シーズンII STORY

シーズンII


CAST
ジャック・バウアー       ・・・・・・  キーファー・サザーランド
キンバリー・バウアー(キム)  ・・・・・・  エリシャ・カズバード
デイビット・パーマー大統領   ・・・・・・  デニス・ヘイスバート
ケイト・ワーナー        ・・・・・・  サラ・ウィンター
ニーナ・マイヤーズ       ・・・・・・  サラ・クラーク
トニー・アルメイダ       ・・・・・・  カルロス・バーナード
ミシェル・デスラー       ・・・・・・  レイコ・エイルスワース
シェリー・パーマー       ・・・・・・  ペニー・ジョンソン・ジェラルド


◆◆◆ S T O R Y ◆◆◆


8:00  「核爆弾 in L.A.!!数百万の命を救えるか!」

午前8時──束の間の休暇を息子と楽しんでいたパーマー大統領は1本の電話によって司令部へと急行する。政策スタッフも緊急召集された会議室でNSA(国家安全保障局)のレイバーンは「核使用のテロ計画が発覚、LAのどこかに隠されていて24時間以内に実行される」という情報をつかんだと報告する。関与が予想される中東の某国に対し先手必勝を進言するスタッフを制して「証拠がないのに軍事行動はできない、まずは爆弾の捜索を最優先」するよう指示、そして電話をかけた。──「ジャック、君の力が必要だ」──ジャックの長い過酷な1日がまたしても始まろうとしていた。──午前8時59分


9:00  「捜査開始、テロの標的を探れ!」

午前9時──CTUでは急ピッチでテログループのメンバーの特定が進められていた。するとジャックが以前潜入捜査した連中が浮かび上がる。脱獄してきたと見せかけて再び潜入捜査を開始するジャック。突然現れたジャックに警戒心を露にするエディだったがうまく取り入って仲間として受け入れさせる。一方、パーマー大統領は予定が突然変わった事について会見を開くが、ベテラン記者ウィーランドは警戒レベルの引き上げとの関係を嗅ぎつける。──午前9時59分


10:00  「最悪のシナリオへのカウントダウン・スタート!」

午前10時──核ではない大量の爆弾をバンに積みエディ達が向かった先はなんとCTU! 厳しいセキュリティーを巧妙に潜り抜けて連中は建物への侵入を果たす。ジャックは隙を見てCTUが狙われていることを知らせるが、NSAの妨害で大統領にもCTUにも届かない。一方、パノラマ・シティの倉庫では別働のテロ一味が核爆弾の組立てをしていた。そこへメイソンCTU支局長率いる市警が踏み込み、銃撃戦で核物質が飛散してしまう。──午前10時59分


11:00  「驚愕の黒幕!その正体は!?」

午前11時──CTUではトニーの機転で爆発寸前に避難をするが間に合わず、死者まで出す大惨事となった。CTUが爆破の標的になっていることを知りながら見殺しにしたレイバーンにパーマー大統領は激怒し解任する。爆発を見て顔色を失うジャックだったが、この作戦のリーダーであるウォルドの居所がわかるとエディ達を一掃して急行。そこでCTU爆破を持ちかけたのが誰かを知り、愕然とする。──午前11時59分


12:00  「CTU爆破!核爆弾テロとの意外な接点とは?」

午後12時──瓦礫の中で復旧作業が始まったCTUに、ニーナが移送されてくる。復讐に燃えるジャックが危険だと判断したメイソンはなんとか遠ざけようとするが、ジャックは「自分が尋問する」と強行に主張、複雑な思いを押さえ込んで対決する。別の線からテロ組織を探っていたトニーはサイエド・アリというテロリストと、彼に資金提供するワーナー家に目をつけ尋問に向かう。──午後12時59分


13:00  「機密漏洩!?政府内に暗躍する人物を探れ!」

13時──情報と交換に恩赦が認められたニーナはふてぶてしく開き直るが、ジャックの巧みな尋問で主犯格ファヒーンの居所を吐く。一方、パーマー大統領は突然やってきた元妻シェリーから「軍がLAから避難している」と聞かされ愕然とする。最高機密が漏れている! 内部の人間に不信感を覚えるパーマーは、不本意ながらもシェリーに別荘に残って真相を追究するよう求める。──13時59分


