「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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気ままな旅人「ドレドレ日記」
中国(北京・西安・洛陽・黄河)の旅
~北京・西安・洛陽・黄河の旅~
「4000年の歴史」のある中国は、若い頃から、興味深い国なのです。
1999年(平成11年)6月に、北京・西安・洛陽を訪れました。
5月30日(日)~6月4日(金)6日間の旅です。
● 1日目 5月30日(日)
成田発(17:00)空路、大連経由北京へ 北京着(21:30)
◇ 北京駅
◇ 宿泊は「北京飯店」
● 2日目 5月31日(月)
兵馬傭坑博物館・秦始皇帝陵・華清池・西安碑林博物館・大雁塔
北京発(07:35)空路、西安へ 西安着(09:15)
西安より1時間半、兵馬傭坑に向かう
◇ 兵馬傭坑博物館
1974年、井戸掘りの作業中、偶然無数の陶器の兵士や馬車があらわれた。
死後の始皇帝を永遠に守るために作られた兵や馬の像は、すべてそれぞれ表情が異なる。
博物館前のカラフルなお店
麺を打っている
地下軍団の「兵馬傭坑」
25年前に偶然無数の陶器の兵士や馬車を発掘した「揚志発老人」
本にサインをしていただいた
◇ 秦始皇帝陵
中国統一を果たした始皇帝は、即位と同時に70万人の囚人を動員して自らの陵墓を作り始めた。
陵墓は高さ55メートル、周囲は2000メートルの巨大なものです。
◇ 華清池
愛の日々を送った玄宗皇帝と楊貴妃の冬の宮殿
奏代から続く温泉地
楊貴妃の像の前で
1986年2人が使用したと思われる浴槽が発掘された
2人が使用したと思われる浴槽
温泉が出ている
◇ 昼食
西安料理
料理店まえのカラフルな土産屋
西安は、数少なくなった城壁が街を取り囲んでいた
西安の人々
◇ 西安碑林博物館
宋時代の孔子廟をもとに建築された博物館
目を見張る石碑の林立と古代からの歴史文物の集大成
碑林には、漢・隋・唐・宋・清代までの名筆が刻まれ、全部で65万以上の漢字があるといわれている
碑林博物館
「虎」の一筆書き
◇ 大雁塔
三蔵法師の偉業を讃える西安市のシンボル的存在
慈恩寺境内にある大雁塔は、インドより経典を持ち帰った玄宗三蔵が翻訳した仏教経典600部あまりを、納めるために建立された
大雁塔は最初5層の塔で則天武后の時代に10層となり、その後戦火にあい7層となった
高さ7メートル7層の塔は上部まで登れる
私は最上部まで登りました
足跡がありました
◇ 夕食は「餃子宴」
夕食後、オプションで「唐歌舞ショー」を見る
◇ 宿泊は西安喜来登大酒店(西安シェラトンホテル)
シェラトンは、漢字で「喜来登」と書きます
● 3日目 6月1日(火)
◇西安市内観光(バスで)
西安は中国でも数少ない城壁の残る町
明代建築の城壁は1周約12キロメートル、城壁上の遊歩道の幅は12メートル
バスで市内観光
「西の城門」
「西遊記」で有名な三蔵法師もこの西の城門をあとにシルクロード、天竺への長い旅に出発した
「鐘楼」
西安城内のほぼ中心に位置し、明の時代には鐘楼の鐘を鳴らして庶民に時刻を告げたという
この台座上の「鐘楼」は36メートルあり、釘が一本も使われていません
◇ 列車で‘洛陽’へ行きます
軟座(グリーン車)です
● 4日目 6月2日(火)
洛陽・白馬寺・黄河・龍門石窟・窯洞
<洛陽>の観光
<洛陽>は、洛河の北に位置し、古来から兵家必争の地
9つの王朝(東周・後漢・魏・西晋・北魏・隋・唐・後梁・後唐)が、都を置いたところ
◇ 白馬寺
仏教伝来の源
西暦68年に建立された中国で最も古い仏教寺院
伝説によると、天竺から2人の僧が白馬に経文を積んでこの地にやってきて、仏教を伝えたという
