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■八月の狂詩曲(ラプソディー)(1991年 / 日本 ) 監督: 黒澤明 製作: 黒澤久雄 脚本: 黒澤明 原作: 村田喜代子 撮影: 斎藤孝雄 上田正治 音楽: 池辺晋一郎 出演: 村瀬幸子 吉岡秀隆 大寶智子 伊崎充則 リチャード・ギア 井川比佐志 イントロダクション:黒澤明監督が村田喜代子の原作を基に、かつて原爆を体験した祖母の許を訪れた4人の孫が体験するひと夏の出来事を描き、反核を訴える感動ドラマ夏休み、長崎から少し離れた山村に住む老婆・鉦の許に4人の孫たちがやってきた都会の生活に慣れた孫たちは田舎の生活に退屈を覚えながらも長崎の街にある戦争の傷跡や鉦が話す昔話を聞いて、戦争に対する考えを深めていく反核に対するストレートな表現が賛否を呼んだが、ラストシーンは誰もが胸を打たれることだろう ----------なんで今、この時期に戦争の映画をって感じですが見たいリストにいれといたらTUTAYAがこれを選んできたんだものっまぁ、興味はあったわけです、ハイワタシは本当に戦争のことは何もしらない祖父も祖母もワタシが生まれた時はいなかったし、周りに年よりもおらずで父の年齢的には充分戦争は経験しているはずだけれどまったく聞いたことはない父から聞いた戦争の話は、じゃがいもばかり食べてたのでじゃがいもは嫌いだということのみなので逆に変な恐怖感があり広島へいったときも旦那は原爆の記念館へいったけれどワタシは見たくなくていかなかった「知りたくない」のだ、昔から戦争は遠い遠いもんだったワタシが戦争の本を読んだとて、戦争の映画を見たとて何もかわることはなくワタシが何か心に受け止めたとして、たぶんそれは誰にも影響を与えることもなく何もかも大きすぎて深すぎて恐くて、知らないフリをするのが精一杯映画としては見てよかったですリチャード・ギアの日本語は、日本語をしゃべる外国人そのものすぎて逆に違和感を感じてしまったけどバラへむかう沢山の蟻、雨、滝、独特ですラストの終わり方も変です、でもちっとも変じゃないというより大好きです、こんな感じ黒澤映画を見たのははじめてあぁ、映画だなぁ、まさに映画だなぁと、こんなワタシでも思いました他にもいろいろ見て見たいな
Jun 22, 2007
なのちゃんが会社がお休みだったので愛知県美術館の「若冲と江戸絵画展」へ行きましたジョー・プライス氏のコレクションの展示になります思ったより若冲は少なかったのだけど見ごたえのある絵画ばかり若冲に鳥の絵が多いのは知っていましたが、他の江戸絵画も鳥の絵が多いのにも驚きました中住道雲という人の松竹梅群鳥八十八寿之図などは海外のカラフルな鳥の絵も含め八十八羽の鳥が描かれておりかなり感動*コチラをご覧下さい「よかったねぇ!」とポストカードなどを見ていると、なのちゃんの目が突然輝きましたなんとジョー・プライス氏がいらっしゃるではないですか~優しそうな品のよいおじいちゃんというイメージサインをもらわなきゃ!ということで、絵画集とポストカードにサインをしてもらいましたいいタイミングでした、ラッキー!こちらは若冲のキバタン、ポストカードで購入しました絵画集を見ていたのですが、やっぱり本物を見るのって大事というか空気がわかるというか、人となりも想像できるというか、全然違うダリ展も名古屋でやっているので、近いうちにそれも見にいこうと思います
Jun 1, 2007
■地下鉄(メトロ)に乗って (2006年 / 日本 ) 監督: 篠原哲雄 製作: 宇野康秀 気賀純夫 島本雄二 早河洋 脚本: 石黒尚美 原作: 浅田次郎 撮影: 上野彰吾 音楽: 小林武史 出演: 堤真一 岡本綾 常盤貴子 大沢たかお 田中泯 笹野高史 吉行和子 イントロダクション:浅田次郎の同名原作を篠原哲雄監督が映画化したファンタジー・ストーリー地下鉄の不思議な出口を通じて過去へとタイムスリップしてしまった主人公が若き日の父と出会うことで確執を抱えたままの父と和解していく姿を描く主演は「ALWAYS 三丁目の夕日」の堤真一43歳の営業マン、長谷部真次はある日、父が倒れたという連絡を受ける真次は父に反発して高校卒業と同時に家を出て以来一度も会っていなかったそんなことを考えながら地下鉄の地下道を歩いていた彼は前方を横切る男性に亡き兄の面影を見て、思わずあとを追うのだった----------ありえない設定のありえない話ですが(頭を整理しようとするともやもやします、考えてはいけません)うまくできてるなぁと思いました思っていたより重たい映画でした、もっとファンタジーと思っていたのにでも見てよかったですみちこの存在(真次と不倫中)が今ひとつ映画の中で浮いてるなと思いながら見てました1時間半後、真次(堤)の父(大沢)の浮気相手(常盤)の娘みちこが(岡本)と判明あぁややこしい、結局腹違いの兄弟なんですよね時空を超えた母と娘の会話、自分がいる母のお腹に触る娘「自分を産んでくれた母の幸せと、私の愛した人の幸せ、どちらかを選べっていわれたら」と母にたずね「好きな人を幸せにしてやりな」といわれたそのあと・・・わからなくもないが、その行動はとっちゃいかんでしょ!衝撃的で悲しい展開でした父と息子ですすめられていた話が、この話の展開で全部みちこの話にとってかわられた感じがして、ちょっと納得いかず真次と父、特に地下鉄の中と最後のバーの中の絡みは泣きました大沢たかおさん、よく演じていたと思います
May 31, 2007
■間宮兄弟 (2006年 / 日本 ) 監督: 森田芳光 脚本: 森田芳光 原作: 江國香織 撮影: 高瀬比呂志 音楽: 大島ミチル 出演: 佐々木蔵之介 塚地武雅 常盤貴子 沢尻エリカ 北川景子 戸田菜穂 岩崎ひろみ 佐藤隆太 佐藤恒治 広田レオナ 加藤治子 高嶋政宏 中島みゆき イントロダクション:江國香織の小説を家族ゲーム・阿修羅のごとくの森田芳光監督が映画化した人情コメディいい歳して仲良く一緒に暮らしている兄弟の平凡だけどささやかな幸せに満ちた日常が温かな眼差しで淡々と綴られてゆく、30代の現在も仲良く同居を続ける間宮兄弟兄・明信はビール会社の商品開発研究員、弟・徹信は小学校の校務員そんな2人は、それなりに楽しい毎日を送っていた、それでもやはり恋人は欲しいものそこで2人はカレーパーティを企画、美女2人を招待することに成功するのだが----------普通におもしろい映画でした特に感情をゆさぶるものはありませんでしたが(笑)中島みゆきのお母さんと常盤ちゃんが見られたからいいかなもう少しこの兄弟の根っこというかなぜ今のような状態になったのかの背景がよくわからなかったなぁあのおかんから生まれた兄弟なら、こんな風にならんと思うのだがま、憎めませんけどね
May 31, 2007
■嫌われ松子の一生 (2006年 / 日本 ) 監督: 中島哲也 脚本: 中島哲也 佐藤信介 原作: 山田宗樹 撮影: 阿藤正一 音楽: ガブリエル・ロベルト 渋谷毅 松谷卓 出演: 中谷美紀 瑛太 伊勢谷友介 香川照之 市川実日子 黒沢あすか 柄本明 イントロダクション:中島哲也監督が山田宗樹の同名小説を中谷美紀主演で映画化した奇想天外な女の一生物語転落の一途を辿る壮絶なヒロインの人生を多彩な映像表現でカラフルかつポップに描く昭和22年、福岡県大野島に生まれた川尻松子お姫さまのような人生を夢みる明るい少女時代を過ごし、やがて中学校の教師となるしかし、ある事件が原因で20代でクビにその後、愛を求めて男性遍歴を重ねるたびにますます不幸になってゆく松子いつしかソープ嬢に身を落とし、果ては同棲中のヒモを殺害して刑務所に服役してしまう----------嫌われ松子というより、単純にちょっとおばかな女の一生ですなけして嫌われてはいない、いっぱい愛されているしそんな悲観的な主人公でもない、たくましい映像が鮮やかできれい谷原の体操の先生姿がとてもよい(笑)柄本明はさすがだなぁテンポがよくてまったく飽きなかったところどころにちょっとでてる人たちがバラエティにとんでてこれも良し劇団ひとりのチクビをいじりまくる中谷が見られるだけでもかなりいいでしょう(爆)最後は本当に悲しい死に方だけどおばかなので仕方ない・・・特にこの映画を見て何か影響をうけることは全くありませんが見て損もない、思ったよりコミカルな楽しい映画でした
May 20, 2007
■バーバー吉野監督: 荻上直子 製作: 矢内廣 矢内廣 中村雅哉 児玉守弘 黒坂修 高野力 脚本: 荻上直子 撮影: 上野彰吾 出演: もたいまさこ 米田良 大川翔太 村松諒 宮尾真之介 イントロダクション:そこはどこにでもありそうな小さな田舎町誰もが顔見知りで、夕方には町内放送が響きわたるのどかなところ当然小さな共同体ならではのならわしがいくつも存在した、その一つが少年たちの髪型彼らの髪型は町に一軒しかない床屋“バーバー吉野”のおばちゃんによって前髪をきれいに切り揃えたヘンテコなおかっぱ頭に統一されていたのだそれを特別疑問に感じることのなかった少年たちところが、東京からやって来た転校生がおしゃれな髪型をしていたのを見た瞬間彼らは何かに気づいてしまうのだった----------もたいさんもでてるし、背景的にもおもしろいかなと思ったんだけどワタシ子供がでてる映画って好きでなかったと気づいてちょっと後悔(遅いって)あ、最後のオチは笑えましたけどなんかいかにもオチすぎて、笑いました
May 20, 2007
■手紙 (2006年 / 日本 ) 監督: 生野慈朗 製作: 宇野康秀 大澤茂樹 高瀬哲 細野義朗 日下孝明 常田照雄 脚本: 安倍照雄 清水友佳子 原作: 東野圭吾 撮影: 藤石修 音楽: 佐藤直紀 出演: 山田孝之 玉山鉄二 沢尻エリカ 吹石一恵 尾上寛之 吹越満 風間杜夫 イントロダクション:人気ミステリー作家・東野圭吾の同名小説を映画化した社会派ドラマ。兄が強盗殺人を犯したことでいわれなき差別に苦しむ主人公の姿を通して、加害者の家族をとりまく社会のあり様を真摯なまなざしで見つめる。主演は「電車男」の山田孝之、共演に玉山鉄二、沢尻エリカ。川崎のリサイクル工場で働く青年、武島直貴。積極的に話しかけてくる食堂の配膳係・由美子とも打ち解けることなく、人目を避けて生きる彼にはある秘密があった。兄は強盗殺人を犯し、無期懲役で服役しているのだった。しかし、やがて工場でも兄のことが明るみとなってしまう…。 ----------内容が内容だけにだけにあまり個人的な感想はのべませんがわかりやすい始まりでわかりやすい映画でしたラストに流れる小田さんの「言葉にできない」の歌はもう泣かせるためですな・・・直貴と由美子が結婚した時はお互いもっと広い世界を見られたんじゃないだろうかとも思ったけれどでもそうできなかったのも「差別」の重さだったのかも沢尻の設定は関西人なんでしょうかへたっぴで、時々映画にはいりこめず・・・関西人に設定する意味もなかったと思うし標準語の方が本人ももっと気持が入り、うまく演技できたんじゃないかといい役だけにちょっと残念でした
May 15, 2007
■かもめ食堂 (2005年 / 日本 ) 監督: 荻上直子 脚本: 荻上直子 原作: 群ようこ 撮影: トゥオモ・ヴィルタネン 音楽: 近藤達郎 出演: 小林聡美 片桐はいり もたいまさこ マルック ペルトラ ヤルッコ・ニエミ イントロダクション:「バーバー吉野」の荻上直子監督が全編フィンランドロケで撮り上げたコメディ・ドラマフィンランドのヘルシンキを舞台に3人の日本人女性と地元の人々とのちょっと奇妙で心温まる交流をゆるやかな時間の流れの中で綴る。主演はTVドラマ「すいか」でも共演している小林聡美、片桐はいり、もたいまさこフィンランドのヘルシンキに“かめも食堂”という小さな食堂をオープンした日本人女性サチエしかし、やって来たお客は日本のアニメが好きなおたく青年だけめげずに淡々と営業を続けるサチエは、やがて訳ありな2人の日本人女性と出会うのだった ----------この女優陣がそろってツマンナイはずはないんだよ(笑)映画の中の澄んだ空気もいいし映画らしい適度な不思議さもちょうどよいちゅうかやっぱり猫が好きの脚本家さんだったのね、納得もたいさん、いいなぁ・・・、バーバー吉野もみなくちゃって全然映画の内容がわかりませんが明るく楽しく、時々ふと自分を考えてしまう、好きな映画ですもう少し年をとったらまた借りようかしらね
May 15, 2007
ナビィの恋 (1999年 / 日本 )監督: 中江裕司 中江裕二 製作: 竹中功 佐々木史朗 脚本: 中江裕司 中江素子 中江裕二 撮影: 高間賢治 音楽: 磯田健一郎 出演: 西田尚美 村上淳 平良とみ 平良進 登川誠仁 アシュレイ・マックアイザック 平良とみ イントロダクション:沖縄本島から少し離れた粟国島。奈々子は都会の喧騒に疲れて久しぶりに帰ってきた。島までの小さな船には一人旅の青年・福之助と伊達な白スーツの老紳士が同乗していた。そしてその老紳士こそ、60年前に奈々子の祖母ナビィが最も愛していた人だった……。物語はふたつの三角関係を軸に、沖縄特有の文化やジャンルを越えた音楽と共に老若男女の恋の思いを夢とも現実とも取れるファンタジーとして描いている。監督は『パイナップルツアーズ』『パイパティローマ』の俊英・中江裕司。 ----------思っていたより何倍もよい映画でした三線もよいし、時間の流れも心地よいし、沖縄の暑さも風もかんじられて映画のタイトルのナビィ西田尚美演じる奈々子のことと思っていたら、おばぁの事だったのねと最初にびっくりしおばぁはちゅらさんでお馴染みの(って見てませんが)平原とみさんこんなに沢山の良いお年寄りにでてこられると、ただでさえ年寄りに弱い私なのでずっとウルウルしながら見ていました占いにより若い頃のナビィとサンラーの恋はみのらずサンラーが島に残ると家が不幸になるとサンラーは島からおいだされ見送りをしてはいけないと、柱に縄でくくりつけられたナビィに「ほどいてあげるよ、でも大きくなったらぼくと結婚してくれる?」と声をかけ縄をほどいてあげたまだ子供のおじぃ、ナビィは港へそのまま走り行くもすでに遅しその数年後おじぃはおばぁのところに婿入りします60年ぶりに島にやってきたサンラーひっそり覚悟を決めつつ、日常を続けるおじぃおばぁがサンラーと島をでていくと決めた日おじぃもそれをちゃんとわかっていていつもと少し違う言葉をかけ、いつものように畑へでかけていきますサンラーのの持ってきた魚をたべるおじぃもサンラーを見送りつつ三線をひき歌うおじぃも豪華なおじぃのお弁当も、何もかもせつなくておばぁはサンラーと船にのっていってしまいます大海原の中、奈々子がおばぁを引きとめようと必死で叫びます「船酔いするっていってたじゃない!」「愛しているからだいじょうぶ~」「おじぃはどうするの~?」「おじぃは若いからだいじょうぶ~」おばぁの凛とした態度と笑顔と潔さに笑ってしまい、かえってすくわれます最後は家も栄え、みんなで踊り歌いハッピーエンド島の人独特の考えや価値観もちゃんと伝わる映画でした
Apr 23, 2007
■博士の愛した数式 (2005年 / 日本 )監督: 小泉堯史 脚本: 小泉堯史 原作: 小川洋子 撮影: 上田正治 音楽: 加古隆 出演: 寺尾聰 深津絵里 齋藤隆成 吉岡秀隆 浅丘ルリ子 イントロダクション: 第一回本屋大賞に輝いた小川洋子の同名ベストセラーを寺尾聰、深津絵里主演で映画化。監督は「雨あがる」の小泉堯史。80分しか記憶が続かない初老の天才数学者と一組の母子の心温まる交流を優しい眼差しで描く。家政婦をするシングルマザーの杏子は、80分しか記憶が持たない天才数学博士のもとに派遣される。そんな博士とのコミュニケーションは杏子にとって困難の連続。一方で、博士の語る数式の神秘的な美しさに魅了されていく杏子。やがて杏子の10歳の息子も博士の家に来るようになると、博士は彼を√(ルート)と呼び、かわいがるようになる。 ----------素直な気持で最後までするすると見られるよい映画でした正統派というか、予想通りというか、真面目というかもう少し悲しい場面とかあるのかな?と思っていたのですがそうではなく本当に穏やかにすぎていく優しい時間でしたワタシは数学は苦手だったので、数学の内容にはちっともついていけませんでしたがよい映画なんだけどちょっと物足りない気もしますでもこんないい人だらけの映画も時にはいいかもと思います深津さんと寺尾さんの演技のバランス加減がさすが~という感じでした
Apr 23, 2007
