青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

2021年12月05日
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カテゴリ: ギターリぺアー
◆Gibson J-45 Vintage トップクラック補修のご依頼を頂きました


◆画像から確認して行きます

●アジャスタブルブリッジのJ-45です


●ビンテージの Gibson J-45です

◆リペア開始して行きます

●サウンドホール下からテールまでクラックが入ってますが、入ってから日が浅いため
 クラック面の隆起が発生してませんので、リペアは比較的容易です
 トップのクラックは気が付いたら、速攻でリペアに出して下さい



●工房の照明を落として貫通クラックで有る事を確認します
 完璧に光が漏れて来ます


●同じ箇所の画像です


●これは何かと言いますと、トップのテール付近にパッチとして貼り付けて有りました
 HBの意味は不明ですが、使われている接着剤が他のブレーシングと同じなので、
 USAナッシュビル工場で貼られていた様です


●クラック箇所の隆起を押さえ込んでおきます
 最適なリペアの手順を考えてます


●HBと書いて有るバック張り合わせ用の木材はテールの変色している箇所に貼り付け有りました


●予想通りブレーシングからトップ材が剥がれた事により、ブレーシングから浮いてトップの
 貼り合わせが離れた様です

 画像のトップセンターの右側だけ剥がれてます


●ブレーシングから外れたトップ材をスプールクランプで仮固定しますと、センタークラックに
 段差が殆ど出ない様に元の位置に戻ってくれます


●剥離したトップ材を2カ所のブレーシングに、同時に接着固定して行きます


●外側には完全に水平の出ている、人口水晶で平らに接着出来る様に固定します



●サウンドホール際のクラックから、内部にパッチを貼り付けながら、クラックにはニカワを
 摺り込んで固定して行きます


●サウンドホール際ですが、手を入れるとミラーに手の甲だけ写って、肝心の指先が見えません
 クラックのセンターにパッチを貼る工房オリジナルのアイディア工具が久しぶりに役に立ちました
 工具の画像は㊙非公開です


●順番にパッチで補強して行きます
 パッチの周囲にはニカワを塗り付けて行きます【プロのスパニッシュ・ギタリストが
 リペアをお願いしている工房の工法を参考にしました】


●センターのクラックにラッカーでタッチアップします

●タッチアップしたラッカーが盛り上がりましたので、マスキングテープを外して1週間
 完全に乾燥した事を確認してから、コンパウンドで慎重に仕上げて行きます



●クリアの段差を消すだけでよいので、超微粒の鏡面仕上げコンパウンドの手掛けで仕上げます



●リペアの完了です
 他にリペアが必要な点は有りませんでした

◆試奏タイムは省略します





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最終更新日  2021年12月25日 06時47分04秒
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