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2010.10.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類

昨夜、ホテルに着くと娘がガイドブックをめくりながら

「あたし、ここにはどうしても行きたい」といいます。

「どこ?」と覗き込むと、

「チェスキー・クロムロフ」という記事が。

「世界遺産だし、ここに行きたいからついて来たんだよ」というので

「ふーん、でもオーストリアとの国境近くだから1日がかりで行かないと、パパが仕事中に二人だけでまる1日じゅう出かけていくのも気の毒だし。パパが空いている日があるかな?」ということで聞いてみると、翌日は何とかまるまるあけられる、とのこと。

 だけど問題はバスツアーがその日にあるかということで、

「世界遺産ほどの場所ならツアーはいっぱいあるんじゃない?」とホテルのコンシェルジェに聞いてみたら、パンフレットにありました。旧市街広場が集合場所になっているバスツアーが。

「出発時刻が9:30となっているわ」と娘。

 これで明日の予定はOKで、今日は画家ミュシャの美術館とカレル橋の塔に行くことに。

それで翌日を楽しみにでかけることにしました。


ポストカード【アート】アルフォンス・ミュシャ (Alphonse Mucha) / The Flower

こちらはカメラは全て禁止なので見るだけ。それでもポストカードは買ってきました。わが家の玄関にもミュシャのポスターが飾ってあるのですが、レトロな雰囲気がいい画家で、気に入っています。

 チェコ語の発音では「ムハ」と言うそうです。ところが、彼の作品は広告関係も多くあるせいか、この美術館の絵は数としては少ない印象を持ちました。

 ムハ美術館を見てから、小雨の中をカレル橋の塔に向かいました。しつこくぱらついています。

 カレル橋の塔の眺めは最高でした。この塔に乗らない手はありません。プラハ城、聖ヴィート教会、その向いの山の上のストラホフ修道院、ヴルタヴァ川(モルダウ川)が一望できます。ここであの「モルダウ」のメロディーなど口ずさみたくなります。

モルダウ川.jpg

モルダウのしらべ

塔への登り口です。

橋門ののぼり口.jpg

 古めかしいい窓から明るい橋を行きかう人々を見下ろす

古い窓.jpg

 中に展示された中世の衣装

中世の装束.jpg

王妃のドレス.jpg

 カレル4世の像です。キリスト教や教会を税制面で優遇したので、プラハの宗教建築がこれほど豪華けんらんになったそうです。

カレル4世.jpg

王冠。レプリカでしょうが。

王冠.jpg

橋門の塔の頂上。狭くてすれ違うのがやっと。

橋門の頂上.jpg

頂上から見た教会

ホールを見下ろす.jpg

眼下を派手な広告をつけたトラムが走ります。

トラム.jpg

橋をわたる船と人と。にぎやかで幸せそう。王様はこの景色が気に入っていたのでは。

カレル橋2.jpg

橋門のたもとにある建国の父ヴァーツラフ2世像

船のクルーズの船員さんたちがお客を集めていました。(でもちょっと寒そう)

待ち合わせ場所にもなっているよう。

ヴァーツラフ2世.jpg

橋の付近の美しい街並

美しい装飾のあるレストラン.jpg

この重厚な建物の中に実はスターバックスがあるんです。

グリーンのランプが見えるでしょう?

クラシックなスタバ.jpg

 連れ合いから長女の携帯に連絡がありました。

(この二人は世界携帯の家族割に入っているのです。わたしと次女と長男は別の会社の家族割というわけ)

「会議終わったからウマの前で待ち合わせよう」と言います。

「ウマの前?」と長女が答えると

「そう。旧市街広場の裏手に馬車が止まるところがあるだろ?あそこ」というわけで二人してウマの前で待っていましたが、暇なのでウマが首を振ったり、フンをしたりするのを御者がフン取りのひしゃくのような道具でひょいとすくい上げるのを感心して眺めていると、連れ合い登場。

 露地の奥に入った古風なカフェでパスタとシーフードリゾットですませました。

なにぶんホテルの付近は住宅街でほとんどレストランや店がないので連れ合いと待ち合わせて夕食を食べて地下鉄でいっしょにまたホテルまで帰るというパターンが便利なようです。

 明日はチェスキー・クルムロフに行くから早起きしよう、と約束して3人とも休みました。






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Last updated  2010.10.24 11:12:18 コメントを書く


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