LPでは2枚組みで1枚目がスタジオ、2枚目がライブという構成。 「Concerto Grosso Per I」と「UT」の間に挟まれ、語られる事の少ないアルバムであるが、魅力ある作品である。 スタジオ作は全体にアコースティックでロマンチズム溢れる曲が多いが、1曲「A Land To Live A Land To Die」はCOLOSSEUMを思わせるジャズ・ロックの大作である。 ライブ作は前半はブリティッシュ色の強いハードかつブルージーな曲が続く。 ラスト1曲は18分を超える大作であり、前半こそ荘厳なチャーチオルガンをフューチャーしたイタリアン・プログレらしいスタイルであるが、後半はハードさが増して行き、ZeppelinやPurpleをも連想させるブリティッシュ・ハードぶりである。