■空中庭園 (2005年 / 日本 ) 監督: 豊田利晃 脚本: 豊田利晃 原作: 角田光代 撮影: 藤澤順一 出演: 小泉今日子 板尾創路 鈴木杏 広田雅裕 國村隼 イントロダクション:“ダンチ”と呼ばれる東京郊外のニュータウン。そこに暮らす京橋家では、“家族の間で隠し事をつくらない”というのが一家のルール。だが内実は、それぞれ誰にも言えない秘密を抱えていた。娘のマナは学校をサボってショッピングセンターや見知らぬ男とラブホテルに行き、弟のコウも学校をサボりがち。また父の貴史は浮気に走り、妻の絵里子はベランダのガーデニングにいそしみながら、母との長年の因縁に悩んでいた。そんなある日、ひょんなことから貴史の愛人ミーナがコウの家庭教師として京橋家にやって来る…。 ----------予想外に重い映画だったなぁ、多分本で読むほうがずっといいと思う隠し事のない家族を結局「演じている」家族、1つの家鍵は1個の京橋家絵里子(小泉)の性格の未熟さと思い込みが多分すべての原因根本的には親子(絵里子とその母のさっちゃん)子の確執から来てるのかな円満家族がだんだん崩れていく後半ケーキにプスプス蝋燭をさす絵里子(というより小泉)母親に「もう死ねば?」っていう小泉、こわすぎるセリフ自体は、所々おもしろいのもあるんだけど絵里子お誕生日の日父・娘・息子と順番にバスでハチアワセし、その中の空気は本当の家族病院から江里子に電話し「お誕生日おめでとう」をいう母もそれぞれの気持が間に合いますようと思いながら見る最後血みどろで叫ぶ江里子は恐すぎで・・・まぁ、最後はすくわれましたが。けど家族ってなんなのかはちっともわからなかったしわかりたくもないし、この映画には教えられたくはない(笑)バランスの悪い人間にはなりたかねぇな、と改めて思ったぐらいですさっちゃん役の大楠道代がよかったね彼女のおかげで映画にまだ深みがでてると思いますでも血が嫌いなのでもう二度と見ません・・・
Apr 20, 2007
■g@me. (2003年 / 日本 ) 監督: 井坂聡 脚本: 尾崎将也 小岩井宏悦 原作: 東野圭吾 撮影: 佐々木原保志 音楽: 松原憲 出演: 藤木直人 仲間由紀恵 石橋凌 宇崎竜童 IZAM イントロダクション:広告代理店のやり手クリエイター・佐久間俊介。彼は今、大手ビールメーカーの新商品キャンペーンを任されていた。だがある時、彼の案件はそのビール会社の副社長・葛城勝俊に破棄されてしまう。更には葛城から無能呼ばわりされる佐久間。プライドを傷つけられた彼はその夜、あてもなく葛城邸に向かった。その時、佐久間は偶然に葛城の娘・樹理と出会う。彼女は葛城の愛人の子として生まれ、不遇な生活を強いられていた。葛城に恨みを持つ2人はすぐに意気投合。佐久間が犯人、樹理が人質を演じる“誘拐というゲーム”を画策する…。 ----------最初は、つっまんねぇ映画~!しっぱい~と思いつつ見てましたセリフや設定もありきたりだし、なんだ、藤木直人と仲間由紀恵を見るための映画だったのねとけど、映画も半ば、誘拐されたのが「彼女」ではなかったとニュースが流れそれを佐久間が見た瞬間からやられまくり、こっからが映画の本番だったんですね次はどうなるの?多分こうだよね?と想像してもどんどん変わる展開が目まぐるしく一体誰の気持になって映画を見ればいいのかわかんなくなりました佐久間は本当に裏切られたのか?結局佐久間は愛よりプライドを選んだのか?いや愛も選んだんだね?そして千春も愛を選んだんだね?まぁ、よかったよ・・・と思ったらあんた、最後はそうですかそのままハッピーエンドで終わってもよかったんとちゃうのと思うのですが頭を整理したいので、もっかい見たい気もしますが(注目点も変わってくるし)もっかい見ると「それはやっぱしないやろ」的なことも沢山でてきそうで悩む所藤木直人の顔立ちはもともと好きなので、アップも多いしきれい?でした仲間由紀恵は、私にはあの声が何を演じても同じに見え、彼女の演じる役に感情移入できないのであまり好きな女優さんでなく、ただただ「清純派」の人と思ってたんですがけっこう藤木としっかりラブシーンをやってたのでちょっとだけ見直しました(笑)けどやっぱり、藤木さんと仲間さんじゃなくて他の俳優人だったらせめて仲間由紀恵が別の女優だったら、もっともっとおもしろかったと思います1番リアリティあったのはIZAMUじゃないだろうか(笑)、上手だったよ、うん。*----*----*----*----*----*----*----*----*もう一度、流し見をしただからそんな風に演じてたのねと思うところもあったけど~予想どうり「それやったらそれは変やろ」とツッコムとこも多かったてか、千春、キミは変やで(笑)結局おもしろかったんだろうか2回も見たからおもしろかったん・・・かな?
Apr 12, 2007
■大停電の夜に (2005年 / 日本 ) 監督: 源孝志 脚本: 相沢友子 源孝志 カリュアード 撮影: 永田鉄男 音楽: 菊地成孔 出演: 豊川悦司 田口トモロヲ 原田知世 吉川晃司 寺島しのぶ 井川遥 阿部力 本郷奏多 香椎由宇 田畑智子 淡島千景 宇津井健 イントロダクション:東京が一年で一番光り輝くクリスマス・イブの夜に大停電が起こったらという設定で描く群像ラブ・ストーリー停電という思いがけない事態ゆえに引き起こされた12人の男女それぞれが経験する一夜限りの特別な物語を繊細なタッチで綴ってゆく監督は「東京タワー」の源孝志また撮影は、2002年のセザール賞・最優秀撮影賞に輝いた日本人カメラマン永田鉄男が担当12月24日、クリスマス・イブの夜を迎えたばかりの東京が大規模な停電に見舞われるそしてその夜、12人の男女に思いもよらないドラマが舞い降りる・・・ ----------話の設定はおいといて・・・笑こういうオムニバスは嫌いではない登場人物ぞれぞれに、それぞれ背負っている話があってその1部分が、他の誰かとつながってるという感じけど登場人物が多すぎで、ギリギリついていける感じでした暗い映像や(キャンドルがきれい)ゆったりした音楽とセリフ疲れている時に見るとねむくなりそう香椎由宇と衛星好きの男の子との話だけ浮いてたな~内容的にもイマイチだし、深みもないし、誰ともからんでないしこれをなくして他をもっと突っ込んでくれればなおさらよかったやっぱり10人じゃダメだったのかしらね淡島千景さんや宇津井健さんはもちろんよいのですが意外に吉川晃司が最初から最後まで良かったよ、豊悦もやっぱりカッコイイね寺島しのぶもやっぱりうまいなぁオモシロイ!って感じではないけどなんかシミジミとゆったりした映画でした
Apr 6, 2007
■下妻物語 (2004年 / 日本 ) 監督: 中島哲也 脚本: 中島哲也 原作: 嶽本野ばら 撮影: 阿藤正一 音楽: 菅野よう子 出演: 深田恭子 土屋アンナ 宮迫博之 篠原涼子 樹木希林 阿部サダヲ イントロダクション:茨城県下妻市。田んぼだらけで未だにヤンキー文化が隆盛を誇る田舎町そんな土地で、全身フリフリのメルヘンチックなファッションに身を包み周囲から浮きまくりの女子高生・竜ヶ崎桃子彼女は、東京の代官山にある某ロリータファッションブランドに熱を上げており片道約2時間半の道のりにもめげず、毎週のように通い詰めていた桃子は服代を稼ぐため、父親がかつて失敗し家に山積みだった某有名ブランドの偽物商品の個人販売まで始めてしまうするとある日、特攻服で原チャリをかっ飛ばすヤンキー娘・イチゴがそれを買いに現われた…。 ----------久々にDVDレンタル復活させました~そろそろ見たい邦画も溜まってきた感じなので(って最新のは混みあってるのでちょっと前のばかりだけど)やっぱり家の郵便受けに届いて、近くのポストに返せばいいのはわたくしてきには楽チンですフカキョンのフリフリがちょっと(だけ)見たかった下妻物語内容的にはまぁ、こんなもんかって感じでした土屋アンナのぶっ飛ばし具合がかわいいかなでも篠原さんとか樹木さんとか阿部サダさんとかちょっと気になる俳優人を使ってるのがフカキョンには興味なくても、ちょっとこの映画見たくなるでしょ?ってなとこを狙ってるのがミエミエでしたなぁ・・・ま、なんだかんだイイツツ、最後までするすると見ちゃったけどね
Apr 4, 2007
ちょっとキッツイ絵柄かもですが、このところはまってる漫画森下 裕美の「大阪ハムレット」ですもともと4コマ雑誌でよくこの人のほのぼの系漫画は読んでましたが最近みかけないなぁと思っていたら・・・短編がいくつか入ってるのですが話の内容的には大阪は特別関係なく、美男美女がでてくればそれはそれなりのドラマにでもなりそうなんですが笑いあり、涙あり、重さがあり、1コマのセリフがぐっと胸にしみます関西弁のセリフがそのまま難なく入るのでなおさらかも苦労の数が多い人ほど、いろんな事を思いつつ読めそうです私はくすっと笑い、ボロボロと泣きました、はい。映画を何本も見た気分になります
Mar 27, 2007
