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†Aina† @ あとがき… みなさま…こばわぁ♪ 予定よりだいぶ時間が…
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†Aina† @ あとがき♪ さて…「第1話」を公開しました♪ えと…………
2011/01/01
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『CRONOUS』~眠らない大陸の物語~
追加章・第2話「-苦悩-」


あの最終決戦から1ヶ月半ほど過ぎたある日の朝

「き、気持ち悪い…」

アイナはベットから起きると慌ててトイレに駆け込んだ

「・・・・・」

凛は何も言わずベットからトイレに駆け込むアイナの後姿を見つめる
ここ数日アイナは体調の不良を訴え続け外に出る機会も減っていた
しばらくして戻ってきたアイナに



凛はそう言ってアイナにガウンを羽織らせる

「でも…」

「はぁ…ここに居ても変わらないんだから気分転換よ」

凛はそう言って微笑み返す
アイナはしばらく考えると黙ってうなずいた
そして身支度を整えるとアイナは凛に見送られてホテルの外に出た
アイナは目を閉じて大きく息を吸い込む
体中に新鮮な空気が染み渡る…そんな気がした
ゆっくりと息を吐きながら目を開く日差しとそよぐ風がとても心地よく自然と気分が晴れていく
これといって特に予定は無い
とりあえずアイナの足はSSDのアジトへと向かった


「静かだなぁ…」

アイナはそんな事をつぶやきながら通い慣れた道を歩く
倉庫の前を通過しSSDのアジトに到着する

「うん?」

アイナは入り口のドアにかけられた看板に気が付き覗き込む



看板にはそう書かれていた
アイナは窓から中を覗き込む
が、本当に誰も居ないようだった

「そっかぁ…悲魔さんは今忙しいんだっけ…」

アイナはしばらく考えたのち冒険に必要な物を買いに南門のローリンの店へと向かった

「今、ローリンならいないよ」

店の前に差し掛かったアイナにそんな声がかかりアイナは声の方を見る

「そ、そうなんですか?…困ったなぁ」

(「Σ(´ロ`;) …なんでこの方は壺の上にいるの?」)

アイナは声の主が店の前に置かれた壺の上に立っている事が妙に気になったが聞くに聞けなかった

「確か…悲魔さんのところの方でしたよね?」

壺の上にのったその人はにこやかな笑顔でそう聞いてきた

「えっと…はい、今は自分のギルドを作っちゃいましたけど…」

アイナは苦笑いでそう答えると

「悲魔さんはよく知ってるから…簡単な物なら貸しますよ」

「あ、ありがとうございます」

アイナは壺の上の方からPOTを借りると頭を下げて店を後にした

(「でも…なんで壺の上にのってたんだろ…」)

後ろ髪を引かれる思いを振り払いつつゲートへと向かう
そして、いつものようにゲート横にたたずむマエルのところに向かった時

「お!アイナさん…お出かけ?」

そう声をかけられた…しかし声をかけてきた主には覚えが無い
アイナは首を傾げつつ、うなずいて返事をする

「はじめまして…最近SSDに在籍する事になったトライアルです」

声の主はそう名乗ってアイナにお辞儀をした

「あ…はじめましてです」

アイナもトライアルにお辞儀を返す

「で…お出かけかな?」

「はい♪…といっても出かける先は決めてないんですけど…」

アイナは苦笑いで答えた

「いつもはどの辺りに?」

「えっと…パラさんと一緒ですけど…リティスさんの居るところかな…」

「ふむ…なるほど…」

トライアルはしばらく考えると手をポンと叩き

「じゃあ今日はちょっと変わったところに案内するよ」

そう言ってアイナを手招きするとトライアルはSSDのアジト方面に歩き出した
アジトの前を通過し倉庫前を右折…トライアルはそのまま東門を抜けて街の外に出る
時折ついてくるアイナの方を振り返る程度でトライアルは先を急ぐ
そして墓地に入るとそこにある洞窟に入って行った

「あ、あのう…どちらに行かれるんですか?」

先を歩くトライアルにそう質問するものの
ニコっと微笑むだけで行き先の答えは返ってこなかった
しかたなくアイナはトライアルからはぐれないように後を追いかける
洞窟を奥へ奥へと進む…すでにアイナには帰り道すらわからなかった

「ゲスクを使えば…戻れ…あ…ゲスク無いや…」

アイナはさっきPOTしか借りていない事に気がつく…その時

「到着…ここから先はたぶん出合った事のないモンスターがいるから手出しはしないでね」

トライアルはそう言って微笑むとアイナがケタースに迷い込んだ時のような渦巻きの中に消えて行った
アイナは躊躇しつつも後戻りは出来ないため意を決して飛び込んだ

「ようこそ…この大陸でも謎が多いコバルトの洞窟へ」

トライアルはついてきたアイナにそう言ってお辞儀をした

「ここに出る敵はね…おそらく次にアイナさんが向かう事になるマ=ドゥラヴァスに出る奴等がいるんだ」

トライアルはそう説明すると奥へと進みながら襲い掛かってくるモンスターを倒していく

「とりあえず…ここがお茶の間w」

トライアルはそう言ってアイナを行き止まりの部屋に案内する
そこは妙に生活感のあるどこにでもありそうなテーブルが置かれた部屋だった
アイナは思わず苦笑いを浮かべる
そしてまたトライアルはモンスターを倒しながら洞窟を進む
次に案内されたのは怪しげな尋問道具のような物が置かれた部屋…
アイナはただ苦笑いを浮かべる
そしてまた散策が始まる
途中トライアルはここに巣食うモンスターの説明もしてくれた
ちょっとだけどアイナも参戦した

