Tapestry

Tapestry

座頭市




金髪の座頭市、それ見るだけでも期待してたんだけど、
意外と風景にマッチしていてびっくり。
たけしって、何やらせても渋い&面白いんだから、感心する。

ストーリーは正統派の時代劇。町を仕切るやくざと、彼らに貢ぐズル賢い商人。
悪徳(でもないか?)代官もしっかり登場。お決まりの綺麗な娘さんの仇討ち。
久々のそういった時代劇、分かりやすくて面白かったよ~。
日本語で映画を観れるのって、スッキリしていい。(笑)

けれどもちろん、映画自体はお決まりじゃなくて笑い所満載。
刀を抜く時に間違えて仲間を切ってしまうとことか、
侍に憧れる変なバカ息子が槍持って走り回っているとことか(金太郎みたい)
ベタな笑いがツボにはまりっぱなし。
そして、何といっても面白いのが「わらじのタップダンス」だよなぁ~。
映画全体に溢れるリズム感もいいし、そういった和洋折衷のバランスもサイコー。
ホントの楽しさ、エンタメを表現出来る人だよね、北野監督って人は。

あまりくどくど書いてもつまらない、ただ一度観たら、誰にでも解る面白さ!
サイコーの娯楽映画だよ、これは。

監督、今度は、この娯楽性にもっともっとブラックユーモアをプラスした映画、
作ってくんないかなぁ・・・。

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: