青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

2021年05月15日
XML
カテゴリ: ギターリぺアー
◆James  JE450 セッティングのご依頼を頂きました
 ギターオーナー様は、K・O様です
 入手されてからは、一番のお気に入のギターでメインでお使いになっておられます
 お仕事の帰りに工房の前を通られて【ここにギター関係のお店ってあった?】で、
 ご来店頂きギターの話や、仕事の話などさせて頂いてる時に、工房のギターを弾いて見たら
 こんなに弾き易くなるなら、お願いしたいと言う事でお持ち頂きました

◆画像から確認して行きます

●小ぶりなボディとシングルカッタウェーで弾き易いギターです
 見た目もキュートって感じですね


●ナットはタスクが使われてますが、純正では無い様に記憶してます



◆リペア前に試奏させて頂きましたが、特に弾き難い訳では無いのですが、何となく微妙って
 感じで、k2ギターファクトリー以外のお客様ですと【弾き易いギターですね!】と言うレベルです
 リペア前のセッティングは画像の通りです

●6E/12Fは、2.25mmです

●1E/12Fは、1.75mmです

●1フレットのクリアランスは、5A6Eが僅かに高い程度です

◆このセッティングで微妙な弾き心地の原因は、フレットボード上で弦が暴れてる事が原因です


●画像では判り難いのですが、フレットボードのR350のカーブに6本の弦が同じカーブラインに
 収まってません、コンマ何ミリの世界ですが、シビアにセッティングされてるギターでは大きな
 数字になります

◆タスクのサドルを調整して行きます

●前のオーナー様が交換してると思われます



●前オーナー様から、弦高は低くセットして有りますのと聴いている通り、努力の跡が有りますが
 底面を90度直角に戻して、R350カーブに戻してから、再セッティングをして行きます。


●底面90度直角を出してからR350カーブに合わせて整形して有ります


●弦を外しましたので、ストリングガイドを整形しておきます

●弦交換の時に弦が挟まって取れ難い事は無くなりました、ピンが収まる穴の周囲も面取りをして
 有ります



●Jamesと相性の良いエボニーでサドルを削り出しました


●高さの微調整が済んだサドルをセットします


●エレキギター並みの弦高で2.0mmです


●1E/12Fは、1.75mmです


●1フレットの6E&5Aは、セッティングが決まりましたのでクリアランスを調整しました


●フレットボード上で凹凸していた弦高も全て整って弾き易くなりました


●ボディワックスとフレットボードのオイル補給も済んでリペアの完了です

🌻今回のリペアは劇的に弦高を下げた訳では無く、一般的な常識では低い弦高のギターを
 高さを揃える事によって、弾き易さが天と地の差が出る典型的なケースです。
 K・O様の【そう言えば低いとは思ってたけど、弦が指板の上で高さがバラバラだった事は
       感じてました】が印象的で、慣れると気にならないのですが、気が付くと判る
       訳です。

◆試奏タイムです
 リペア前の試奏でK・O様の好みを知っていましたので、高音域の煌びやかな音を損なう
 事も無く、K2には抜けていたと感じた中音域も出る様になり、更に高音域の良さが際立つ
 様に生まれ変わりました。工房のcube60で音出ししますと、PAさんがこのままの音を出して
 頂ければライブでも目立つ存在に成るギターです。
 K・O様の【ギターってセッティング次第で此処まで変わるんですね!】満面の笑みがK2の喜びです

🌸ギターはセッティングがとても重要です🌸







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021年09月25日 08時50分54秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: