抱きしめてDestiny

抱きしめてDestiny

名前だけの障害者自立支援法、改革


我々は以下の理由により精神保健福祉法第32条の見直しに反対いたします。
・ 精神疾患患者は働くことが困難な者が多く、経済的に苦しんでいるものが多い。精神疾
患患者は何よりも安心が必要とされ、経済的な圧迫がその安心を妨げ、回復を遅延させ
ることに繋がる。
・ 病状的に重い者にのみ32 条を適用しようという案が出ているようであるが、精神疾患
は軽度のうちの治療が何よりも効果的である。精神科というのはそもそも誰もが通うこ
とに抵抗を持ちやすい場であり、軽度の者は医療費が負担されなくことにより病院離れ
を起こす可能性が高い。その結果、症状の悪化を引き起こすことに繋がる。
・ 高所得者については32 条適用外にしようという案も出ているようであるが、高所得で
あるかどうかと症状の重軽は必ずしも結びつかない。また、たとえ高所得者であっても、
医療費の増減による病院離れが起こる可能性は否定できない。高所得であるからといっ
て経済的に恵まれているとは一概に限らない。
・ 世間の精神疾患に対する偏見はまだ根強く、家族内でもその偏見に苦しんでいる者が多
い。自立する能力を持たず、家族に生活を負担してもらっている者は、32 条の見直し
により家族からの扱いが冷たくなること、自分自身家族への負担が大きくなったことに
よる申し訳なさを感じること等により回復が妨げられることが予測される。
・ 国の財源の圧迫を防ぐために精神疾患を抱えるという社会的に弱い立場の人間への負
担を大きくしようとすることは明らかに人道的に間違ったことである。
精神保健福祉法第32条見直し断固反対!!


というわけで、反対運動してたわけですが、いったん衆議院解散で白紙にもどったものの、世間が優勢民営化とかさわいでる裏でやられました。
ちなみに、署名運動していた連携サイトさんがその当時はまだ野党といえた公明党。しかし、ここの裏に自民、公明連携の現実があったわけです。
そしてきまったものが
4月1日より32条廃止「障害者自立支援法」へ移行。
これは名前とはまったくことなって
障害や症状が重い人ほど、高額の負担をしなれけばならない、いわゆる「応益負担(定率負担)」の原則で作られた「世界初」の法案なのです。
※応益負担(定率負担)…サービスを受ける度に、一定の負担が課せられる(原則としては1割負担とされています)
障害者は働きたくても働けなかったり、薬をのんで無理に仕事にいってる現状です。なのに収入ごと(しかも32条では1個人の収入が世帯でみられる)ため、
法案の対照になる病気や症状があっても、収入によっては法案を受けれない可能性もあり、
実家にいる方で理解がなかったり、ぎりぎりの生活を送ってる方は
家族からも1割でも払いたくない、病院へはいかせない、など逆に不安のよぶ法律、
そして逆に病状の悪化、自殺願望さえ生まれている現状です。
この法案については前回の選挙前より野党側はさんざん反対と国民の声を訴えてきました。
民主党の馬渕議員は直接障害者とふれあい、今1番不安なことはなにか、
「病院にいけなくなったら、世間からつきはなされて行き場をなくしてしまったらひきこもりになってしまう」
そして「この法案で自殺者がでる可能性だってあります!」とさんざん訴えて頂いておりました。
しかしながら、昨年5月の厚生労働委員会で厚生労働省大臣は
「そうならないように配慮する」と断言したあげく、
結局馬渕議員の想定していたとおりの結果が今の現状です。
質疑内容は衆議院のビデオライブラリ をご覧下さい。
衆議院の解散、再選挙の予定は今のところわかりませんが、
近日、参議院選挙がありますので、そちらで、改革阻止のため、
野党を応援しましょう。
このままではこの法律のほか、消費税の値上げ、たばこ、酒増税、医療費値上げなどみんなを苦しめる法案がたくさんまっています。
みんなのためにも、今後の改革阻止はやっていきたいものです。
今日、名前だけの法律がまたうまれました。
民主党案の議員年金を完全に廃止する、というものが、自民党案の3年働いたら年金を続けるか8割もどすか選択するというまったく「議員年金廃止法」といえない自民党案の法案がうけいれられました。
議員年金は議員年金は現在、在職時に月約10万円を納付し、在職期間などに応じて、退職後に年間約412万~約741万円を受け取ることができる。国庫負担率は約7割で、国民年金や厚生年金と比べ、優遇されているとの批判が強いです。
国民年金とけたはずれです。
これを税金からとられちゃたまったもんじゃないです!

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