BlueNoteに鈴木聖美を聞きに行くお盆もどこにもいく予定はないし(シツコイ)、ここならヨシロウさんも喜んでいくので誰かいい人きてないかなぁと探していたら彼女がきてたのだ1度生で歌が聞きたいなぁと思っていたので即チケットゲットお客さんの年齢層はやはり高かった少し早めにいったので席もど真ん中のまん前、近すぎるって~!!ヨシロウさんが「こんな近かったら怖いかも(鈴木聖美の顔がね・・・)」とかおびえてるししかし本当にパワフル!もっとこわい人かと思ってたけどかわいらしい人でした最初は英語のカバー曲ばかりだったので少しさみしかったんだけどアンコールでデビュー曲と、やはり、TAXIを!あ~、これが聞けたらもういいの、もう私の目的は達した生のTAXIは本当に本当に最高でした、音も声も雰囲気も文句なくよいしねぇあんなに表情のわかるまん前で聞けて本当によかった・・・。♪I love you tonight抱き合って眠れなくても側にいたいLonely tonight思い出を燃やしつくしたら男と女には友情が残るはず・・・♪私も友達もカラオケが流行り出した頃、よく歌ってましたあの頃は・・・何にもわかってなかったのにねぇ(笑)
Aug 16, 2006
中野振一郎のチェンバロリサイタルへ行ってきましたオモシロかった・・・、この中野振一郎が(笑)京都出身というこのチェンバリスト1曲ごとに曲の解説や背景を話してくれるんだけど、随所にお笑い(けど古典な感じ)が入りオモシロイのだ演奏曲の中で「小鳥のさえずり」という曲があってインコ友達のFちゃんと一緒だったので、お互い小鳥が好きだしどんなにかわいい曲なんだろうと話していたら、振一郎(呼び捨てかよ)すかさず「小鳥のさえずりというかわいい名前の曲ですが、実はさえずりでなく鳥かごに山盛りの小鳥がはいっていて、だしてくれ~といってる曲なんです」と。山盛りの小鳥て!もう小鳥がだしてくれ~!とカゴにへばりついて騒いでいる曲にしか聞こえないじゃないかこれは本当にそんな曲なのか?振一郎の作り話ではないのか。でも演奏会が終わってからステージの上のチェンバロもじっくり見させてもらったり最後には「世界に9人のチェンバリストの1人」らしく、ばっちり聞かせてもらって、うっとりの1時間半チェンバロという楽器も「ピアノの仲間」なのかなと思っていたけど全然系統が違ってびっくりしました本人曰く、デビュー当時は「チェンバロ界の貴公子」と呼ばれていたらしいそれが「魔術師」になり、今ではダレも何も呼んでくれないと・・・うん、そりゃそうだよ、私はチェンバロ漫談師と呼ばせてもらうよ(笑)でもまた機会があれば是非聞きたいです
Apr 28, 2006
■蛇イチゴ (2003年/日本) 監督: 西川美和 脚本: 西川美和 撮影: 山本英夫 音楽: 中村俊 出演: 宮迫博之 つみきみほ 平泉成 大谷直子 手塚とおる イントロダクション: 明智家の娘・倫子は、幼い頃から真面目で優秀。現在は小学校で教師をしており、同僚で恋人の鎌田との結婚を控えている。そんな彼女は働き者の父、優しい母、ボケてはいるが明るい祖父に囲まれ、平穏な毎日を過ごしていた。だがある日、痴呆の進んだ祖父が亡くなり、その葬式に10年間も行方知れずだった長男・周治が姿を現わしたのをきっかけに、一家の和やかな雰囲気が一変する。やがて、世渡り上手の周治は、家族に内緒で多額の借金をしていた父の窮地を救い家に迎えられるのだが、倫子だけはお調子者の兄をどうしても受け入れることができずにいた… ----------レビューはあまりよくなかったんだけど、おもしろかった見る側にこれを感じさせたい!とかが不明確な映画なんだけど(見る側が選べるというか)泣かしてやる~、笑わせてやる~、感動させてやる~という手の話はあまり好きでないので、私にはとてもおもしろかったです俳優さんの選び方がそれぞれいい宮迫のお調子モノの役も、正反対のつみきみほも適役両親役もすばらしい、そしてボケ老人の笑福亭松之助最高(ちと汚いけどね)淡々と物事が過ぎていくので(それぞれ役にはまってるんだけど淡々と)かえって最後はどうなるのか?タイトルの意味は何?とかなり集中してみました*結局根本的な問題は何も解決はしないんだけどね(笑)タイトルにもつながる蛇イチゴのオチやっぱり倫子だな・・・そしてクライマックスの最後のオチ泣く人、笑う人、キュンとくる人、いろいろだと思うのだけど私はシュールでニンマリ笑えましたま、映画館で見るタイプの映画じゃないなと思います何の救いもないけどずっと見ていられる映画と宮迫がいってたけどほんとにその通りでした・・・
Sep 21, 2005
■アカルイミライ (2002年/日本) 監督: 黒沢清 脚本: 黒沢清 撮影: 柴主高秀 出演: オダギリジョー 浅野忠信 藤竜也 笹野高史 白石マル美 イントロダクション:仁村雄二は、同じおしぼり工場で働く同僚・有田守と公私ともに淡々とした日常を過ごしている。雄二は他人と上手く渡り合えず無鉄砲な性格。そんな彼を見兼ねた守はある日、彼ら2人だけしか分からない2つのサインを提案しそれを徹底させようとする。その頃から雄二は守が飼っている猛毒の“アカクラゲ”に興味を示すようになった。ある時、守はそのクラゲを雄二に託して突然姿を消す。守は工場の社長夫妻殺害の容疑者として収監されていた。以来、雄二は戸惑いながらも、何かに取り憑かれたようにクラゲの世話を始めるのだが…。 ----------現代の若者の意味不明な行動の映画・・・って感じオダギリジョー 、浅野忠信が出てたので借りてみたがやっぱり藤竜也がいい味だしてたアカルイミライというタイトルだけどけしてキモチの明るくなる映画でもなくでもよくわからないまま最後まで見れたのは次はどうなるのかなという期待感をずっと持たせてくれてたからかもなぁ見た後も特に何も感じなかったけどそれはそれでいいんだろ、きっと
Sep 2, 2005
■Short Films (2002年/日本) 監督: 中野裕之 ピエール瀧 芹澤康久 安藤政信 脚本: 芹澤康久 中野裕之 撮影: 音楽: バードン木村 伊藤求 石野卓球 テイ・トウワ 出演: 麻生久美子 村上淳 桃生亜希子 田中要次 浅田泰 イントロダクション:バイトを突然クビになった空子は仕方なく千葉の田舎に帰ることにしたのだが…「Return」。ど田舎のヤンキー弁天さんはUFOを探知する能力を持ち、バイクでの追跡に明け暮れていた…「県道スター」。超美少女のハナちゃんと父親らしき男のほのぼのとした物語を描く…「ハナとオジサン」。幸せだった頃の妻との思い出をクラシックの名曲と美しい映像で綴る…「アダージェット」。同じ会社をリストラされた3人のおじさんたちの友情を描く…「仲良きことは良き事かな」。田舎に帰ってきた空子はのんびりした時間を過ごしていた…「Slow is Beautiful」。----------麻生久美子好きなら大丈夫かもしれないけれど(私も嫌いじゃないが)内容にメリハリがないというかただダラダラとって感じで好きではなかった「仲良きことは良き事かな」シティボーイズ(大竹まこと きたろう 斎木しげる) 勢ぞろい(笑)やっぱりうまいよ~、おもしろいよ、並んでるだけでかなりいいよこのフィルムが入ってなかったら、ほんとつまんないDVDだった・・・
Sep 1, 2005
■ジョゼと虎と魚たち (2003年/日本)監督: 犬童一心 脚本: 渡辺あや 原作: 田辺聖子 撮影: 蔦井孝洋 音楽: くるり 出演: 妻夫木聡 池脇千鶴 新井浩文 上野樹里 江口徳子 イントロダクション:大学生の恒夫はアルバイト先の麻雀屋である噂を耳にする。それは、近所に出没するひとりの老婆のこと。彼女はいつも乳母車を押しているが、その中身を知る者は誰もいないというのだ。ある朝、恒夫は店のマスターに頼まれて犬の散歩に出掛けると、坂道を走ってくる例の乳母車と遭遇する。そして、彼が乳母車の中を覗くと、そこには包丁を持った少女がいた。脚が不自由でまったく歩けない彼女は、老婆に乳母車を押してもらい好きな散歩をしていたのだ。これがきっかけで彼女と交流を始めた恒夫は、彼女の不思議な魅力に次第に惹かれていくのだが…。 ----------これは劇場でやってる時からすごく見たくて、やっと借りられた池脇千鶴は昔から好きだし、最近妻夫木くんもマイブームなので今見るにはぴったりの映画でしたおかしくも、楽しくも、切なくもで、おもしろかったです結局最後はそうなるのかよ・・・と少し違和感を感じたけどそれでもかわいそうに思えるのは恒夫の方ジョゼが外にでられてよかった、女は強しお料理シーンが多く、最後もそれで〆てあるのは、田辺原作だからかな料理のできる女性はやっぱり良いということもあらためて妻夫木聡っていいねぇ池脇千鶴も相変わらずいい、脱ぎっぷりにはちとびっくりしたが(笑)海の写真の2人がどっちともブサイクなのもいい味だしてたな----------映画をみながら主役や監督がこの時はこうだったなどと話していくコメンタリーがDVDの中でよく一緒に収録されているんだけど、これって微妙笑える映画だと、それなりにおもしろくてお得な感じだけどいろいろ考えちゃう映画だと2.3日あけてから見るほうがよいねしかし、自分達のHシーンをみながらコメントするのって・・・どうよ(爆)2人も照れてましたが・・・
