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稲葉忍

稲葉忍

Mar 17, 2020
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カテゴリ: テレビ番組
今回のアナザーストーリーズのお題は太宰治。
1948年愛人と共に玉川上水で愛人と入水自殺した太宰治。彼の人生の節目には必ず女性がいた…ってことで3つの視点で太宰を分析するという内容。

・心中の相手だった山崎富江はどんな人だったのか・・って所からスタート。太宰がなくなった時富江はバッシングを受けたが、実際は「東京婦人美髪美容学校」創設者の娘で父から一流の美容師になるため英才教育を受けていたほどの人。情熱的な性格で戦後は結核に侵されていた太宰の世話を焼いていたし、持っていた貯金20万も太宰のために使うほど。
 太宰も太宰で富江と心中する前に何度も心中未遂を起こしているほど。心中相手が死んで自分だけ生き残った…ってこともあった。何度も自殺未遂を起こすって世の中に対して厭世的なものを持っていたのか?

・2つ目の視点は太宰が師事していた井伏鱒二。太宰が井伏に師事した動機は井伏の「山椒魚」を読んで・・・ということで、井伏は太宰をいろんな面で面倒を見ており、太宰がヤク中になった時は必死に止めたり、太宰が正妻・石原美知子と結婚したのも井伏の仲介があったから。その時井伏に誓約書のようなものを送っており、中身は
「 この前の不手際は、私としても平気で行ったことでは、ございませぬ。私は、あのときの苦しみ以来、多少、人生というものを知りました。結婚というものの本義を知りました。結婚は、家庭は、努力であると思います。厳粛な、努力であると信じます。
ふたたび私が、破婚を繰りかえしたときには、私を完全の狂人として、棄てて下さい。」というもの。結局正妻とは離縁しなかったものの、愛人を作っていては制約違反だよなぁ・・・
 太宰は青森の地主の6男。病弱だった母の代わりに乳母に育てられたが、乳母が何も言わず去ってしまったって背景があったため愛人を作ったのは少年時代のトラウマから逃れるため?と太宰の研究をしていた人がコメントされてた。

・3つ目の視点は私生活について。

 3度目の正直はなかった。これは当時の芥川賞の「前回候補に挙がった作家や投票2票以下の作家は候補としない」というルールがあったため。新聞で審査員を攻撃するって子供じみてるなぁ。
 数少ない友人だった檀一夫は太宰の入水自殺を聞いて、太宰の作品は死によって完結すると評していた。

私生活は借金まみれ、女性関係が派手と最低な生活を送っていた・・ってのがわかる回でした。





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最終更新日  Mar 18, 2020 11:57:24 PM
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