soraの雑貨な日々

2008.04.24
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ブログルーブル宮殿.jpg


帰りの集合時間に間に合うように凱旋門を見たい私たち。

その為の強行手段である、

「憧れのルーブル美術館 ぶらりチラ見の旅」

は、なんとたった25分で終了
うーむ、悔しいけど、パリに来て凱旋門を見ないなんて考えられないもん

また来てやるぜ、ルーブルっ


さて、ルーブルを出ると、陽は少し傾いていました。

美しいルーブル宮殿をぱちり


時間が無いのですが、何だか名残惜しくて振り返ると、空が綺麗な色に染まっていました。

ブログルーブル夕景.jpg



なので、早速歩き出した私たち

「…お腹すいた。」

「お昼ごはん、抜きだったもんね。」

「だけど優雅にcafeでクロワッサンの時間は無いよ。」

「途中でなんか買い食いしよう。」

「そうしよう。」

そんな会話をしつつ、(競歩のように)歩いて行きました。


パリは快晴だったので、空には無数の飛行機雲がぽっ

ブログルーブル空.jpg


ブログパリ夕景.jpg


次から次へと飛行機雲が、青空に線を描いていました。



ブログオベリスク.jpg


有名なコンコルド広場のオベリスクです。


その上に、今のパリがあるのです。
でも私たちが通ったときは、平和そのものでした。

そしてその近くに屋台と移動式の観覧車がありました
ホットドックなどが売っていたのですが、
「パリに来てホットドック…?」


おや、いいのか?君たち。


そして遂に、憧れのシャンゼリゼ通りへ


ブログシャンゼリゼ入り口.jpg

えっこれが


確かにマロニエらしき街路樹はあるけど…

ガイドブックには

「シャンゼリゼ通りはコンコルド広場から凱旋門に向けて、なだらかに傾斜しています。歩くときは凱旋門から歩きましょう。」

と、親切にかいてありました。むむ、私たちには関係ないけどねっ


そして通りを渡ると、正面に…

あっあっびっくり

遂に凱旋門発見びっくり

ブログちっちゃい凱旋門.jpg




えっ、どこ

あっ、ちっちゃ


えー、あそこまで行くのしかも、元いたルーブルよりもっと向こうに、時間までに引き返すの??

間に合うかなあ…間に合わなかったら、冗談抜きでパリの街で迷子です号泣

でも、間に合いそうにも無かったら途中で辞めることにし、空腹を抱えた私たちは歩き始めました。

すると、やっとシャンゼリゼ通りらしい景色になってきましたスマイル


ブログシャンゼリゼ.jpg


感じとしては、広くてちょっと怖くなった銀座。

「ねえねえ、シャンゼリゼ通りを端から端までお~シャンゼリゼぇ~って大声で歌いながらスキップするの、いくらもらったらやる?私、10万円かな~。」

かな~り、下らない会話

だけど、旦那の答えにびっくり

「えっ俺全然やるよ。」

「は?」

「10万円もくれんの?5千円でもやるよ。」

…なるほど。



「デスノート」の映画が上映されている映画館を発見。
パリでも人気なのねえ。

そんなことを話しているうちに、辺りはどんどん暗くなってきました。


でも引き返すという考えは、やはり浮かばず…だってパリといえば凱旋門…。


そして…





遂に…







ブログ。凱旋門.jpg


夕暮れに浮かぶ凱旋門

空の色があまりに美しく、しばらく見とれていました。
ああ、たくさん歩いたけど、来て良かった…ぽっ


たまたま日本人の家族連れがいたので、二人で写真を撮ってもらったのですが、ちょっとブレていた…残念。


さあ、そろそろ集合場所に行かなくちゃ。

「シャンゼリゼ通りを引き返しても行かれるけど、1.5倍くらいの距離になるよ。違う道を斜めに行こう。」

と旦那。

「ええ違う道で大丈夫

「まっすぐだから、大丈夫大丈夫。」

「大丈夫…」

一抹の不安が。

でもとにかく歩き出しました

辺りはすっかり暗くなりました。
賑わっていたシャンゼリゼとは違い、一本横道に逸れるだけで人通りもまばらに。

観光客らしき人は、一人も見なくなりました。…ちょっと怖くなってきた私たち。しょんぼり

「とにかく早歩きでさ、地元の人ですからって感じで歩こう。」

「そうしよう。仕事帰りで、あー疲れたわね、みたいな感じで歩こう。」

ロンドンもパリも、歩行者は信号を守らないのが普通です。
(赤信号で人が渡っていても、車のほうが止まるのが暗黙のルールになっています。)

まじめに止まっていると観光客丸出しなので、観光客丸出しの私たちは、観光客丸出しでさっさと歩きました。

途中、こんな綺麗な建物が

ブログパリの建物.jpg

寺院かな?


緊張で忘れていたけど、パリに着いてから何も食べていない私たち…

だけど優雅にcafeに入っている時間はもはやありません。

買い食いできそうなお店も見当たらず…

やっぱりコンコルド広場で売っていたホットドック、食べておけばよかった。
だって、高いのに美味しく無さそうだったんだもの…

パリといえばクロワッサンだもの…
カフェオレとクロワッサン…
クロワッサン…

だけど結局、見知らぬ土地での緊張から、それどころじゃない私たちなのでした。


そのときですびっくり

ずっと一本だと思っていた道が、二本にびっくり


ブログパリデパート.jpg


えーっ号泣

右のほうがメイン通りっぽいけど…

多分、右。

私たちは、ますます緊張の面持ちで、観光客丸出しに、ギクシャク歩いて行きました。


憧れのパリ旅行とは程遠い感じ。



だけどご飯抜きで頑張ったかいがあり、遂に集合場所のオペラ座の近くに到着。

泣きたくなる位嬉しかった号泣


ちょっと時間があまったので、デパートに入ってみました(突然余裕になる私たち)。

ブログパリイルミネイション.jpg


綺麗…

すっかりクリスマスの街並みで、ショウウインドウも動くぬいぐるみなどで飾ってあり、かわいかったです

中に入ると、吹き抜けがあり、大きなツリーが


ブログ。仏デパート.jpg


さすがパリ…すごすぎます。
建物からして芸術性が高すぎます。なんて美しい天井…二人して口をあんぐり開け、見とれてしまいました




さて、時間前に集合場所に行ってみると、それらしき二階建て観光バスは停まっていたのですが、肝心の「ジュリエット」の姿が見えません。

「ジュリエット」とは、帰りにバスで私たちを迎えに来てくれて、ユーロスターの発着駅である「パリ北駅」まで連れて行ってくれる、ガイドさんです。(ちなみに顔は知りません)

私たちは相変わらず不安顔を二つ並べ、近くのベンチに座っていました。

ジュリエット、何者?果たして本当に来るのか


乞うご期待





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Last updated  2010.04.29 15:38:23
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