Aug 24, 2005
■(ハル) (1995年/日本) 監督: 森田芳光 製作: 鈴木光 脚本: 森田芳光 撮影: 高瀬比呂志 音楽: 野力奏一 佐橋俊彦 出演: 深津絵里 内野聖陽 山崎直子 竹下宏太郎 鶴久政治 イントロダクション: 「それから」「キッチン」の森田芳光監督が、パソコン通信で出会った男女の恋を描く異色のラブ・ストーリー。速見昇は“ハル”というハンドル名でパソコン通信の映画フォーラムにアクセスする。仕事も恋もうまくいかず鬱屈していた(ハル)に、励ましのメールを送ってきたのは(ほし)という人物だった。互いの実像をわからないまま二人は次第に本音を伝え合うようになる。やがて、(ほし)の住む盛岡に出張することになった(ハル)はそこで会おうと提案するが……。 ----------10年前のネット環境・・・どうだったっけ「新しい時代の恋文のお話」とされている所がこの時代を物語ってる今のような出会い系専門ページなんてまだなかったもんな1995年に見たい映画だったかも、きっと今とはまた違う感想を持ちそう映画なんだけど本を読んでいるようなおもしろい映画でした後半、それはありえないだろ!と思うところもありましたがまだまだ少なかったパソコン人口を考えるとけっこうなドラマがあったのかも10年前のふかっちゃんが、め~ちゃくちゃかわいいです本当によい女優さんだなぁ
Aug 23, 2005
■福耳 (2003年/日本) 監督: 瀧川治水 脚本: 冨川元文 撮影: 栢野直樹 音楽: 大谷幸 出演: 宮藤官九郎 田中邦衛 高野志穂 司葉子 坂上二郎 イントロダクション: 浅草の高齢者向け高級マンション、東京パティオ。一目惚れした看護婦・信長珪が、このマンションでヘルパーとして勤務していると知った自称フリーターの里中高志はパティオ内のレストラン“タイムマシン”で働くことに。そんな下心を持って臨んだバイト初日高志は死んだばかりの老人・藤原富士郎に取り憑かれてしまう。富士郎は、生前好きだった神崎千鳥のことが諦めきれず高志の体を借りて想いを遂げようというのだった。しかし、千鳥はマンションの住人のマドンナ的存在。元活弁師の緑川や元鰻屋の小林といったライバルも彼女に秘かな想いを寄せていた…。 ----------なかなかおもしろい映画でした田中邦衛のまともな演技って初めて見たかも、クドカンとのやりとりもおもしろかった熟年女優と俳優の余裕の演技がいい感じです宝田明のばけっぷりも素晴らしい司葉子うつくしすぎ、千石 規子さんもさすがですしかし現実の老人ホームにもいろんなお話が転がってるんだろうな・・・
Aug 16, 2005
■茶の味 (2003年/日本) 監督: 石井克人 脚本: 石井克人 原作: 石井克人 撮影: 松島孝助 音楽: リトルテンポ 出演: 佐藤貴広 坂野真弥 浅野忠信 手塚理美 我修院達 イントロダクション:山間の小さな町に暮らす春野家の人々。彼らはそれぞれ悩みを抱え悶々としていた。内気な高校生の長男・一は恋に悩み、小学校に入学したての妹・幸子は時折ふと現われる巨大な自分の分身に困惑している。母・美子は子育てが一段落したことでアニメーターに復帰しようと奮闘中。催眠治療士の父・ノブオは、そんな美子に不満な様子。東京で音楽ミキサーをやっている叔父のアヤノは元恋人に未練タラタラノブオの弟で漫画家の轟木一騎は仕事に行き詰まっていた。それでも春野家の祖父・アキラはそんな家族をいつも温かく見守っていた…。 ----------う~ん、最初の10分くらいまではおもしろそうと思ったんだけど結局何が言いたいのか、何を感じさせたいのかさっぱりわからんまま30分少し経過笑わせネタ(なのかな)も随所にはいるが、まったくツボに入らずひくばかり多分この監督のファンが見る映画なんだろなぁつまらないので途中で肉じゃが作りながら見てたらなおさらわからん1時間37分、山の歌でもう限界すいません、見るのを途中でやめたの初めてです最後に何かありそうともとても思えないので、きります、ぶちっ
Jul 21, 2005
■うなぎ (1997年/日本) 監督: 今村昌平 製作: 奥山和由 原作: 吉村昭 撮影: 小松原茂 音楽: 池辺晋一郎 出演: 役所広司 清水美砂 柄本明 田口トモロヲ 常田富士男 イントロダクション:「楢山節考」の今村昌平が「黒い雨」以来8年ぶりに監督し第50回カンヌ映画祭でグランプリ(パルム・ドール)を受賞した作品。かつて、妻の浮気に逆上し妻を殺してしまった男・山下拓郎。以来、極度の人間不信に陥った山下は仮出所後、理髪店を営みながらも人々との交流を避け、本音を明かす唯一のパートナーとして“うなぎ”を選ぶ。ある日、山下は河原で自殺未遂の女性・桂子を助ける。桂子は恩返しにと理髪店の手伝いを申し出て、山下は渋々雇うことにするが……。 ----------カンヌで賞賛されたほどとは思えないけど、個人的には好きな映画ですもっと真面目でただ暗い映画かと思ってたけど、そうでもなく笑いどころもありましたちょっと最後はドタバタすぎかなという感じもあったけどてか、柄本明がでてるだけでいいわ(笑)良くも悪くも流れを見事に変えるよな~この人は最後の桂子に間違って殴られた後の頭に包帯巻いた役所広司のシルエットがおもしろすぎた
Jul 12, 2005
■Stereo Future ステレオ・フューチャー (2000年/日本) 監督: 中野裕之 脚本: 中野裕之 木村雅俊 撮影: 中野裕之 多田勉 音楽: 清水靖晃 TOWA TEI FANTASTIC PLASTIC MACHINE ワタナベ・ノブタカ TSUKADA 野崎貴潤 出演: 永瀬正敏 桃生亜希子 緒川たまき 麻生久美子 竹中直人 イントロダクション: 中野裕之監督が日頃から温めていた4つのエピソードで2002年という“未来”を優しく描く。時は2002年、無名役者の圭介は、時代劇のオーディションでヒロイン役の美香に惚れられ初めての大役に抜擢されるしかし主演の高山は台本無視のアドリブギャグを連発、助監督には怒鳴られ監督にも愛想を尽かされ散々な日々を送っていた。一方、圭介の元恋人エリは別れたショックで言葉を発することができなくなってしまい失意の日々を過ごしていた。そんな時、姉の薫に連れられ参加したシンポジウムで樹医と出会う……。 ----------な~んか、けったいな映画だった、けど女優さんがみんなきれいで最後までするすると見てしまった映画の作り方的には嫌いでないかもなしかし永瀬正敏って本当に沢山映画に出てるなぁでもどの映画を見ても、あまり印象にも残らないし、いい俳優とも思えない・・・役柄がダメ系なのが多いからだろうけど、それでももうちょっと心に残ってもいいような?映画を見だす前まではけっこう好きだったんだけどな(笑)彼が格好良く素敵に見える映画ないかしらね
Jul 5, 2005
■OUT (2002年/日本) 監督: 平山秀幸 製作: 古澤利夫 木村典代 製作総指揮: 諸橋健一 脚本: 鄭義信 原作: 桐野夏生 撮影: 柴崎幸三 音楽: 安川午朗 出演: 原田美枝子 倍賞美津子 室井滋 西田尚美 大森南朋 イントロダクション:東京郊外の弁当工場深夜パートの主婦たち、香取雅子42歳、吾妻ヨシエ51歳城之内邦子40歳、山本弥生30歳の4人はそれぞれに悩みや問題を抱えていた。ある日、雅子のもとに弥生から電話が入る。弥生はギャンブル狂の夫・健司の度重なる暴力に耐えかねついに寝込みのスキを突いて殺してしまったと言う。妊娠8ヶ月の弥生は泣いてすがり、雅子はやむなく死体を自分の車のトランクに一時的に隠すことに。しかし、弥生はそれから工場に姿を見せなくなってしまった。死体の処理に困った雅子は仕方なく“師匠”と慕うヨシエに協力を持ちかけるのだった…。 ----------テレビドラマの時に見てたのと、この気持悪さはきらいでないので見たかったけどやっぱり気持悪かった(笑)やっぱりドラマの方がおもしろかったかなぁ佐竹役が寛平ちゃんなのが、なんとも残念、演技が薄っぺらいよ~これだけ個性的で立派な女優陣をそろえたのになぁ、勿体無い
Jul 5, 2005
