2003年05月06日
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テーマ: 中国旅行(482)
カテゴリ: カテゴリ未分類
開元寺(1)

次に案内されたのは開元寺だった。寺は泉州市の西街と呼ばれる道路に面している。西街はいわゆる門前町なのだが、その古い佇まいが何とも言えず中国っぽい。行き交う人々まで現代とは違った世界にいるような錯覚に陥る。


開元寺前の西街(東方向)



開元寺前の西街(西方向)


庄さんに案内されて開元寺の中に入る。門の内側は広い石畳になっていて、いかにも古いガジュマル(榕樹)の樹の向こうに本堂が見える。時計は4時半を回っていたので参拝客はまばらだった。

開元寺は何といっても「東西塔」が有名なのだ。ニューヨークの貿易センタービルが崩壊した今、開元寺の東西塔は世界で一番有名なツインタワーかもしれない。門を入ったときから、左右の塀越しに上半分は見えている。tetywestは一刻も早くもっと間近でそれを見たかった。

しかしお寺へ来て本堂にお参りしないうちに塔に向かうのはエチケット違反だろうと庄さんの後に従って歩いていくと、案の定まっすぐ本堂へ向かう。この本堂は「大雄宝殿」と呼ばれ、大きな「桑蓮法界」の額が懸かっている。中には金ピカの仏像が安置されていて、写真撮影は禁止されていた。


大雄宝殿


大雄宝殿に並ぶ仏像を見ながら、そのまま裏手へ抜ける。そこにはまた建物があった。「甘露戒壇」と呼ばれ、坊さんが受戒をする所らしい。その建物の後ろにはさらにもう一つの建物がある。「蔵経閣」という額が懸かっている。


甘露戒壇



蔵経閣


これで建物は終わりのようだ。さあ、いよいよ塔が見れるぞと期待が高まる。その時、いつのまにか居なくなっていた庄さんが、若い女性を伴って戻ってきた。その女性は我々に開元寺のガイドをしてくれるのだそうだ。彼女は再び大雄宝殿へと引き返す。ううっ、塔を見るのは当分「お預け」になってしまいそう・・・






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最終更新日  2003年05月07日 02時56分02秒
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