ヒッパルコスの空

Sep 12, 2006
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カテゴリ: 天体/宇宙
シリウスA (大犬座アルファ星)は夜空でもっとも明るい恒星であり、有史以来、ずっとよく注目されてきた空の目印です。

紀元前2000年古代エジプトの民は、日の出直前に東の空に おおいぬ座 のシリウスAが輝く季節になると、ナイル川の水が増し氾濫し、洪水が起る事を知りました。
この洪水は、土地の土を肥やし、農作物を作るにはなくてはならない洪水です。そしてこれが365日毎に繰り返される事も知り、現在の暦の元にもなりました。こうしてシリウスAは人々から「ナイルの星」と呼ばれるようになったそうです。

私たちの太陽から、たった8光年しか離れていないシリウスAは近代になって小さな伴星シリウスBを持っていると分かりました。 連星系 の一部であるシリウスBは大変薄暗く、そして輝くシリウスAのあまりに近くに見えるため、アルバンクラーク氏が良く出来た巨大な光学反射望遠鏡の試験を行なっていた1862年まで実際には観測出来ませんでした。
それでも、地球周回中の X線望遠鏡 で見るとシリウスの状況はまったく逆です。上の画像は、チャンドラ宇宙天文台のX線画像シリウスBの画像です。


表面温度は2万5千 ケルビン 絶対温度あり、太陽ほどの質量を持ち、地球より少し小さい直径のシリウスBは最も近くにある 白色矮星 として知られています。
シリウスBは、星の最後の状態で、だんだんに冷えていって、黄色から赤くなりついには暗くなって、どんな望遠鏡でも見えなくなるでしょう。そして、暗黒物質の初期の見本になるかもしれません。

参考: X-Rays From Sirius B





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Last updated  Sep 12, 2006 09:30:19 AM


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