14:00  「新興テロ組織”第二の波”とは?」

14時──ファヒーンのアジトがあるビサリアへ着いたジャックは、ニーナに隠しカメラをつけて潜入させ核爆弾のありかを聞き出すように仕向ける。が、ニーナは隙を見て逃亡、逃げるニーナを背後から撃とうと構えるが、復讐心を抑えて身柄を確保する。パーマー大統領は内部の抵抗勢力の黒幕がNSA長官ロジャー・スタントンではないかと疑い、主席補佐官のノビックに調査を命じる。──14時59分


15:00  「第3の敵出現か!見えない敵の存在発覚」

15時──記者のウィーランドは「核の脅威」をニュース番組で暴露し、大統領がそれを隠そうとしていると報道する。やはり、裏切り者がいるのか? 有事を前に足並みが乱れる政府内部を危惧しパーマーは頭を抱える。ジャックは核爆弾のありかを吐かせるため、ファヒーンをLAに連行。機中でニーナに説得させ続け、ついに主犯の名前と居所を聞き出した。がその直後、飛行機は激しい振動と共に急降下を始める!──15時59分


16:00  「新たな敵か?謎の特殊部隊の正体は!」

16時──ジャックとニーナの乗った飛行機は何者かにミサイル攻撃を受け、謎の特殊部隊に襲われる。やむなくニーナの手錠をはずして2人で応戦するが、救援が到着するとニーナは持っていた銃をジャックに向け大統領と直接話すことを要求。爆弾情報と交換にジャックを殺しても免責にするよう求める。究極の選択を迫られたパーマー大統領の決断は・・・──16時59分


17:00  「テロリストのネットワークを探れ!」

17時──危機を脱したジャックは実行犯アリの隠れ家へ急行、監禁されていたワーナー家のケイトを救出するが、アリはすでに立ち去った後だった。ジャックは人相を知っているケイトの協力でアリを捜す。協力的な働きを見せたシェリーのおかげでジャック達を襲った特殊部隊『コーラル・スネーク』とNSAの関係が判明。大統領はロジャー長官への不信感を募らせる。──17時59分


18:00  「またしても、裏切り者発覚か!」

18時──裏切りを確信したパーマー大統領は、NSA長官ロジャー・スタントンを逮捕させるがロジャーは一切黙秘する。一方、ジャックとケイトはアリが潜んでいるモスクへ到着、礼拝が終るのを待って踏み込むが、アリは焼身自殺を図ってしまう・・・──18時59分


19:00  「強行突破!任務遂行の手段は選ばす!」

19時──死体が身代わりだと見破ったジャックは地下室に潜んでいたアリを捕らえる。ジャックはアリの家族を拘束し、核爆弾のありかを言わなければ家族を一人ずつ殺すと脅迫。ようやく場所を聞き出すとノートン飛行場へと向かう。──119時59分


20:00  「恐るべき事実に政府内部は紛糾!」

20時──拷問に根をあげたロジャーから驚くべき真実が語られる。「防衛政策を強硬にするため、わざと有事を招いた。だが核爆発は未然に防ぐよう特殊部隊に追跡させていた」と。だがその部隊とは3時間前から連絡が絶えており、ジャックはテロリストと同時にアメリカの特殊部隊とも戦わねばならないことに困惑するのだった。──20時59分


21:00  「限界!!タイムリミット目前!」

21時──ジャックは飛行場でついに核爆弾を発見、ただちに起爆装置の解除にかかるが・・・。一方、パーマー大統領はロジャーの陰謀に荷担したシェリーに別荘から去るよう言い渡す。病状が悪化したメイソンはトニーを後任のチーフに指名しCTUを去っていく。──21時59分


22:00  「ついに、核爆発!?」

22時──ようやく本物の核弾頭を発見したジャック。だが、起爆解除ができない。被害を最小限に食い止めるため、ジャックはセスナ機で砂漠へ飛び、核爆弾もろとも自爆する道を選ぶ・・・。一方パーマーは、アリの自宅から押収された密談テープにより、今回のテロ行為に中東3カ国が加担していた可能性に直面、報復措置へのカウントダウンを開始する。──22時59分


