抱きしめてDestiny

抱きしめてDestiny

居候


すごくかわいいのに、自分の顔にコンプレックスを持っていた子。
ある日、フィリピンに旅行にいってぼろぼろな肌でかえってきた。
「こんな顔じゃ、仕事もできないし、外にもでれない、1週間とめてほしい」
私は情に弱い。
地方からでかせぎででてきて、東京に他に知り合いもいない、
とまる場所も職場しかない彼女をほっておけなかった。
「一週間化粧しないでいればきれいになるっていうから一週間だけ
お世話になっていい?」
っていわれて「うん」といった。

でも、一週間後も彼女の肌はひどくなるばかり。
私は皮膚科をすすめた。
でも彼女は保険証がない。
「高いならいかない。もうしんじゃいたい」
そんな心の病気になりかけていく彼女をほっておけなくて
今回にかぎり私の保険証を信用してたからこそかして
彼女は私のフリして病院にいった。
みるみるうちに回復していく彼女。
仕事をして私の家のそばにすみたいといった。
てっとりばやくお金をかせぐ方法デ、彼女の希望は水商売。

私は信用している仕事も紹介できるスカウトの友人を紹介して
短期でもお仕事ができるように手配してもらった。
「すごく感謝してる」
口癖のようにいう彼女・

それなのに・・・・
ある日とつぜん「明日からでていく。コレ以上迷惑かけらんないし」
了解した私。。。
でも、でていったあとまっていたものは着信拒否。
今まで彼女を友人と信じてきた人全員を拒否。
しまいにメールで
「私という人間を忘れてください。
私もあなたのこと忘れます。
コレ以上私を傷つけないで」
わからない。
信用してなかったら保険証なんてかさない。
傷つけたっていつ?どうして?
そしてわたしは第二の人間不信におちいった

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