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さて翌日は連れ合いが研究発表があるということで夕飯まで遊んでよし、と言われたので、娘は昨日のジョン・レノン似に教えてもらtったプラハ城近くのレース屋をさがすことにしました。
地下鉄でカレル橋の橋塔の近くに出るストロメンスカの駅で降りて、カレル橋をわたりのんびり歩いていきます。
天気がよくなったので、
「プラハでもお天気がよい日があるじゃん」と娘に言うと、彼女は真顔で、
「だってママがもうすぐ帰るからだよ」と言われ、そうかとひとり納得。
まずプラハ城のすぐ近くにある美術館に行き、ルーベンスの絵を見て、それから城の向かい側の丘にあるストラホフ修道院の図書館の天井画が見たいので、その途中娘のほしい手作りレースを売っている店をさがすことにしよう、と決めました。
ガイドブックを見ながら、美術館を探すと、なんと、城のすぐわきが美術館でした。
それもなんというか,厳重といおうか、お役所的といおうか、全く宣伝する気がなさそうな美術館で、それが、むかしの宮殿を利用しているので、宴会場みたいなだだっぴろいホールに一人管理人がついていて、入っていくとドロボーみたいにじ~~~と見つめていて、なんか監視されているような気になります。
気にさわったので、いろいろ質問してやりました。
「これは何世紀ごろの作品ですか?」
「このホールで一番古いのはどの作品ですか?」
「この絵は色を復元してあるのですか?」
などなど。
ある部屋の管理人などは
「すみませんが、今何時ですか?」と聞いてきました。
(あんたの仕事、何?)
こういうところはかつてパンを買うのに行列を作った旧ソ連の影響かな、と考えてしまいます。
外国に自国の宣伝をする気ゼロですね。
それでも内部の作品は美しかったです。
これが美術館に見えます?鉄格子ですよ~。
宮殿を利用してあるので各部屋が階段で結ばれていて独立している。
なので見づらいといえばやや見づらい。(管理もやりにくいでしょうね)
みごとな天井画
聖者たちでしょうか。
こちらも天井画
こちらは室内装飾もみごと。
豪華な天井画
こちらはかなり古いんですか?と聞いたら
「かなり古いです」といいう答えが返ってきました。(!?)
こちらは本物のルーベンスだそうですが、外の光も入っていて、こんな展示で痛まないのか、と心配になりました。
こちらは大作。やはりルーベンスで大きなホールにどーんと飾ってあります。
やはりこの美術館の目玉のようです。
「フランダースの犬は?」と娘は笑っていました。
全館デジカメ(ノーフラッシュ)OKでありがたかったです。
やはりルーベンスは偉大ですね。