毎日、興味津々で見ております。

早速ですが
◆ペグの件了解しました。よろしくお願いします。
◆弦ですが、roto sound top tape(RS200)だったと思いますが、変更いだだいても結構です。
加藤さんの経験上最も良いと思われるフラットワウンド弦をチョイスして見てください。よろしくお願いします。 (2019年03月03日 16時25分41秒)

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

2019年02月25日
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カテゴリ: ギターリぺアー
◆今回のご依頼は、Gibson ES-175D  ギタードッグ入りのご依頼です
 この素晴らしいギターのオーナー様は
京都府福知山市大江町仏性寺1156
 LogCafe & 薪ストーブショップフローレスタ
 のオーナー様です。

●Gibsonのハードケース内部はピンクに限ると思ってるのですが、K2のレスポールはグレーなので
 微妙です

◆画像から確認して行きます



●このペグは、ES-175Dに搭載するペグに有らずです。GIBSON純正のクルーソンタイプで、六角ナット
 で締め込むタイプも用意されてますので交換します



●ブランコのテールピースは経年変化が全く有りませんので、純正品と交換されている様です。



●オクターブチューニングも完璧に合ってます


●弦高に至っては調整する余地は全く有りません



◆ドッグ入り開始です

 音色を耳に叩き込む為に試奏から入りますので、流れでトーンポットのガリガリ・ノイズから
 始めます。

●音色にしばし唖然としてしましました、K2が弾いても【音】だけは、ウエス・モンゴメリーにも
 ジム・ホールにも負けません。 各弦の開放音を出すだけならテクニックの差は縮まると思います
 【枯れ葉よ~】とか弾いただけで気分はジャズプレヤーです
 と試奏の事はこのくらいにしますが、フロント・リア共に素晴らしいです

●Fフォールとノブを撮影したい訳では有りません。トーンポットに纏わり付いてる埃を撮影たのですが





●ピックギターの内部の埃を吸い込むための、工房アイディアホースで吸い込んで綺麗に成りました
 でもガリは収まりませんので、工場の特殊配線修理の専門家の友人から勧められた接点復活剤で
 ガリ音を除去して行きます。
 接点復活剤は非公開とさせて頂きます。

●白いホース【洗濯機の排水延長ホース】からの接手部分には少し難儀しました


●ネックサイドのキズを補修します


●V&Tノブを外す時の工具です。真上に持ち上げる事が出来ますので
 ポットを破損するリスクが軽減されます


●ガリは完全に収まりました。

◆交換するペグのご案内です
 K2のレスポールに搭載されてるGibson純正ペグ【クルーソンタイプ】です


●裏側の画像です

●現在ES175Dに搭載されてるペグは六角ナット止めタイプですから、ブッシュ式タイプは穴径の
 関係で交換出来ません。画像の六角ナットタイプに交換したいと思いますが、宜しいでしょうか?


◆ハウリング対策

*基本に戻って何故ハウリングが起きるのでしょうか?
 ギターを弾くと音は信号となってシールドを経由してアンプに送られます。
 スピーカーから出力された音はステージ&自宅の部屋に広がります、その音はギターにも
 当然の事ながら振動となって伝わります。
 ソリッドギターでしたらボディに空間が余り有りませんのでピックアップがアンプから出た
 音を拾う事は少ないですが、ホローボディ【セミアコ/フルアコ/アコギ】は内部に空間を
 持たせて反響音が出る構造になってます。
 ボディの中にもPA&アンプからの音が入って来ますので、この音がボディを振動させて更に
 弦を振動させてピックアップが音を出力すると言う、悪循環が繰り返される訳です。

⊛解決方法は
 ①Fホールに音が入らない様に対策する
  振動し難いゴム系の材質の物でFホールを塞ぐ【音が悪くなるケースも有ります】
   ⊛ライブリハの時にどうにもならない場合は、Fホールをテープで塞ぐ何て荒業も
    有りますが、ラッカー塗装のギターでは接着が強力なガムテープを貼ると、剥がす
    時にクリアー塗装まで剥がしてしまいますので、接着が弱いテープを使う様にする

 ②PA&アンプからの戻り音をFホールに入れない様にする
  スピーカーからの距離、立ち位置等、ハウらないポジションを探す

 ③ディストレーション系のハウリングは最悪ですから歪ませ過ぎない様にする。

 ⑤ピックアップカバーがハンダ付けされて無いピックアップもハウリングを起こす事も有ります
  ソリッドギターでハウる場合は、ピックアプ裏を確認しますが、ハンダ付けしますと
  【ハイ落ち】する事も有りますので個人の判断で対策して下さい