23:00  「第3次世界大戦突入のシナリオとは?」

23時──メイソンのお陰で命拾いしたジャックはCTUに到着。アリの密談テープの信憑性を疑ったジャックは、真偽を確かめようとアリに接触するが、直後、何者かがアリを射殺してしまう。テープが合成だと悟り、証拠探しを開始したジャックに1本の電話が入る「証拠が欲しければケイト・ワーナーを渡せ」──23時59分


24:00  「キプロス会談の録音、その真実とは?」

24時──CTUから強引にケイトを連れ出したジャックは、電話で指定された倉庫へ向かう。そこで待ち受けていたのは7人目のコーラル・スネーク隊員ウォレスだった。彼は、雇い主の依頼で密談テープを捏造した証拠を持っていると言う。しかし、そのため今や雇い主に命を狙われる身で、国外逃亡するためケイトを利用しようと考えていたのだった──24時59分


1:00  「ついに集団ヒステリー発生!」

1時──選択肢のないジャックは、証拠と引き換えにケイトの身柄を引き渡す。そして倉庫の外へ出た瞬間、銃弾が彼らを襲う。激しい銃撃戦を繰り広げるジャックたちはなんとか車に乗り込むが、ウォレスが首に被弾、救急センターへと向かう。ジャックはウォレスの命が尽きる前に証拠の在り処を聞き出そうとするが・・・──1時59分


2:00  「開戦の明暗を分ける情報発見!」

2時──とうとう証拠となるチップを発見したジャックは、そこに仕掛けられた追跡装置をはずし、自分は囮となることに。その間ケイトはチップをCTUへ届けようとするが、途中暴漢に襲われ、チップが奪われてしまう。更にジャックは追っ手に捕えられ、容赦ない拷問を受ける。一方ジャックが証拠を手に入れたと聞いたパーマーは、中東3カ国への攻撃中止を決断した。──2時59分


3:00  「合衆国大統領の条件とは・・・?」

3時──口を割らないジャックは黒幕キングスレイの手下から壮絶な拷問を受け、徹底的に痛めつけられる。そして次の瞬間、ジャックの心臓が止まった・・・。一方ケイトはチップを買い取るだけの金が家にあると暴漢等を説得、彼らを連れて自宅へと向かう。その頃ホワイトハウスでは、パーマー大統領の資質に疑問を抱く副大統領プレスコットが、パーマー辞任に向け動いていた。──3時59分


4:00  「パーマー絶体絶命、修正第25条発動!」

4時──ジャックは生きていた。最後の力を振り絞って囚われの身から抜け出すと、ケイトを助けてチップを取り戻すが、肝心の音声部分のデータが破損していた。しかし、ミシェルが新たな手掛かりを発見。捏造を行ったハッカーを突き止めたのだ。その男アレックスのロフトで彼の帰りを待ち伏せしていると、意外な人物が現れる。それは、シェリーだった。──4時59分


5:00  「開戦間近、その時パーマーは・・・!?」

5時──シェリーはパーマーへの復讐心から、キングスレイの計画に加担したことを白状する。そしてその証拠をアレックスに握られたため、破棄しようとやって来たのだ。その時ジャックは隠し部屋の存在に気づき、アレックスを拘束する。シェリーはアレックスの説得役を申し出、見返りに免責を要求する。一方パーマーは官僚各位の審議にかけられ、1票差で大統領の座を追われることに──5時59分


6:00  「ジャック、孤立無援!」

6時──シェリーもパーマーも信用できないアレックスは、シェリーの腹を刺し屋上へ逃走。ジャックに追い詰められると、足を踏み外し重傷を負ってしまう。ジャックはCTUへ援護要請をするが、シャペル長官の命令でジャックへの協力が全面禁止されていた。身動きの取れぬまま息絶えるアレックス。唯一の証人を失い、CTUからも見放されたジャックは、シェリーを使ってキングスレイを誘き出し、直接対決することを決断する。──6時59分


7:00  「最後の1時間」

7時──大統領の顧問弁護士ジェイコブズは、キングスレイとウォレスが連絡を取っていた証拠のデータを発見する。報告を受けた大統領補佐マイクはCTUに連絡、至急ジャックを援護するよう要請する。その頃ジャックとシェリーはキングスレイとの決着場所、LAコロシアムへ向かっていた。シェリーに盗聴マイクを付け、ライブでキングスレイとの会話をホワイトハウスへ届ける作戦に出るが、果たして!──7時59分



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