■化粧師 KEWAISHI (2001年/日本) 監督: 田中光敏 脚本: 横田与志 原作: 石ノ森章太郎 撮影: 浜田毅 出演: 椎名桔平 菅野美穂 池脇千鶴 佐野史郎 柴田理恵 イントロダクション: 大正初め、東京の下町に一人の化粧師がいた。その名は小三馬。時代はあたかも女性の夜明け。さまざまな分野で女性の社会的自立が高まりを見せ始めていた。しかし、化粧は未だ一部の限られた女性たちのものだった。小三馬は抜群の技術を持つカリスマ化粧師。華やかな女性たちに囲まれて暮らす小三馬に、化粧には縁のない天麩羅屋の娘青野純江は憧れを抱いていた。意を決して弟子入りを志願した純江に対し、小三馬はそっ気ない。一方で、呉服屋の下働きをする文盲の時子が字を覚えようとした時力になってあげる小三馬そんな小三馬にはあるひとつの秘密があった。 ----------よくできた映画だと思いました、もっと早く見たかったかも飽きることなく最後まで、久々に真面目に見たなぁ菅野美穂がもっと中心になるのかと思っていたらそうでもなかった(しかしかわいいし、うまかったなぁ、2001年の菅野美穂って一番乗ってる時か?)池脇千鶴は相変わらずとても良い(色気は感じないんだけど)ショートストーリーも組み込まれていて、時々泣き所を作ってあるのだが柴崎コウのくだりはいらんかも岩城晃一のお父さん役も、ちょっとかっこよすぎたかな椎名桔平が小三馬をあまりにも淡々と演じているので少し不思議だったのですが秘密を知り納得最後のシーンと、小三馬の秘密・・・でメジロと暮らしていた小三馬がとてもせつなく写りました
Jun 14, 2005
■BeRLiN (1995年/日本) 監督: 利重剛 製作: 須崎一夫 脚本: 利重剛 撮影: 篠田昇 音楽: めいなCo. 出演: 中谷美紀 永瀬正敏 ダンカン あめくみちこ 山田辰夫 イントロダクション:中谷美紀と永瀬正敏が共演した不思議な感覚のドラマムービー。“キョーコ”と名乗る謎のデート嬢が、ある日突然姿を消す。同僚や客の男、彼女を取材するTVクルーなどそれぞれの記憶と思いがパズルのように合わさり彼女の真の姿を浮き彫りにしていく。 ----------若い頃の中谷美紀がかわいかったけっこういろんな俳優さんが出ていてストーリーの流れ的には嫌いではないんだけど特にこれといっておもしろくもなく・・・、主人公にも魅力を感じず・・・あめくみちこの存在が1番良かった(笑)最後はハッピーエンドだったのでよかったかなという程度----------2月の末からいろいろ邦画を借り出して見ることはや14本また見たい!と思ったのは2本やっぱり洋画を見るべきなんだろうか、けど外人には感情移入できないしなぁそれより・・・ワタシの借りるセンス(マイナーぶり)が悪いんだろうな(爆)
Jun 7, 2005
■月とキャベツ (1996年/日本) 監督: 篠原哲雄 製作: 原正人 黒井和男 脚本: 篠原哲雄 真柴あずさ 撮影: 上野影吾 音楽: 山崎まさよし 出演: 山崎まさよし 真田麻垂美 鶴見辰吾 ダンカン 中村久美 イントロダクション:シンガーソングライター(山崎まさよし)は田舎に移り住んだ売れないミュージシャン“花火”。ある日突然彼の前に現れた少女ヒバナ。ふたりの切ないひと夏の恋を描く。。 ----------タイトルも変わっていてオモシロイなと思ったし他の方のレビューが良かったので、期待したんだけど悲しいくらいおもしろくなかった・・・。女優に魅力がなさすぎストーリーも古臭いし安易ヒバナのダンスがひたすら恥ずかしい山崎さんも前に見たショートフィルムの「けん玉」での篠原涼子との夫婦役がすごく自然でよかったので、俳優業も素敵なんだと期待したんだけどこの映画では何もかもがシラジラシイラブシーンも、口紅を塗るシーンも、女優が別の人だったら全然違ったかもな最後の山崎さんのピアノと音楽は素敵ですけど本当はこの歌の時に、ストーリーの余韻を感じながら聞くはずなんだろうねしかも歌で終わればまだいいのに、またヒバナが登場し踊りだすし・・・しかも長いし、、、やめてくれ~~!!!!!てなとこで終了しました
Jun 2, 2005
■Jam Films (2002年/日本) 監督: 北村龍平 篠原哲雄 飯田譲治 望月六郎 堤幸彦 行定勲 岩井俊二 製作総指揮: 香山哲 大里洋吉 脚本: 高津隆一 渡部貴子 飯田譲治 望月六郎 三浦有為子 行定勲 岩井俊二 原作: 飯田譲治 梓河人 撮影: 古谷巧 石山稔 高瀬比呂志 田中一成[撮影] 唐沢悟 福本淳 音楽: 森野宣彦 矢野大介 山崎将義 池頼広 遠藤浩二 野見祐二 めいなCo. 岩井俊二 出演: 魚谷佳苗 北村一輝 坂口拓 山崎まさよし 篠原涼子 「the messenger」――地下に潜むギャングの前に現われたミステリアスな女の正体は…。「けん玉」――偶然けん玉を手にした売れないミュージシャンはある事件に巻き込まれ…。「Cold Sleep」――冷凍催眠状態から目覚めたフジオが見たものとは…。「Pandora」――足に悩みを持つ眉子は、“秘密の薬がある”という怪しい男について行くが…。「HIJIKI」――警察に追われ立てこもった男は人質の女たちからヒジキを勧められ…。「JUSTICE」――授業中、女子のブルマ姿を目にした高校生の東条は…。「ARITA」――その女の子は紙の上にARITAが現われることに疑問を持ちはじめ…。 ----------いろんな監督の15分くらいのショートストーリを集めたもの・・・です「the messenger」---意味不明、つまんない・ツマンナイ・づばんだーい!!「けん玉」---こんなショートならいくつでも見て見たい、ほのぼのコメディで好き「Cold Sleep」---意味不明、大沢たかおだったのでまだ見れたけど「Pandora」---水虫の話だが、エロイ、吉本多香美悩まし~「HIJIKI」---つまんないが嫌いではない(笑)「JUSTICE」---くだらなくていい 妻夫木君のこんな姿はなかなか見れないだろう「ARITA」---広末かわいい、けど岩井俊二監督の作品はイマイチ好きになれない、ショートだから余計かも
May 26, 2005
■ぼくんち デラックス版 (2002年/日本) 監督: 阪本順治 製作総指揮: 三宅澄二 畑利明 脚本: 宇野イサム 原作: 西原理恵子 撮影: 笠松則通 音楽: はじめにきよし 出演: 観月ありさ 矢本悠馬 田中優貴 真木蔵人 今田耕司 イントロダクション: 一太と二太の兄弟はうらぶれた水平島の中でも特にビンボーな人間たちが集まっているうらの港に住んでいる。彼らには元から父親がいない上、母・今日子はもう半年も家を空けている。その母がある日、離れて暮らしていた娘のかの子を連れて帰ってきた。今日子はまたすぐ出ていってしまったが、姉かの子が母代わりとなり水平島のおかしな面々に暖かく見守られながら兄弟にとっては貧しくも楽しい生活が始まる。だがそれも束の間、今日子が新しい男に貢ぐため家の権利書を売却してしまい家を追われる羽目になってしまう…。 ----------西原理恵子の漫画が原作でもともと好きな漫画この人の本はシュールでグロでエロでそしてちょっとモヤモヤする気持になる子供がよく出てくる話も多いんだけど、実際は子供には見せられないというか・・・このモヤモヤを味わいたくて西原漫画を読んでいるようなもんだこの話が映画化された時はちょっと驚いたので(かなり無理があるから)見たかった原作とくらべるとやはり違う(特に配役のイメージは)のだけれどそれなりにおもしろかった監督さんも言ってたけど、毒気はかなりとられているうまくもなく下手でもない子役の選定がよいまぁ、あの漫画の子供の役をうまくできる子供がいたらコワイあまり深く演じると(うまい人が演じると)見るほうも辛くなるのでこのキャストで意外と良かったのかもしれない、脇役俳優もおもしろいでも原作も何もしらない状態でみると、どう感じるんだろうなぁ観月ありさのくじゃくの求愛のダンス(笑)も良かったいつもの私なら絶対にしらけるはずなんだけどね(風花の小泉今日子の変なダンスと匹敵する)鳳蘭のコメントがおもしろかった「宝塚の清く正しく美しくからエライはずれている映画」そのとおりまさか自分がこんな内容の映画にでると思ってなかったんだろう西原まじえてのコメンタリー収録もおもしろかったっすまとめると貧乏でも頑張って生きる、生きてるという感じになるのかもしれないけど西原漫画に内容のまとめなんていりません(笑)しかし放送禁止用語叫んでるので、テレビでは流れない・・・んだろうな(笑)
May 16, 2005
■スペーストラベラーズ (2000年/日本) 監督: 本広克行 脚本: 岡田惠和 原作: 児島雄一 撮影: 藤石修 音楽: 松本晃彦 出演: 金城武 深津絵里 安藤政信 池内博之 濱田雅功 イントロダクション:人気お笑い集団・ジョビジョバの舞台劇を、『踊る大捜査線』のヒットメーカー・本広克行監督が映画化。銀行強盗に押し入った3人組の若者たちと、彼らに人質にとられた行員や客たちの騒動をコメディタッチで描く。密室劇で繰り広げられる本広監督独特のユーモアや爽快なテンポの演出が見もの金城武、安藤政信、深津絵里共演。孤児院育ちの3人組西山、高村、藤本たちは、閉店間際のコスモ銀行を襲撃。だが計画は呆気なく失敗し、彼らは警察に取り囲まれてしまう。戸惑った西山たちは、銀行内にいた行員や客らを犯人に見立てるという奇抜なアイデアを思い付くが・・・。 ----------ありえね~だろっ!てな内容でしたが出てる人がけっこう豪華で笑いもあってそれなりに楽しめたでもテレビドラマを見ている感じで映画を見てる気持にはならなかったな男の子がみんなかわいかったです深っちゃんもかわいかったです1度みればそれでいい娯楽映画ですそれだけ(爆)