●ハウリングが出るリアピックアップ裏です、まさか?と思いましたがハンダ付けされてました
 気になると確認しないと気が済みません。


◆ネックコンデションを確認して行きます。
 最初の試奏では低い弦高専門プレーヤーのk2は、フィンガーボードに違和感を感じませんでしたので
 自動的にOKと判断しました。
 数値に異常が有っても、それが弾き難さや音質に影響を及ぼさなければ、それは不問とする!
 と考えて居りますので気にしなかったのです。

●改めて測定しますと、レギュラーチューニングで、最大値1.5mmの順ゾリが有りました。
 にも関わらず弾き難さを感じなかったが本当の所です。

●ロッドの締付具合を確認します。初めての調整するギターでは必ず緩め方向に少し回してから
 締め方向に回します。理由は簡単です、もし目一杯を超えて締めて有ったら、ロッド折れとか
 凄い事になってしまう恐れが有るからです。
 殆ど限界近くまで締めて有りました


●ロッドの効き具合を確認するために完全フリーにして 測定しますと、弦を外した状態でも
 最大値で0.20mmの順ゾリです。
・・・ロッドの効きが弱いのかも?
 お使いの弦でチョーキングに難儀しますので、 ダダリオ ECG26 XL Chromes Flat Wound  013~
 が張ってあると思います。
 013~ミディアム弦を張ってチューニング後に僅か0.05mmしか順ゾリ方向に動かないネックの強度!
 Gibson恐るべしです。



●それならばと言う事で、ネックヒターを掛けてストレートに端正した方が簡単です
 15分/150℃以下でヒーターを掛けますが、温度管理は赤外線式の温度測定ガンを使います。
 最近この方法が面倒だなぁ~と感じる様になりつつ有りますので、専用工具を導入しようかと
 思ってます。



●ヒーターの上にあて木をしないと発火する恐れが有ります。
 メーカーの使用上の注意は守らないと大変な事になります。
 更にヒーターとフレットボードが直接接触しない様にステンレス板を敷いて有ります。


●最も効果的な位置にピンポイントでクランプ掛けします。
 中央のクランプはネックに掛けるために、デザインされたのかと勘違いする程便利です


●クランプの掛かり具合を確認します。
 重度の順ゾリでは有りませんので、24時間掛ければOkです。


◆搭載されているペグを良く見ましたら、なんでこんな長いの?したらロック式でした。
 メーカー名の刻印が有りませんのでメーカー不詳ですが、最初の見立てのメーカーでは無い事は
 確定です。
●画像は重複して使ってます

■ロック式ペグから通常のペグに交換しますので、張って有りました弦は再利用出来ません。
 ロック式のペグ穴に通す弦の長さは、通常のペグよりも短い位置から巻き始めますので
 ご理解頂けると思います。

◆ペグの型番をお知らせ致します
 Gibson PMMH-010 


◆ネックの修正具合です

●弦テンションが掛かって無い状態でストレートに修正されました



●ネックサイドバインディングのキズにエポキシパテで修正しました

◆7フレット付近のネック上部の打痕を修正しですが、打痕が付いてから時間が経過しますと
 木材が戻ろうとする、自己修復能力が下がるのと打痕が深いので完全に戻る事は厳しいと
 思います。
 演奏に支障が出る位置では有りませんので、パテ埋め修正してネックに変色箇所を残す
 事は避けた方が良いと思います

