Nov 5, 2006
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カテゴリ: 徒然・・




今夜の月は満月。

いま、部屋の窓から大きなまんまるの月が薄い雲を払うように

光を放っています。

星の存在よりも今宵は月を愛でたい・・

しばし見惚れていたい美しい夜になりました。






きのう、我が家にてランチを共にした方のお話より・・

その方をFさんとします。

Fさんは、商社マンとして外国をずっと周っていました。

Fさんが渡航していたとき(活躍されていたとき・・)は、

まだ日本の航空会社が海外に就航されていないころで

海外勤務の折りは、外国の航空会社の飛行機を利用していたそうです。

KLMオランダ航空、ルフトハンザドイツ航空。。など

席は、そのころ、白人は飛行機の前方、中央を占め、後方にアジア、アフリカなどの有色人種。

飲み物を頼んでもなかなか来てくれない。

食事は、前方がまず先、その後中央、その人たちの食事の後片付けが終了後に

後方の有色人種の食事が配られ、それも不味い冷たい食事が供された。

外国での仕事も日本人だというと相手にもされないことがしばしば・・

その中で根気強く、仕事の足がかりをつけて、やっと軌道に乗り始めると

次の任地へ転勤・・この繰り返しでアジア、中近東、アメリカ、ヨーロッパへと

ずっと海外勤務が続いていた。。

シンガポール勤務の時にやっと日本航空が乗り入れになったとき、

仲間と空港まで行き、互いに涙し喜んだそうです。

宗教、食事、文化、言葉の違いでいろいろ誤解を受けたり、

また誤解したり・・想像以上のストレスがかかり、

よく休みになるとヨーロッパの街へ遊びに行くことが結構、リフレッシュに

なっていたという話でした。

Fさんに質問してみました。

わたし「いままでいらした国の中で、

この国に暮らしたいと思った国はありますか?」と伺うと

しばらく沈黙の後

Fさん「・・ないですね~。日本が一番いいですよ。」

わたし「そうですか・・日本が一番・・」

Fさん「いいですよ~・・日本は。特に那須は一番ですよ。」

お互いに顔を見合わせ・・

「そうですね~」と笑いました。

Fさんは、東京にマンションと横浜に家があるのに

10年前から、はじめは別荘に建てた那須の家に定住してしまったそうで

留守宅は、ときどき様子をみに帰る程度だそうです。


那須の魅力を聞くと・・

「四季それぞれに変化するさまをみて暮らしているとあっという間に

一年が経ち、二年になり・・それも飽きないんだ。」とおっしゃっていました。


外国暮らしが長く、やっと落ち着かれた日本の場所は那須の自然に囲まれた暮らし。

素敵な初老の紳士のFさん。

外国暮らしで学んだお料理もお得意で・・

次回はFさんのお宅で「中近東料理のパーティー」をすることになった。

いまからとても愉しみです・・


商社マンの先駆けとして、世界を周り、日本の輸出入の足がかりを

つけてくださったFさんたちのご苦労があればこそ・・

いまの日本があることに感謝したひとときでした。











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Last updated  Nov 5, 2006 10:33:04 PM
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