今回のお題はピンク・フロイド「神秘」(A Saucerful Of Secrets) 。 1968年リリース。本作からGtにデヴィット・ギルモアが加入。ギルモアは他メンバーとも旧知の間柄でシドとは音楽やギターのことで討論を重ねたほどの親友同士。 本作のレコーディングに入る前からシドの精神状態は悪化し、ステージで突っ立ってただけとか突然いなくなってしまうなどの奇行を繰り返すことになる。 ギルモア加入当初、ギルモアにはライブ専門のギタリストとして参加してもらい、シドには曲作りに専念してもらおうと考えていたが、シドの精神状態はそれすらできない状態であり結局シドは脱退することになる。 ジャケットアートはヒプノシス。
<曲目>
2.追想 - Remember a Day (Wright) 3.太陽讃歌 - Set the Controls for the Heart of the Sun (Waters) 4.コーポラル・クレッグ - Corporal Clegg (Waters) 5.神秘 - A Saucerful of Secrets (Waters, Wright, Mason, Gilmour) 6.シーソー - See-Saw (Wright) 7.ジャグバンド・ブルース - Jugband Blues (Barrett)
#7でリードを取ってるのはシド。途中にブラス隊の音が聞こえるが救世軍による演奏でシドの思い付きで呼ばれ、収録の折、シドは楽隊に思うまま演奏するように指示したが、PDのノーマン・スミスが反対し、譜面を起こした上で演奏してもらったという。ブラスの音がブツリと消える所は気味が悪い。 「And what exactly is a dream?/And what exactly is a Joke?(何が夢で何がジョークなんだ?)」って最後の歌詞にある。薬物中毒で精神状態がまともじゃなくなったと言うが、はっきりと状況を理解してると思うが。