シングルパパと娘の「しましま共和国」２

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Jun 22, 2010

ハイサイ☆ですが…沖縄６５年目の夏。

カテゴリ：パパのスペース

ハイサイ☆…ですが日記の内容は何時もと違います。
今週は梅雨も明けて太陽が眩しく本格的な夏になったようです。

今日の沖縄は休日…慰霊の日です。

昭和２０年６月２３日、糸満市の摩文仁（まぶに）で旧日本軍の最後の組織的戦闘が行われ約３ヶ月に及ぶ激戦となった沖縄戦が一応の終焉を迎えた日です。

昭和２０年４月１日、アメリカ軍は陸軍４個師団、海兵隊３個師団等、合計２０万人の兵力で沖縄本島に上陸を開始しました。
それ以前には多数の爆撃と艦砲射撃を受けています。

迎え撃つ日本軍守備隊は陸軍約８万６千人、海軍約１万人の１０万人弱…。
他に中学生以上の県民男子の２万人以上が兵士として戦場に投入されました。
また高等女学校の生徒５４３人も看護婦として従軍。

マリアナ諸島のサイパン、グアム島等の戦闘と同じく民間人が居る場所での戦闘になり、沖縄県民の戦没者は約１５万人と推定されています。
日本軍の戦死者は現地招集の兵士を含めて約９万４千人、対するアメリカ軍も１万２千人の犠牲者を出しました。

海軍守備隊の指揮官だった大田実少将は多くの民間人を巻き込んだ悲惨な戦闘を目の当りにして、自決する前に本土に送った報告電文の最後に「沖縄県民かく戦えり、県民に対し後世特別のご高配をたまわらん事を」と結んだそうです。

沖縄戦…世代も違いますし、横浜からは遠く離れた場所です。
直接の関係は有りませんが、若い頃に沖縄戦で戦死した諸先輩方の慰霊をしていた事があります。
今年開港した茨城空港は航空自衛隊百里基地と併設されています。
百里基地は旧日本海軍の航空隊跡地に作られています。
昭和１４年１２月に百里原航空隊が開隊し９７式艦上攻撃機の訓練基地になりました。
戦局が悪化した昭和１９年、実戦部隊になり教官たちは海軍特別攻撃隊の忠華隊、皇花隊、正気隊として南九州に移動、沖縄への特攻作戦に参加し若くして南の空に散っています。

基地には慰霊碑が有り、２５０キロ爆弾を積んだ飛行機に乗って自ら体当たりをする行為に臆すること無く、任務を遂行する心境になれるか、慰霊をしながら同世代として考えさせられた記憶があります。

国を守る＝大切な物を守る…大切な物は人それぞれだと思います。

ふと、思い出したのですが当時とは年齢も増していますし、立場、環境も違います。
機会を見付けて改めて考えてみようと思いました。

長々と戯言を書き続けてすみません。
また、読んで頂きありがとうございます。

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