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2005.05.29
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ニセアカシアの木の皮剥


長野県環境保全研究所主催の「ニセアカシア林の林層転換~里山再生の試み~」に参加した。アカシアと言えば西田さち子さんの「アカシアの雨がやむとき」を思いだすけど、あの歌に出てくるアカシアの木がこのニセアカシアの木のようだ。

日本に持ち込まれた頃はアカシアと呼んでいたが、その後、本来のアカシアの仲間が導入されるようになり、区別をはっきりさせるために、種名を日本語になおして、こちらをニセアカシアと呼ぶようになった。

この季節に花をつけ、甘い香りで蜂を呼び繁殖する。長野県でも犀川、千曲川の川原に林立しており、なじみの風景だ。でもこの川原も本来は柳などの木が茂っていたはずだけど、ニセアカシアの強い繁殖力が他の木々を駆逐していった。

ニセアカシアは北米東部を原産とする木で、1870年代に日本に持ち込まれた。成長が早いことから砂防や街路樹などの緑化樹種として植えられた。かなり以前からの帰化なのですっかり土地の風景にとけ込み、薪や養蜂、花房の天ぷらと言った形で利用されてきた。

ところが…、
安易な樹種の導入が、地域固有の種多様性や生態系の破壊をもたらした。最近は果樹が収穫期に黒い斑点が出来る炭疽病の発生源であることが分かり、駆逐の動きも出ている。

この日したのは立ち枯らしという作業で、木の周囲の皮をはぐことで木を枯らす。そしてエノキやクヌギの苗を移植しニセアカシアからエノキ、クヌギの林に変えていく。一度に伐採しないし、枯れるまでには2ヶ月程度かかることで、ここに住む動植物にも急激な変化を与えないという効果がある。

一日、ナタで皮はぎを続けたので手のひらと腕の筋肉が痛い。





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Last updated  2005.05.30 06:25:35
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