カルティエのビルだったと思います。
2011年08月14日
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友人と、たっぷりランチを食べて、夜のロンドンを徘徊。
彼女がいなかったら戻ってくることはなかったこの街。
しばらく呼吸もできないほどだったのだけど、彼女と一緒だといろんなことがどうでもよくなる。最初の家で出会って以来、かれこれ９年近くになる彼女との関係。毎年毎年、お互いいろんな事件があったね。
移民制限がはじまりかけていた去年の６月、彼女の家のリビングで、ビザをとってこっちで働くことを宣言してから、いろんなことがあっという間だった。実際ほんとうにビザをとって、仕事もきめて、とうとう本当に、来てしまった。
引っ越しも何もかも、全部ひとりでやって、家も探して、働きだす前にもうすっかり疲れきってしまって、英語もろくに話せないのに、毎日自尊心を傷つけられる思いで現地人と働いて、地位もお金も、日本にいたときより格段下がって、日系はいいなとか、駐在妻になりたいとか、本気で思ってたのだけど、わたしがそんな生活を、望んでも選んでもこなかったことを、まわりのみんながよく知っている。結局は、自分の願った生活を手に入れて、手に入ったとたんに、自分が選択したことの大きさに、自分で参ってしまっている。
そんな感じでしばらくロンドンはグレーだったのだけど、思い描いた場所に自分がいることに気づかされた彼女との一日。まだまだ超えるべき山はいっぱいあるけど、人生はそんなにハードではないはず。
ありがとう。わたしの人生にいてくれて。
彼女がいなかったら戻ってくることはなかったこの街。
しばらく呼吸もできないほどだったのだけど、彼女と一緒だといろんなことがどうでもよくなる。最初の家で出会って以来、かれこれ９年近くになる彼女との関係。毎年毎年、お互いいろんな事件があったね。
移民制限がはじまりかけていた去年の６月、彼女の家のリビングで、ビザをとってこっちで働くことを宣言してから、いろんなことがあっという間だった。実際ほんとうにビザをとって、仕事もきめて、とうとう本当に、来てしまった。
引っ越しも何もかも、全部ひとりでやって、家も探して、働きだす前にもうすっかり疲れきってしまって、英語もろくに話せないのに、毎日自尊心を傷つけられる思いで現地人と働いて、地位もお金も、日本にいたときより格段下がって、日系はいいなとか、駐在妻になりたいとか、本気で思ってたのだけど、わたしがそんな生活を、望んでも選んでもこなかったことを、まわりのみんながよく知っている。結局は、自分の願った生活を手に入れて、手に入ったとたんに、自分が選択したことの大きさに、自分で参ってしまっている。
そんな感じでしばらくロンドンはグレーだったのだけど、思い描いた場所に自分がいることに気づかされた彼女との一日。まだまだ超えるべき山はいっぱいあるけど、人生はそんなにハードではないはず。
ありがとう。わたしの人生にいてくれて。
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