Tapestry

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サンタフェ・キャンプの旅<1>

キャンプ出発当日 7/23/2004


7月23日、金曜日の早朝(といっても、4時出発の予定が5時に。^^;)
キャンプに出発。
目指すのは、ニューメキシコのサンタフェ周辺だ。

5時半になると、辺りはもう明るい。フラッグスタッフを通過し、
Interstate-40に乗る。

興奮して寝てくれないプーとピグレット。
7時ごろに早々と休憩&朝ご飯のおにぎりを食べる。
その後、ピグレットは寝てくれたが、プーの目は相変わらず冴えている。

広大な砂漠を横切るI-40の周辺には、
インディアンリザベーションもたくさんあり、
何もない砂漠に、ポツポツと彼らの家が見える。
ハイウェイ沿いにある看板には、インディアンジュエリーやポタリー、
モカシンやラグなどが売っているお店の宣伝と、
これまたハイウェイ沿いにあるガソリンスタンドやモーテル、
ファーストフードの宣伝ばかりになる。

レストエリアでサンドイッチの昼食を食べ、しばらく行くと、
やっとアリゾナ×ニューメキシコの州境に到着。
その辺りには何故か、「DINOSAUR WORLD」なるものがあり、
大きな恐竜があちこちにそびえ立っていた。

そこから更に3時間余り行くとやっと、ニューメキシコで一番大きな街、
アルバカーキを通過、I-25に入る。
それにしても、ここまでが予想以上に遠かった。

その後、山の方にあるキャンプ場に向かう事に。
しかし、前方を見ると、とてつもなく大きな雨雲が広がっているではないか!
そして、どこからともなく聞こえてくる、雷の音。
左手には、稲妻が何度も何度も走っている!!!

それでも進むしかないワタシ達、山道に入ると、
建物も車もぐんと少なくなる。
とうとう降り出した雨に、気持ちまでどんよりとしはじめながらも、
奇麗な山道の景色を堪能。

途中にあったお店の看板に

「Semi Fast Food」

と言うのを見つけた時には笑った。

「速いか遅いか、どっちやね~ん!(^_^)」

とみんなで突っ込んだ。

夕方4時半ごろに、やっとキャンプ場に到着。
ニューメキシコは夏時間を実施しているので、アリゾナとは1時間の時差があった。なので実際は5時半だった。
この日行ったのは標高8000フィートくらいの所にある
「JEMEZ FALLS」と言うキャンプサイトで、
広くてとても奇麗な松林の中にあった。
やはり雨が降ったようで、地面もピクニックテーブルも、全部濡れていた。

余談になるが、日本にいたときに見たテレビで、
アリゾナのツーソンでキャンプしていた兄弟が、熊に襲われたと言う
エピソードを紹介していたのがあったのだが、
それを見て異様に怖がったプーが、

「キャンプ行きたいけど、くまのいない所にしてね。」

と、ワタシ達に懇願していたにもかかわらず、なんとそのキャンプサイトは
「熊の出るキャンプ場」であった。(怖)

「夜寝るときは、決して食べ物を出しておかないように、熊が来ます!」

と言うような張り紙が大きくしてあった・・・。


(つづく・・・・・・・・。)



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