病気のときのお風呂


病気のときのお風呂





赤ちゃんの肌はとっても敏感。お肌を清潔に保たなければならないことは充分知っています。
でも、鼻水がたらりんこちゃんになっていたり、いつもより体温が高いと、必要以上に心配になり
これ以上悪くならないようにと、予防の為入浴をさせていなかった。

風邪の診察の際、入浴について訊ねられ、体温にかかわらず、具合が悪い時は入浴させていなかった。
ある日、医師に「体温が 37.5以下 であれば入浴させて下さい。」とアドバイスを受けました。
ぜんぜん知らなかった...入浴の基準の体温があるなんてことを。



体温37.5℃以下
    赤ちゃんは新陳代謝が盛んで汗っかき。皮膚を清潔に保つためにも、
    また暑い季節には とびひ かぶれ を防ぐ為にも、
    体温が37.5℃以下ならば普段どうりにお風呂に入って、汗を洗い流しましょう。
    冬は37.2℃以下のときには浴室、脱衣所を暖めて入って下さい。

体温37.5℃以上
    お風呂に入ることは無理でも、高熱でないかぎり簡略浴やオイル浴、
    座浴などできれいにしてあげましょう。
    着替えなどの準備を整え、部屋を暖かくして手早くすませるようにします。

・簡略浴
    バスタオルの上に寝かせ、お湯でしぼったタオルで身体をふきます。
    汗をかきやすい首、わきの下、汚れやすい股などはていねいに拭いてあげましょう。
    おちんちんなどは泡立てた石けんで簡単に洗い、お湯でしぼったタオルを何回か替えて拭きます。
    拭いたところには順次乾いたタオルをかけるなど、身体を冷やさないように注意します。

・オイル浴
    カット綿にベビーオイルをふくませ、簡略浴と同じようによごれやすいところを拭き、
    お湯でしぼった蒸しタオルで拭き取ります。
    アトピー性皮膚炎のお風呂あがりのスキンケアの時にもかなり有効です。

・座浴
    上半身は服をきたまま、おしりをシャワーや洗面器、またはタライで洗います。
    洗面器やタライのお湯は何度か交換してください。
    石けんとお湯できれいに洗うことが家庭でできる最高の消毒です。
    とくに下痢をしているときにはおしりを清潔にしてあげましょう。






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