合成ルビーの歴史
最近は消費者の目も厳しくなり
鑑別機関の進歩も加わり、
合成石もきちんと表示されているので
騙されて合成石を買うことはまずないと思います
では、昔はどうだったでしょうか？
まだまだ宝石が身近にでなかった時代お話をします
日本は明治大正の時代からかなりの量の
合成ルビーが輸入されていました。
昔は大きなルビーをそんなに高くなかったよとか、
母から譲り受けたのよ・・。
というようなものに合成石が
比較的見受けられるにはこのためです
但し、それらの多くは東南アジアのルビー産出国からで、
合成としてではなく天然のルビーとして輸入されたものだったからです
しかも天然ルビーと合成ルビーは
基本的に同じ化学組成、結晶構造をもつため
屈折率や比重などでは天然か合成かを
当時の鑑別方法では
見分けることができなかったのです。
もちろん現在は顕微鏡の拡大検査によって
殆んどは見分けることができるので安心して下さいね
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