「やっぱまだ無理かw」

「はい…死ぬかと思いました…」

アイナは半泣きでそう答えた
トライアルは笑いながらアイナの頭をポンポンと撫でる
またしばらく歩き通路を右折したところでトライアルが足を止める

「あれ…なんかここは雰囲気が違う…」

「そう、この通路だけ妙に人工的なんだよね」

さっきまでの洞窟の通路とは違いここは明らかに人の手が加わった通路になっている

「ここは…玉座の間」

トライアルが案内した部屋には豪華なイスが1つ置かれていた

「なんか…変な部屋ばかりですね」

アイナは今まで案内されてきた部屋を思い出してそうつぶやく

「ふふふ…そうだねw」

アイナのつぶやきを聞いたトライアルは変な笑い方をした
しかしアイナにはその笑みの理由がまったくわからなかった

「さぁ…もう少しで全部案内できるからがんばろうw」

トライアルはそう言ってアイナの背中を叩く
2人は玉座の間を後にしてまた洞窟の通路に戻る
どのくらい歩いただろうか道の先につり橋が見えてくる
かなりの激流なのだろうか…激しい水の音が聞こえてくる
そしてアイナがつり橋にさしかかった時…目の前にとても神秘的な美しい滝がひろがっていた

「わぁ…キレイ…」

「この滝にはすごい力があってね…願い事を心の中で1分間に300回繰り返せたら叶うんだよ」

トライアルはまじめな顔でアイナにそう言った
アイナは滝に向かい胸元で両手を握ると目を閉じた

(「みんなが幸せになりますように…みんなが幸せになりますように…みんなが幸せになりますように…」)

そしてアイナが目を閉じてから30秒ほどたった頃

「ウソ…」

トライアルはボソッとそうつぶやいた

「Σ(´ロ`;)」

その言葉を聞いたアイナは二の句が継げずにただ呆然とする

「いや…普通すぐに気がつくだろ…300回だぜ…無理だってw」

トライアルはショックを隠しきれないでいるアイナにそう告げて笑う
そしてほっぺたを膨らましてむくれるアイナの手を引いて先に進む

「ここがゴール…ここがコバルトの洞窟って呼ばれる由来のコバルト鉱石の結晶さ」

トライアルはそう言ってアイナを部屋に案内する

「おっきい…キレイ…」

アイナは目の前にそびえるコバルト鉱石の結晶を見てウットリとする

「とりあえず目標になるだろ…次は自分の力でこれを見に来るってねw」

「うん…私がんばる♪」

アイナは笑顔でうなずいて返事をした

「そしてこの部屋には実はまだ秘密があってね…」

トライアルがそう言い掛けるとアイナは目を輝かせる

「この部屋の真上がカイラの家なんだよ…あいつが合成の失敗した副産物として冒険者に渡す鉱石の破片をコレから取ってるのさ」

トライアルがそう言うがアイナは理解できずに首をかしげる

「つまり…合成した振りをして俺達冒険者が命がけで手に入れた高価な素材と手数料を騙し取ってるってわけ…でその素材は闇ルートで転売」

「Σ(´ロ`;) …カイラさんって悪い人だったの?」

「そうさ…あいつはひどい奴なんだよ…」

アイナはトライアルの口から聞かされた衝撃的な真実に驚きの表情を隠せないでいた

「なぁんちゃっ…」

トライアルがウソだという事を告げようとした時

「でも…考え方を変えると…洞窟を抜けなくてもここには来れるって事かぁ」

アイナは暗くてよく見えない部屋の天井を見つめてそうつぶやく

(「って…コレは完全に信じてるって顔だな…まぁカイラの家に上がりこんでここに来ようなんて考えないだろうし…ひどい奴には変わりはないし…遠からずウソではないからいいかw」)

「という事で…コバルト洞窟ツアーはここで終了です…戻るよw」

トライアルはそう言ってアイナの肩を抱くとゲスクを使って街に戻った
アイナはゲート前でトライアルと別れるとホテルラピスに戻った

「なにか良い事でもあったかしら?出かける前とは表情が見違えてる」

凛は微笑んでアイナを迎えた
アイナは今日見てきた事を凛に話して聞かせた
話を聞いた凛の表情が変わった事にアイナは気がつかなかった
気分転換が出来たからなのかその日の夜は自然と眠る事ができた