●打痕の周囲をマスキングします

●濡らした布にハンダ鏝で蒸気をで加えますと、凹んだ木材は元に戻ろうとする力が働きます
 ハンダ鏝を当て過ぎますとラッカー塗装を痛めますので注意が必要です


●完全にフラットまで戻りませんが、改善はされたと思います。

フレット&フレットボードの傷みを修正して行きます

●修正前です


●修正後です

◆ペグが入荷しましたので交換します



●ギヤ比がクルーソンタイプは【13:1】です。
 搭載されてましたペグは【16:1】の感触ですから、チューニングの感触が変わりますが
 直ぐに慣れると思います

◆弦を張る前にネックを確認しておきます

●ストレートに修正されてますが、弦テンションが掛かりますと僅かに順ゾリ方向に動きますが
 丁度良い塩梅になる予定です。

◆弦を張る前にボディを磨いておきます

●ブランコは弦を外しますとフリーになりボディを傷付ける原因になりますので、ウエスを挟んで
 おかないと駄目です


●ご指定の弦です


●弦が張られますとギターに戻って来たと言う感じがします

●Gibsonとクルーソンタイプのペグの組合せは見慣れてますので、何故か安定感を感じます

●エポキシパテに着色材を塗りましたが、経年変化に対応は難しいです

◆チューニングをしてセッティングの最終確認です

●6E/12Fです

●1E/12Fです

●ヘッドです

●クールです!
 ガリも無くなりライブで思う存分パフォーマンスを発揮してくれると思います。
 全く個人的な好みですが、リアが使えるギターは素晴らしいと思います。

🌸たいへんよくできまた🌸









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最終更新日  2019年08月13日 19時37分34秒
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※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:◆Gibson ES-175D ギタードッグ入りです(02/25)  
FLORESTA さん
このギターは20年ほど前にオークションで購入したのですが、ジャズギタリストの山口武さんに弾いてもらったところ、175は当たり外れが大きいものの、このギターはあたりやね!と言ってもらいました。
今はカフェで友人が弾いたり、子供が弦を叩いて遊んでいますが...汗)

山口さんは、今年、ロンカーターとルイスナッシュとアメリカでライブをするそうです。
昨年は大江でロン、ルイス、山口さんによるTHE TORIOのLIVEも聞きました。
ロンさんには、私が入れたコーヒーをお出しし、GOOD JOB!と言ってもらいました。

加藤さん
ログにいらっしゃったら、ロンさんに出したコーヒーをお出ししますのでぜひ味わってくださいね〜
(2019年02月26日 21時24分08秒)

Re:◆Gibson ES-175D ギタードッグ入りです(02/25)  
FLORESTA さん
ネックの状態ですが、山口さん曰くやや順反りと言ってましたが、プロは少しの反りでも気になるのでしょうか。
私も見た目はやや順反りに見えました。。。


(2019年02月26日 21時28分52秒)

Re[1]:◆Gibson ES-175D ギタードッグ入りです(02/25)  
FLORESTAさんへ

ネックの状態ですが、試奏した時に全く違和感を全く感じませんでしたので
スケールを当てて測定してませんでした。
乾燥する季節でネックコンディションが変化してる可能性が有ります。
再度チェックして見ます。

順ゾリの弊害は、5F~10F【ギター個々で差が有りますが】の弦高が
規定通りに下がって行かないどころか、12Fと殆ど変わらない事も
有りますので弾き難く感じたり、12Fの弦高を測定すると
【え~こんなに低かったの?】と言う事になりますので、修正が必要に
なって来る訳です。

ES175Dは今まで弾かせて頂いた数え切れないギブソンの中で
確実に3本指に入ります。弾いた直後に驚きを感じるギターは滅多に
出会えません。 (2019年02月27日 01時49分53秒)

Re[2]:◆Gibson ES-175D ギタードッグ入りです(02/25)  
FLORESTA さん
k2ギターファクトリーさんへ

お世話になっております。
やっぱり順反りしてましたか。。。調べていただきありがとうございます。
アイロンがけの方法は初めて見るため、UPされた写真を見て少々”びっくり”です!
でも、ここから先はK2さんにお任せしたこと、どうぞよろしくお願いいたします。

ペグは交換してくださ〜い。
更に良くなって帰ってくるのを楽しみに待っています。




(2019年03月02日 20時56分51秒)

Re[3]:◆Gibson ES-175D ギタードッグ入りです(02/25)  
FLORESTA さん
先ほどのコメントで大切な言葉が抜け落ちておりましたので、修正です・・・(^^;

【修正前】
でも、ここから先はK2さんにお任せしたこと、どうぞよろしくお願いいたします。

【修正後】
でも、ここから先はK2さんにお任せしたこと、安心して見ておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

これが送った時の気持ちです〜 (2019年03月02日 21時26分35秒)

Re:◆Gibson ES-175D ギタードッグ入りです(02/25)  
FLORESTA さん

Re[1]:◆Gibson ES-175D ギタードッグ入りです(02/25)  
FLORESTAさんへ

お世話になります
Gibsonペグ、roto sound top tape(RS200)取寄せの手続を
済ませました。
roto sound弦は一度使った事が有りますが、フラットトップが有るとは
知りませんでした。自分のピックギターに使って見たいと思います。
イメージ通りのリペアにあと一歩です。
楽しみにしていて下さい。
(2019年03月03日 21時48分53秒)

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