青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

2022年02月01日
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カテゴリ: ギターリぺアー
◆YAMAHA FG502 ナット&サドル交換のご依頼を頂きました
ギターオーナー様は、Sawa様です
 Sawa様の青春のギターで、訳有って手放してしまい20年来同型のFG502を探して
 やっと手に入れたそうです。
 工房のギターデータバンクのIta様が、一目見るなり・・・珍しいねぇ~ これ滅多に無いギターだよ!
 発売当時5万円定価でオールソリッド!鳴りが凄いけど、直ぐに生産中止になったんだけど
 良く見つかったね!だそうです

◆画像から確認して行きます

●殆ど弾かれる事無く眠っていたギターの様です





●ヤマハはソリッドには興味が無いと思う程、ソリッドギターを作ってませんでしたが
 5万円定価でオールソリッドとは恐れ入りました


●クルーソンタイプですが、ツマミはしっかりYAMAHAしてます


●バックもこの通り良い材が使われてます


◆リペアを開始して行きます

●ナットをセットする時は、フレットボードに対して直角になる様に整形して行きます


●ピッタリ収まらない理由は👇です

●赤で引いたラインが重要で、フレットボードとネック材のラインの部分は、どうしても
 直角に削れ無いので、ノミを使て直角を出して行きます。また、ネック側はサンドペーパーを
 底面では無く側面に貼り付けた治具で直角を出していきます


●こんな感じで仕上げます






●ナットの交換が完了しました


●ネックバインディングが剥がれてますので接着しておきます

●隙間にタイトボンドを流し込む時は、バインディングが剝がれ無い位置にマスキングテープを
 貼って隙間を広げて行かないと、どんどん剥がれてしまうので注意が必要です


●サウンドホール側も同じです





●マウントされていたサドルは確かに斜めに立ってますが、それ程珍しい事では有りません



●ネックスケールで状態を確認しますと
 センター~1G側は、ストレートですが、6E側が0.18mmの隙間【順ゾリでは有りません】が
 有ります。これはフレットボードを350Rに整形する時の誤差or経年によるフレットボードの縮み
 かも知れません、いずれにしても弦高調整の時に考慮する必要が有ります

◆これはセッティング用の捨てサドルですからご安心下さい

●サドルの高さを決めて行きます



●6E&1E側共に工房標準の高さです


●1フレットの調整がしてませんので、0.48mmのスペーサーを挟んで試奏してみますが
 全く弾き易く有りません、理由は6E側の0.18mmの隙間が原因です

◆捨てサドルの高さに0.18mm分を考慮してサドルを削り出します 

●仕上がったサドルです


●6E/12Fは、2.10mmにセットしました
 僅か0.15mm下がっただけで全く違うタッチに成ります

●1E/12Fは、1.75mmでOKです

🌻1フレットの調整は数日のインターバルを取ってからに成ります


●仕上げの前に4Dのペグの取付が緩いので、ネジ穴を埋木してしっかりネジが効く様にします


●埋木して必要無いかも知れませんが着色しました


●埋木がアンカーに成りますので、ガッチリ固定されました


●1フレットの調整が済みました


●6E/12Fは、2.10mmのセットです


●1E/12Fは、1.75mmにセットしました


●ヘッドストックの仕上がりです


●フレットボードの仕上がりです


●リペアの完了です
 お渡しは数日間の経過観察を待ってからに成ります。

🌻試奏タイムです
 ボリュームがデカく出音が若いって感じがします、これは暫く弾かれて無かったギターに
 良く有る事と、弦が新品なのでまだ馴染んで無い事も原因かと思います
 いずれにしても、鳴らして行きますと、本来の出音になって来ますので楽しみですね









to be





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最終更新日  2022年02月05日 04時26分16秒
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