そして夜が明ける…

久しぶりの熟睡を凛に無理やり起こされてアイナは目を覚ます

「凛ちゃん…おはよ…」

「おはよ…じゃないわよ…出かけるわよ!」

「へ?」

「へ?じゃなくて…昨日の洞窟に案内して!」

(たかがコバルト鉱石…されどコバルト鉱石…私の腕を持って加工すれば…うふふふふ)

凛は怪しげな笑顔を浮かべている

「で、でも…道もわからないし…それにあの洞窟の敵はまだ私には…」

「大丈夫よw直行ルートであっという間でしょw」

凛の目はかなり本気になっている
アイナは凛の気迫に負け身支度を整えるとそのまま手を引かれて部屋を連れ出された

「あ!姐さん…おでか…」

ロビーにいたハイネがそう声をかけると

「ハイネ!あのウスラバカに言っておいて…今日の店番はあんただから!ってね!」

凛はハイネにそう言い放ってアイナを引きずりながらホテルを飛び出して行った
凛の勢いは止まる事なく一気に街を駆け抜けてカイラの家の前に着く

「あら…最近、見た目合成とやらで名を売ってる凛先生じゃない…今日はなにか御用かしら?」

カイラが嫌味っぽくそう凛に言うと
凛は鼻で笑い飛ばし

「おじゃましたくないけど…お邪魔するわよ」

そうカイラに言うと横を素通りして家に入ろうとする

「ちょっと!アンタ何よ!」

カイラは慌てて凛の肩をつかんで侵入を阻止する

「SSDの人から聞いて秘密を握ってるのよ」

「SSDですって?」

凛はカイラが力を緩めた瞬間に腕を振り払って家に上がりこむ

「さあ!どこが隠し通路なのかしら?」

凛はそう言いながら床を踏み鳴らしてその音を聞き比べる

「いい加減におしなさいよ!」

カイラがそう言いながら凛を押さえ込もうとしたその時

「探すのも面倒ね…吹き飛ばそっと」

凛は不敵な笑みでつぶやいた
次の瞬間…爆発音が街中に響く
カイラの家はかつて街を震撼させたジャルデウ事件を髣髴させる見事な半壊状態になっていた
そして一瞬にしてカイラの家の周りを野次馬が取り囲む
その中に爆発音を聞きつけてやってきた悲魔の顔もあった
悲魔を見つけたカイラが引きつった笑顔で睨みつけた
悲魔の背筋をなんとも言い様のない悪寒が駆け抜ける

おそらく…どんなに大陸が平穏になろうとも
自分に平穏の二文字は訪れる日は無いのではないか?
悲魔はそう思った


…『To Be Continued?』





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Last updated  2011/01/01 07:56:24 AM
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あとがき♪  
†Aina†  さん
あけましておめでとうございます♪
X'masプレゼントに続いての
ささやかなお年玉です♪

追加章ではこんな感じに
終わる事なくつづく大陸の姿をちょこちょこと
書いていこうかと思います^^

このお話の元ネタは
悲魔さんに初めてコバルト洞窟に案内してもらった時の
エピソードがベースになっています♪
今でもあの滝や結晶がキレイだったのを思い出されますね

ただ…この話を書くにあたって
最近、見に行ってきたんですけど…
なんか…結晶ちっちゃくなってません?^^;
やっぱりカイラが削ってるからかなぁ…なんてねw


…『To Be Continued?』 (2011/01/01 08:03:24 AM)

Re:追加章・第2話 「-苦悩-」(01/01)  
凛子 さん
ちょwww
なんかすごいキャラクターにされてるしw
破壊魔ですか私はw

遅くなりましたが連載お疲れ様でした
これからも応援してますので
がんばってね (2011/01/01 09:11:56 AM)

おおw  
traial  さん
遅ればせながら、明けましておめでとうございます<(_ _)>

やっと俺の出番が(/_;)

いやぁ、待ちましたよ、この日が来るのをw

次回からは俺が主人公って事で(×


それではまたー (2011/01/02 03:43:00 AM)

Re[1]:追加章・第2話 「-苦悩-」(01/01)  
†Aina†  さん
凛子さん
>ちょwww
>なんかすごいキャラクターにされてるしw
>破壊魔ですか私はw

>遅くなりましたが連載お疲れ様でした
>これからも応援してますので
>がんばってね
-----
ええ破壊魔ですw

がんばりますのでよろしくね♪ (2011/01/02 07:15:54 AM)

Re:おおw(01/01)  
†Aina†  さん
traialさん
>遅ればせながら、明けましておめでとうございます<(_ _)>

>やっと俺の出番が(/_;)

>いやぁ、待ちましたよ、この日が来るのをw

>次回からは俺が主人公って事で(×
>   

>それではまたー
-----
本編が終わったから…肩の荷が下りましたw
ゆえに暇をみていろいろ書けそうかなぁ…とw
主人公かぁ…どんなネタがいいんだろw (2011/01/02 07:17:37 AM)

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