May 11, 2005
■Dolls ドールズ (2002年/日本) 監督: 北野武 脚本: 北野武 撮影: 柳島克己 音楽: 久石譲 出演: 菅野美穂 西島秀俊 三橋達也 松原智恵子 深田恭子 イントロダクション:近松門左衛門の“冥途の飛脚”の出番を終えた忠兵衛と梅川の人形が静かに身体をやすめている。なにかを囁いているような二人のその視線の先――。松本と佐和子は結婚の約束を交わしていたが、社長令嬢との縁談が決まった松本が佐和子を捨てた。佐和子は自殺未遂の末、記憶喪失に陥る。挙式当日、そのことを知った松本は式場を抜け出し病院へと向かう…。年老いたヤクザの親分と、彼をひたすら待ち続けるひとりの女。事故で再起不能になった国民的アイドルと彼女を慕い続ける孤独な青年。少しずつ交錯しながら3つの究極の愛が展開していく…。 ----------う~ん、暗すぎる、そして理解できない全部で3つの話が進んでいくんだけどどれもせつないというより痛すぎて涙もでない見るのやめようかしらと何度も思いました確かに色にはこだわっているし、映像的にはきれいな箇所もあるしところどころの小細工映像は好きなんだけど2人の歩くシーンもなんだか長すぎて早送りそしてあの終わり方、全然わからないし、何も心に残らないあの男優はわざとあの演技なのか?誰もむくわれない映画はやっぱり苦手初めての北野映画、これを選んだのは失敗なのか成功なのか
May 11, 2005
■秘密 (1999年/) 監督: 滝田洋二郎 製作: 児玉守弘 製作総指揮: 間瀬泰宏 脚本: 斉藤ひろし 原作: 東野圭吾 撮影: 栢野直樹 音楽: 宇崎竜童 出演: 広末涼子 小林薫 岸本加世子 金子賢 石田ゆり子 イントロダクション:東野圭吾の同名小説を広末涼子主演で描いた、ミステリータッチの甘く切ないラブ・ストーリー。愛する妻と娘に囲まれ満ち足りた生活を送る杉田平介。だがある日、 妻・直子と娘・藻奈美が乗ったスキーバスが崖から転落する。二人は病院に運ばれるが、まもなく妻は息を引き取る。娘のほうは、なんとか一命を取りとめたものの、意識が戻った彼女は自分は妻の直子だと告白する。やがて平介もそれを信じ、直子は人前では17歳の藻奈美として振舞い、二度目の青春を謳歌するが……。----------単に広末ズキで選んで、宣伝もよくしてたのでもっとちゃらちゃらした映画(笑)なんだろうと思っていたらばこんなありえない内容のお話を不思議さを感じさせず映画にまとめているのはすごいかも相手が小林薫なのがこれまた良かったんだろうな広末も広末らしさ絶好調でいい存在感、やっぱりこの子は主役じゃなきゃいきないかわいいわ、色っぽいわ、やっぱり好きだわ(笑)けど「秘密」の意味、そうだったのね平和な終わりに近づいてきて、何で題名が秘密なんだろう~?タイトルにつけるには何となく浅い「秘密」だな・・・とちょっと思っていたら予想外の終わり方で、なるほどと納得ばれてしまう時の、広末の自分でも半分わかってないような複雑な表情も良かったけど、それでも、なぜ?とちょっといろいろ考えてしまいましたわかった上でもう一度見ると、なるほどと思える所がまたでてくるかもなミステリーと、ラブストーリーと、コメディとうまくミックスされていてしっかり見ることのできた映画でしたしかし小林薫、せつなすぎるよ~、格好良かった・・・もう一回みよっと。----------けど邦画を見ること数本・・・映画の番宣なんて全然あてになんないなとちょっと思ったオモシロイのにおもしろくなさそげだったりオモシロくないのにおもしろそうにうつったりまだまだ見続けようと思います
Apr 25, 2005
■花とアリス (2004年/日本) 監督: 岩井俊二 脚本: 岩井俊二 撮影: 角田真一 音楽: 岩井俊二 出演: 鈴木杏 蒼井優 郭智博 相田翔子 阿部寛 イントロダクション:おてんば娘アリスと、一見おとなしい少女ハナ。2人は同じバレエ教室に通う親友。ハナには一途な想いを寄せる相手、宮本がいた。やがて彼女とアリスは宮本と同じ高校へ進学。落研に所属する宮本は“寿限無”の完全制覇に余念がない。ある日、宮本はいつものように寿限無の暗記に夢中になるばかりシャッターに頭をぶつけて転倒してしまう。それを目にして慌てて駆け寄るハナだったが、宮本が記憶喪失らしいと知りとっさに恋人のフリをしてしまう。こうして事態はアリスも巻き込み、思わぬ方向へ進んでいく・・・。----------この映画はやたら宣伝されてたのと、その時の映像がきれいだったので興味があった実際始まるとこんな話なんかい・・・というのとやはり感性が若すぎて(悲)ちょっとついていけないかもと思いつつ、女の子がかわいくて結局みてしまいました杏ちゃんも魅力的でしたが、蒼井優ちゃんがえかったな~ところどころ、おもしろ大物ゲスト(?)がでてくるのもおもしろい最後に広末涼子もでてきたんだけど、これはいらなかったなこの人は主役でしか光らない(てかやる気ないんだろう)主役の広末は好きなんだけど、女優としては駄目駄目だなと実感しましたもう一度見ることはないと思うけど(笑)映像も美しいし、時間の流れ方もきれいだしきれいな映画でしたしかし結局宮本君、かわいそうになぁ
Apr 22, 2005
■とらばいゆ (2001年/日本) 監督: 大谷健太郎 脚本: 大谷健太郎 撮影: 鈴木一博 音楽: 上田禎 出演: 瀬戸朝香 塚本晋也 市川実日子 村上淳 鈴木一真 イントロダクション:姉妹そろって女流棋士というちょっと変わった職業に就いた姉・麻美と妹・里奈。麻美はサラリーマンの一哉と結婚したばかり。一哉が、“将棋が優先”という麻美を説得して3年間の試験的同棲の末入籍した。一方の里奈には弘樹という売れないミュージシャンの彼氏がいた。しかし、最近は両方ともあまりうまく行っていない。このところ対局で負けてばかりでスランプ状態の麻美は、結婚のせいとばかり夫と喧嘩の毎日。里奈のほうも、弘樹に家事をまかせて、自分が元カレと遊んでいたことがバレて険悪な状態に。いつしか姉妹の仲までこじれてしまい……。 ----------女流将棋士という変わった題材の話の中に、同じ職を持つ日常の姉妹や共働きの夫婦にはつきものの問題もきっちり深く入っていて瀬戸さんのやつあたりの演技と、市川さんのけだるい演技と塚本さんの気を使いまくってる演技、おもしろい最近、内容が途中でわからなくなったり、なんでこのキャラの人が急にこんなこといったりするんだろとか見ている中で疑問がわくような映画やドラマが私的に多いのですがそれぞれのキャラが素晴らしく生きてて、最初から最後まで筋が通ってて、どの人も魅力的でした人間ドラマなんだけど、根本はコメディで、麻美のセリフにはかなり笑えます酢豚弁当のくだりは、おもしろくて悲しくて、どちらの気持もわかって私的には最高でした麻美の自分勝手な、我侭言いたい放題のセリフに昔の自分を思い切り見ましたけど・・・。一哉の気のつかいぶりや、わかったようなセリフにも同じようにイライラしたり(笑)特に印象に残る場面や、きれいな景色や風景や・・・そんなのは一切ないんだけど、でも映画館で見たかったかも最後もさわやかないい終わり方(くさいといえばくさいが)こういう気持のいいラストって最近少ないのでそれも良かった瀬戸朝香の演技も連ドラでは、何も思わなかったけれど、良かったなぁ将棋を真剣に打つ姿もとてもきれいだった姉妹対決で腕時計を投げつける朝香さん、かっこよかった~ラストの麻美と一哉が一緒に将棋を打つシーンには泣けましたやっぱりこういうのが好きだわ~明るく少しせつない、けどおもしろい映画でした
Mar 29, 2005
