなく実際に工業でもこれと似た方法でものを切断しています）
かなり時間をかけてごりごりしていくと穿孔できます。このときに勾玉は産声を上げます。もうそこには魂が宿っています。
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