青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

2022年01月19日
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カテゴリ: ギターリぺアー
◆Martin HD-28 トップクラック&セッテング
この素晴らしいギターオーナー様は、HN/いっちゃん様です
 2017年8月にリペアさせて頂いてから、月日の流れは早く4年半も経ってます
 最近になって弾き難くなったのと、トップのクラックが気持ち広がって来た様に感じるので
 全体のセッティングを含めてのリペアのご依頼です

◆画像から確認して行きます

●出音の素晴らしさは変わってませんが、弦の張りっぱなしが災いして弦高が上がり
 弾いていて決してご機嫌では有りません



●ビンテージギターの範疇に入って来たギターです




 センターのクラックはこれ以上広がらない様に、特殊なパテを使って補修する方法を選択します
 クラックの右横の線は新たなクラックの様です
 木目が詰まったソリッドスプルースの宿命かも知れませんが、音質に影響が無いのが救いです


●ナットの消耗は無い様です


●サドルはリペアの状況によっては作り変える必要が有るかも知れません


●パッチとニカワで補強して有るのですが、自然の力には無力かも知れません
 此処が補強されていると、余った行先の無い力が、他の場所にクラックと言う事で
 出て来る事も有ります
 ゼンターのクラックの画像右側にも、パッチ補強が必要と判断しましたので 
 パッチ補強をして行きます

◆リペアを開始して行きます


 もたもたしてると直ぐに硬化します


●クラックにクリアラッカーを塗って行きます
 周囲よりも盛り上がるまで塗ります


●周囲の高さに合わせてコンパウンドで磨き込んで行きます
 今回は水砥ぎはしませんでした



●弦を外した時にロッドもフリーにして、1週間経過しましたが予想通りの展開に成りました
 ロッドを締めながらネックを調整して行きますと、殆どストレートに戻ってます
 マーチンのネックに時々起こる現象です

●この逆ゾリは弦のテンション分を見込んで、逆ゾリさせて有ります





●012~弦でレギュラーチューニングをしますと、弦高が下がり過ぎてバズリ放題なので
 サドルの交換が必要になりました


●ナットはロッドの調整で交換の必要が無い様にしたいです


●サドルを外しますと謎のスペーサーが有りました
 紙製なので一体何mmなのか見当が付きませんので、削り出すサドルの高さが計算出来ませんので
 オーバーサイズで作って測定値で削り出して行きます


●水牛ボーンのオイル漬けサドルです


●予定の弦高になるように整形しました


●6E/12Fは、2.10mmです


●1E/12Fは、1.75mmです


●1フレットのクリアランスもOKです


●トップクラックの補修後




●リペアの完了です




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最終更新日  2022年02月02日 07時14分58秒
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