一般質問（防犯対策について）
一般質問
1. 防犯対策について（防犯灯・防犯カメラ・電車犯罪等）
2. 行政改革について（ＡＢＣ分析・ＰＦＩ）
委託全般・病児、病後児保育について
3. 市川市の法体系における情報公開趣旨について
おはようございます。市友会の坂下しげきでございます。通告に従いまして、一般質問を致します。
まず、防犯について、第一の市川市の犯罪傾向と対策について質問を致します。
市川市の今年1月から10月の犯罪を調べてみますと、刑法犯罪で千葉県警が認知している件数だけでも既に1万1千件を越えております。これは、人口が市川市より多い松戸市の犯罪発生件数より1千件も多い状況であります。
そして、市川市の犯罪傾向を近隣の松戸市や船橋市と比べると、凶悪犯である路上強盗や強姦、又窃盗犯である空き巣や、住居侵入罪などが多くなっております。更に、前年度と比べても、犯罪認知件数は10パーセント以上の増加となっております。
まず、第一の1点目と致しまして、凶悪犯や、窃盗が増加している、市川市の犯罪状況について、市としての現状把握及び、対策について伺う予定でしたが、先順位者へのご答弁で大体把握致しましたので、ご答弁は求めませんが、市川市民誰もが安心して生活できる環境づくりの整備を強く要望致します。
次に第二の防犯灯などの設置についてお尋ね致します。
本市では、市川市防犯灯設置費等補助金交付規則により、防犯灯の設置、維持、管理に補助金が交付されておりますが、平成15年度予算は、14年度決算額と横ばいであり、自治会の設置要望に答えられていない現状にあります。
又、他市町村が防犯活動で注目しているものに、防犯カメラの設置があります。今回総務委員会で視察に参りました宮崎市や、近隣では、千葉市がこの11月に、防犯カメラの設置をおこなっております。
宮崎市では市民課窓口にも防犯カメラを設置しております。市川市でも、住基ネットサービスが始まり、今後は行政手続の簡便さが手に入る一方で、セキュリティー面でリスクを負う形になります。
詐欺等の犯罪を市民課窓口で未然に防止するためにも、本市での市民課窓口への防犯カメラ設置は大きな意味を持つことになると考えられます。
そして、現在、新しい形の防犯灯としてスーパー防犯灯が普及し、犯罪の抑止力及び検挙に実績を挙げております。スーパー防犯灯の内部には、防犯カメラ及び緊急通報装置が設置されており、防犯カメラは常時作動しております。
緊急時にはブザーを押すことにより、警戒音が鳴り、警察署に周辺の状況が映し出されると共に、警察官と通話ができる仕組みになっております。
子ども用の、子ども緊急通報装置もあり、学校施設や学校周辺の設置も有効であると考えられます。
また、外環道路の用地買収により人家が無くなった通りでは、日中でも痴漢被害が増加していると言うことです。
警視庁の調査研究報告によれば、これらの防犯カメラや緊急通報装置の厳格な運用により、この半年間だけでも、防犯カメラの提供データの内、32パーセントの映像が、逮捕及び犯人の特定に寄与したということです。また犯罪の抑止効果も期待されるところであります。
そこで第二の1点目と致しまして、防犯灯の設置要望と予算付の現状について
第二の2点目と致しまして、市庁舎特に市民課窓口及び、犯罪多発地域での防犯カメラ設置について
第二の3点目と致しまして、スーパー防犯灯などの学校施設周辺への設置について
以上3点についてお答え下さい。
続きまして第三の電車内・駅における防犯に対する市の取り組みについてお尋ね致します。
現在、市川市内を走る各交通機関における車内犯罪被害は後を絶ちません。市民の生活環境を守ることは、市の使命であります。
そして、現実問題として、通勤時の痴漢被害は深刻な状況にあります。この人権侵害は、痴漢行為による人権侵害と、冤罪による人権侵害とがあります。
日本では痴漢犯罪に対する認識度は未だ低い状況にあり、原初の問題である痴漢犯罪そのものに対する防御が未成熟であるがゆえに、冤罪被害も後を絶たないという悪循環に陥っていると言っても過言ではありません。
電鉄会社に調査したところ、市からの積極的な要望があった場合は、それを受理する用意があるということでした。
そこで、第三の１点目と致しまして、電鉄会社に対しての要望を含めて、電車内、駅における市川市の防犯の取り組みについてお答え下さい。
第三の2点目と致しまして、女性専用電車の要望について
第三の3点目と致しまして、迷惑防止条例の制定など今後の市の取り組みについて
以上三点につきましてお答え下さい。
第四の自治会の防犯活動についてお尋ね致します。
国府台町会・鬼高自治会をはじめとして市内各地の自治会におきまして、防犯活動が自主的に行われております。自分達の生活は自分達で守らなくてはと、非常に防犯意識の高い地域が増えております。
しかし、自主防犯やパトロールを行うにしてもある程度の予算が必要になるかと思います。
そこで、第四の1点目と致しまして、自治会の防犯活動に、対する助成についてお答え下さい。
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