2013.02.11
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 海外映画による日本バッシングは、マイルドなものから露骨なものまで多種多様なものがありますね。

 外国(人)や外国製品を嫌う傾向は誰にでも少なからずあると思います。
 それは愛国心の裏返しであるとともに、優越感を得るのに手っ取り早い方法が、まずは他者を貶めることにあるということでもあります。

 本土の人間なら何とも思わない一言であったとしても、バッシングの槍玉に挙げられた方としては、その映画に対する期待感を一気に削がれた気持ちになるものです。
 それならいっそのこと、バッシングを前面に押し出してくれちゃった方が、視聴者としてはむしろ潔ささえ感じるかもしれません。


 日本バッシング映画といえば、日本製の高層ビルで発生した殺人ミステリーを扱ったライジング・サン、真珠湾攻撃を題材にしたパールハーバー(史実という点を抜きにしても)あたりがかなり露骨ですが、ハリウッド映画だけあってどちらも突っ込みどころ満載です。





 マイケル・クライトン作品としてはライジング・サン、ジュラシック・パーク、アンドロメダ・ストレイン、スフィアあたりの原作をよく読んでいましたので、当然ながらライジング・サンもかなり期待を込めて観たわけですが、ショーン・コネリの泣きたくなるような日本語には物凄くがっかりさせられました(彼は 007 で思い切り前礫を踏んでますね)。

 一癖も二癖もある日系人エディ役のケリー・タガワの演技が抜群だっただけに、ショーン・コネリの演技の甘さが際立つ結果となってしまい、本当~に残念な作品となっております。
 因みに、ケリー・タガワは独特の人相ゆえに悪役を演じることが多いですが、完全なバイリンガル俳優のため、日本語インタビューもソツなくこなしますし、脇役に徹することのできる類稀な俳優だと思います。


 ライジング・サンではケリー・タガワの流暢な日本語をあまり聞くことはできませんが、工藤夕貴主演の Picture Bride では思いっきり喋りまくっていますので、興味のある方は是非一度ご覧になってみてください(作品は実話ベースだけに見応えはあります)……と書いたのは良いのですが、残念ながら楽天での取り扱いがなかったため、以下にIMDb リンクを張っておきます。


[IMDb] Picture Bride [外部リンク]





 偏った日本バッシング作品が次々と輩出されていた中で、ガン・ホーやミスター・ベースボールあたりは、日本の企業精神や日本文化に対するオマージュ的作品になっていますので、日本人として一見の価値はあるでしょう。

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 ミスター・ベースボールは軽いタッチのラブコメディ映画ですが、高倉健が出ているというだけで必見ですね。ブラックレイン同様、彼は日本映画のみならずハリウッド映画も外しません。


 ただ、内容的にはやはりガン・ホーが個人的に好みですので、いつか機会を見てレビューしてみたいと思います。



 ここまで書いておきながら、本当にレビューしたい映画作品の話は次回になります。
 今回の記事はその前振りということで、軽く流していただければ幸いです。



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最終更新日  2013.07.16 10:27:49


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