■贅沢な骨 (2000年/日本) 監督: 行定勲 脚本: 行定勲 益子昌一 撮影: 福本淳 音楽: 朝本浩文 MOKU 出演: 麻生久美子 つぐみ 永瀬正敏 光石研 田中哲司 イントロダクション: 「カンゾー先生」の麻生久美子、「月光の囁き」のつぐみという二人の若手女優と永瀬正敏という新鮮な顔合わせで描く異色の恋愛ドラマ。ホテトル嬢ミヤコと、心に傷を持つ少女サキコ。二人はミヤコの仕事で得たお金だけでなんとか暮らしていた。ある日、いつものように仕事へ出掛けたミヤコが向かった先は、新谷という初めての客のもと。そこでミヤコは新谷という男に何か特別な感情を抱いてしまう。やがてミヤコはなぜか自分と新谷の間にサキコを巻き込み始めるのだった……。 ----------若い人が見る映画だと思うので(笑)どの登場人物にも、いまいち感情移入はできないんだけれどもどの女性も持ってる(持ってた)感情というのは確かにあってかなりじっくりと見てしまった映画だった、おもしろかった私の好きな短編作家、阿刀田高さんを思い出したミヤコがお母さんサキコが娘、あるいは姉妹のような関係に見えた2人新谷という男の存在で、嫉妬だとか、いろんな感情が生まれて・・・けど結局、永瀬の役どころは使われるだけ使われたって感じで虚しい最後の横断歩道で、名前を呼ばれ手をあげて振り返る永瀬さん、駄目駄目すぎてたまらんかったHシーンもかなり多くて、つぐみの脱ぎっぷりはあっぱれ!麻生さんもいい女優さんだなぁ、はまってたなぁ、他の作品も見て見たいでも監督や俳優人がいっていたような「痛み」までは私は感じられなかった私の感性がたりないのか、年をとりすぎたのか、私が今幸せだからか?始まり方も終わり方もけっこう好きで、この監督いいかもとちょっと思ったら私でも知っている(見てないけど)GOや世界の中心で愛を叫ぶの監督なのね(笑)・・・しかし金魚ミキサーは最後までドキドキした
Mar 28, 2005
■四月物語 (1998年/日本) 監督: 岩井俊二 脚本: 岩井俊二 撮影: 篠田昇 音楽: CLASSIC 出演: 松たか子 田辺誠一 留美 加藤和彦 藤井かほり イントロダクション:「Love Letter」「スワロウテイル」の岩井俊二監督が、松たか子主演で、上京したばかりの女子学生の日常を優しく瑞々しいタッチで描いた中篇。桜の花びら舞う4月、大学進学のため、生まれ故郷の北海道・旭川を離れて東京でひとり暮らしを始めた楡野卵月。彼女にとっては毎日が新鮮な驚きであり、冒険だった……。だが、彼女がこの大学を選んだのには人に言えない「不純な動機」があった……。 ----------松たかこはかわいかった、素朴なかわいい女性を見事に演じておりますイントロダクションの「不順な動機」にかなり期待をしてみてみたもののなんだよ、好きな先輩を追いかけて、同じ大学を受けるっちゅうだけかよ!偶然を装って先輩の働いている本屋を訪ねるだけかよ!ってな感じでした確かに昔ならアリだけど(てか、こんなことしてましたけど・・・爆)ストーカーチックにうつったりさすがにここまで純な大学生は今はいるまい映像は確かにきれいだったな、ゆったりホンワカ映画監督のことは全然しりませんが、これが岩井さんの雰囲気って感じなんでしょう駅で東京に行く松が、家族に見送られるシーンから始まるのですがこの家族が、何と松のほんまもんの家族、かなりいいです、笑えます(爆)でも、松たかこファンなら、嬉しい映画だろうなぁとにかくずっと出ずっぱりです、確かにちょっと見とれてしまいます
Mar 28, 2005
■恋愛寫眞 Collage of Our Life (2003年/日本) 監督: 堤幸彦 脚本: 緒川薫 撮影: 唐沢悟 音楽: 見岳章 武内亨 出演: 広末涼子 松田龍平 小池栄子 ドミニク・マーカス 山崎樹範 イントロダクション:ある日、カメラマンの誠人はかつての恋人、静流が死んだという噂を耳にした。だが、時を同じくして彼女からの手紙が彼のもとに届く。消印はニューヨークで、自分の個展に招待する旨の内容だった。静流との出会いは3年前の大学時代にさかのぼる。静流はプロカメラマンを目指す誠人の影響で写真を撮り始めたが、ある時“プロのカメラマンになるまで待ってる”と言い残して彼の前から姿を消した。誠人は未だ忘れることの出来ない静流を探すため彼女が同封してきた写真に映っている風景だけを頼りに真冬のニューヨークへ旅立つ。 ----------内容にはあまり期待はしていなかったのですが、広末が好きなので見たかった映画彼女はこういうつかみどころのない奔放な役をさせたら、本当にかわいくて素晴らしいと思う(素でやってるっぽいので、女優としていいのかどうかはわからんが・・・)松田の話す英語のナレーションに初めはちょっと違和感を覚えます彼の演技しているところを始めてみたのですがそれはなかなか思っていたような単にお洒落なだけな映画でなかったのもよかったけど最後が妙に温度がかわり、ピストルでの撃ち合いのシーンなどもあるのですがこれまた現実離れしていて、あぁ映画だなぁと実感、私的にはいらない・・・+これに絡む小池の演技というか役どころというか、これがまたおもしろおかしく(苦笑)私も昔、写真をやってたので、沢山でてくる写真や空の風景、街の風景は素敵でした見終わるとカメラを探したくなる映画です
Mar 17, 2005
■風花 kaza-hana (2000年/日本) 監督: 相米慎二 製作: 若杉正明 早河洋 脚本: 森らいみ 原作: 鳴海章 撮影: 町田博 音楽: 大友良英 出演: 小泉今日子 浅野忠信 麻生久美子 尾美としのり 小日向文世 イントロダクション:満開の桜の樹の下で目覚めた男と女。男は文部省のエリート官僚・澤城廉司。女は30過ぎの風俗嬢・富田ゆり子。澤城はエリートながら酒を飲みだすと止まらず、必ず記憶をなくす。いまは酒で失敗し謹慎中。この日も、ここがどこなのか、隣の女が誰なのかさっぱり分からない。しかし、ゆり子の話では、彼女の故郷北海道への5年ぶりの帰郷に付き合うと約束したらしい。状況の把握できないまま澤城はゆり子とともに北海道まで旅をすることに……。 ----------浅野さんのシラフの時のサラリーマン姿が本当に魅力がなくて、ある意味すごい演技力だ(笑)物語はただ、淡々と・・・嫌いな流れではないんだけれど登場人物のどちらにも全く共感がもてないのでいまいち入り込めず北海道でドライブしながら、その間いろいろエピソードがはいるのだけど、ありふれた内容だし2人が出会った風俗店で話した内容を、浅野さんがだんだんと思い出しながら進んでいく感じでも浅野さんも小泉さんも、どちらも自然すぎる演技で、思わず見ちゃうのは確かゆりこのしているブレスレットの鈴の音や、雪を踏む音や、音がかなり印象に残った最後にゆりこは自殺を試みるんだけど、雪の中で睡眠薬のんでからのあやしいマリオネット的な創作ダンス?が見ていて恥ずかしいここだけ急に現実離れしているんだもん・・・(けどこれが映画なんだよね、きっと)*後ほど、これがタイトルの風花のことなんだと理解しましたゆりこが最後に産んで5年もほったらかしていた子供に会いに行くんだけど子供を思う小泉さんの演技は悲しくも全く伝わらずこのシーンはない方がよかったんじゃないかとも思うけど、その直後のおちゃらけな終わり方と澤城の目線が良い最後の2人の衣装も暖かさがあってよかった、澤城変身しすぎだけどさ・・・結局浅野さんはとてもかっこいい、小泉さんはとてもかわいい、あと、柄本明はさすがだそして文句つけながらも、もう一度見たいと思う私なのだった*浅野さんがお風呂で髪をあらう全裸シーン(真横からオールヌード)はか~なり素敵でした(笑)
Feb 27, 2005
■クロエ (2001年/日本) 監督: 利重剛 製作: 長瀬文男 仙頭武則 松下晴彦 脚本: 利重剛 萩生田宏治 原作: ボリス・ヴィアン 撮影: 篠田昇 音楽: 今野登茂子 出演: 永瀬正敏 ともさかりえ 塚本晋也 鈴木卓爾 福崎和広 イントロダクション:プラネタリウムに勤める高太郎はある日、はかなげな美少女クロエと出会い、恋に落る。やがて二人は結婚し、幸せな日々を過ごす。そんなある日、クロエが突然意識を失い病院に運ばれる。検査の結果、肺に蕾のような影ができていることが判る。手術で摘出してみると、それは本当に睡蓮の蕾だった。順調に回復するクロエだったが、その矢先、今度はもう一方の肺にも蕾が出現していた。片肺の衰弱しているクロエはもう手術ができない。自宅で療養するクロエを懸命に看病する高太郎は、ほかの花が肺の蕾の成長を止めることに気づき、部屋全体を花で埋め尽くすことを思いつくのだが……。 ----------意外でしょうが、ともさかりえの演技が好きなのでとりあえず見たかった話の内容は、それはそれは現実離れしているんだけど登場人物のセリフは日常的丁寧な造りでしたが、誰も報われない、悲しい映画だったなぁもう一度見たいとまでは思わなかったクロエと高太郎のつかの間の幸せの日々の雰囲気は本当にシワセナ気分になりましたゆるやかな映像もとてもきれいともさかりえ、はまり役でした
Feb 25, 2005
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