境内にある「大雄殿」(伝統的な四合院形式による建築物)
「鐘楼」
◇ 雄大なる「黄河」
‘おみやげ’は「黄河」の水
◇ 「洛陽」の街
<牡丹大酒店>704号室から街を眺める
活動的な街の様子
◇ 龍門石窟
中国の三大石窟(敦煌の莫高窟・大同の雲崗の石窟・洛陽の龍門石窟)の一つです
現存する石窟は、計1352ヵ所
全長は1キロメートルにも及ぶ
唐代までに彫られた仏像は約10万体
お土産やさん
◇ 窯洞(フートン)
中国の地下住宅
日中31度でもここでは夏でも20度
纏足のおばあさんの足と比べる
纏足は美人の印
部屋の中
ベッドルーム
● 5日目 6月3日(水)
北京・天安門広場・万里の長城
昨夜は陸路で洛陽から北京入りです
軟臥(グリーン車・コンパートメント)二段寝台車に乗りました。
北京入りし、<天安門広場>そして待ちに待ったフィナーレは「万里の長城」です。
◇ <天安門広場>
世界に名高い中華人民共和国のシンボル
南北800メートル、東西500メートルという世界最大の広場
北の天安門から南の前門まで徒歩で30分もかかる
広い広い<天安門広場>
「大和殿」は映画「ラストエンペラー」の即位式で知られる皇帝の儀式会場「故宮大和殿」真中で写真が撮りたかった
兵隊さんが行進していました
波と雲を背景に龍を彫刻した皇帝専用の通路だった
◇ フィナーレは「万里の長城」
月からも見える人類史上最大の建造物
紀元前5世紀、周の時代に北方騎馬民族の侵入を防ぐために築いた城壁が、長城の始まり
その後、秦の始皇帝が30万の軍兵と数百万の農民を動員して完成させた
全長約6700キロメートル(北海道~九州間の約2,5倍)
この都市の中で、特に長い間の夢であった‘万里の長城’は、壮観でした。
‘万里の長城’は、月からも見える人類史上最大の建造物だといいます。
人の手で作られたのです。
その巨大さと、権力の大きさは、もうビックリで、人間の可能性の奥深さを、つくづく実感してしまいました。
私が行ったのは‘万里の長城’のうちの「八達嶺」(はったれい)というところで、のろし台まで歩いて往復30分くらい。
下りてきた時にはもう足がガクガクでした。
● 5日目 6月4日(金)
北京発(08:30)空路、上海経由で帰国しました
成田着 14:20着
素晴らしい旅でした。
** 平成21年6月作成
** 10年前の‘中国の旅’なので、当時はデジカメは、持っていませんでした。
アルバムから写真を取り出して、デジカメの設定で「よみがえりショット」=古い写真を写します で、作成しました。
デジカメは(カシオ・エクシリム600万画素)
03'6 27 日記より
6月26日に、北京のSARS感染指定が、解除になった。
「4000年の歴史」のある中国は、若い頃から、興味深い国なのです。
1999年6月(丁度、今頃)に、北京・西安・洛陽を訪れました。
この都市の中で、特に長い間の夢であった’万里の長城’は、壮観でした。
’万里の長城’は、月からも見える人類史上最大の建造物だといいます。人の手で作られたのです。
その巨大さと、権力の大きさは、もうビックリで、人間の可能性の奥深さを、つくづく実感してしまいました。
私が行ったのは万里の長城のうちの「八達嶺」(はったれい)というところで、のろし台まで歩いて往復30分くらい。下りてきた時にはもう足がガクガクでした。
そのほか、西安の「兵馬傭抗博物館」洛陽の「龍門石窟」等、巨大過ぎて、信じがたく、初めて解る人間のすこ゛さでした。
こんな思い出のある北京は、もう一度訪問したい都市なので、心より感染指定の解除がなされたことを、うれしく思ったことでした。
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