本当にありがとうございます<(_ _)>
外からご覧いただいている方々からのご意見、ご質問に
私のほうがむしろ啓発されているような状態です。

が、本日何かとドタバタしておりゆっくりと時間が取れません。
後ほど必ずご返信致します。 (July 8, 2006 11:17:29 AM)

Perpetual Traveler(時由人)

Perpetual Traveler(時由人)

July 6, 2006
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カテゴリ: 証券実務/経済時事
わんこ投資家「こなつ」さんの 本日7月6日の記事 を拝見して、
素朴な疑問が出てまいりました。
果たしてこのままの内容で良いものか・・・とお見受けしましたので、
私のブログのほうで、あえてツッコミコメントさせていただきますネ。




(投資家性向仮定)
・株主は企業株式を永久ホールド
・投資(機)家は短期に企業株式を買い付け企業に物申して要求を通そうとする



その1:「株主」の視点としては

永久ホールド「株主」は、企業の利益還元を何に求めるのでしょうか?
自己資金を、経営側の都合で勝手に自社株買いとかに使われたら、
「売らない」ことを前提にしている株主の手元には一生還元が無いのでは?
やはり、自社株買い効果で運よく株価が上がったらどこかのタイミングで売るのでしょうか?
そうだとすれば、「永久ホールド」の方針とは矛盾をきたしていると思われます。

私は、自社株買いして消却したあとにもっと株価が下がっていったとしたら、
それこそ自己資金の無駄遣いであり、株主価値を下げてしまう行為になると考えます。
例えば、現金5億が本当に余剰資金であれば、単純に4億でも4億5千万円でも、
株主の手元に配当してくれることを望みます。

が、私は株主であって経営者ではないので、特にこのような要求をするつもりもありません。
内部留保の拙速な流出要求は、経営基盤の安定やポテンシャルを奪うことになるからです。

これは財務的な視点とまた別次元のお話です。




その2:「投資(機)家」の視点としては


>レバレッジ効かせて儲けを増やしてくれ~

と、こなつさんは一つの例としておっしゃいました。

果たして企業経営って、こんなに簡単に儲けが増やせるものでしょうか?
無借金の会社にわざわざ借金させ、どんどんモノ・サービスを作り出しても、

いわゆる営業政策上の「増産分が売れる見通しが立っている」といったことが前提に無いと、
会社を非常に危険な状態にさらすことになると思うのですが?

多分、余剰在庫や仕掛品の山があっという間に経営を圧迫することになります。
借り入れ金利だって、市場金利のレートそのままではどこも貸してくれません。
プライムレートというものが必ず設定されますから、いま無借金の会社が、
市場金利より高いレートの借金をわざわざすることが得策とは思えません。

私が機関投資家なら、このような要求はしないと思います。
もはや投資家では無いグリーンメーラーに成り下がった要求行為を振りかざすことは、
経営基盤の安定やポテンシャルを奪うことになるからです。
つまり、本業の継続的かつ安定的な発展を阻害する一因になり得る危険な要求です。
これは財務的な視点とまた別次元のお話です。




いろいろグダグダと展開してまいりましたが、
これ以外に、企業を見るときにもっと重要な視点があると思うのです。
それは株主と経営者を結ぶ架け橋的な存在である 「CEO」 としての視点です。

経営のフロー、というものにきちんと眼を向け、理解しようとする姿勢、
そんな要素が必要なのではないでしょうか。
経営のフローには、その企業特有の要素が凝縮されているはずです。
それを理解することこそが、後々のホールド方針の確立につながってくるはずなのです。


「株主」と「投資(機)家」、
どちらかの岐路に立つ時、いずれにしろ「CEO」の視点から企業を理解していなければ
どちらにも転べないことになるのではないでしょうか。





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Last updated  July 6, 2006 06:56:13 PM
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Re:「株主」と「投資(機)家」の視点の整理(07/06)  
lodestar2006  さん
こんばんは。

自社株買いと配当還元の違いについて大変参考になりました。
確かに自社株買いは株主に余剰資金が還元されるわけではないですよね。盲点で勉強になりました。

自分は「株主」なのか、「投資(機)家」なのか考えさせられました。今まで意識したことがなかったので、これからは頭の片隅に常に置いておこうと思います。 (July 6, 2006 10:41:38 PM)

Re:「株主」と「投資(機)家」の視点の整理  
夢千本 さん
こんばんは。
僕ももし高収益&低金利だからと言って、計画以上の量産に踏み切る経営者(あるいはそうしろと叫ぶ利害関係者)がいれば疑問に思います。
市場の成長具合にもよると思いますが、量産は製品単価の低下を招き、いずれ企業収益を収縮させかねないと思います。 (July 7, 2006 12:11:14 AM)

Re[1]:「株主」と「投資(機)家」の視点の整理(07/06)  
stareyes1947  さん
lodestar2006さん
>こんばんは。

>自社株買いと配当還元の違いについて大変参考になりました。
>確かに自社株買いは株主に余剰資金が還元されるわけではないですよね。盲点で勉強になりました。

>自分は「株主」なのか、「投資(機)家」なのか考えさせられました。今まで意識したことがなかったので、これからは頭の片隅に常に置いておこうと思います。
-----

結局のところ、企業とは人間の共同体でありますから、マクロ、ミクロ、いろいろな要素が複雑に有機化合物のように交じり合って日々変化しながら活動している、と私はとらえています。

「不可知論」ってご存知でしょうか?
人間の共同体においては、誰もが主観的であり、「客観的な事実など一つも無いのだ」という考え方です。

企業経営とは、不可知論の枠組みの中でも考えられるのかな、とも考えています。それによるとすれば、もはや二者択一、ということも有り得ないかも知れません。
やはり奥深いモノですね。 (July 7, 2006 08:42:04 AM)

Re[1]:「株主」と「投資(機)家」の視点の整理(07/06)  
stareyes1947  さん
夢千本さん
>こんばんは。
>僕ももし高収益&低金利だからと言って、計画以上の量産に踏み切る経営者(あるいはそうしろと叫ぶ利害関係者)がいれば疑問に思います。
>市場の成長具合にもよると思いますが、量産は製品単価の低下を招き、いずれ企業収益を収縮させかねないと思います。
-----

何かを要求する利害関係者と、それに反対する利害関係者、さらに特に何も要求しない利害関係者。
それぞれが「不可知論」の中で思惑を動かしているとすれば、常にそれらの「正誤」も主観的な考え方になりますね。

でも、資本主義社会には便利な仕組みがあります。
それは「利害関係者に等しく与えられた権利を行使することによる多数決」です。

企業経営で言うと、議決権。
権利行使して議決権投票しない利害関係者は、企業に対して何をかいわんや、の理屈で成り立ちます。 (July 7, 2006 08:46:10 AM)

Re:「株主」と「投資(機)家」の視点の整理(07/06)  
konatsu6483  さん
こなつです。取り上げて頂いて有り難う御座いました。

ご意見もっともな話で、大変勉強になりました。いくらなんでも
借金してもっと儲けろ!とは部外者の意見ですね。

 ただ一つだけ疑問が沸きました。誤解を恐れずに書かせてもらいます。
遠慮無く間違いをご指摘ください。

こなつの理想の会社経営はバフェットの経営するバークシャーハザウエイな
のですけれど、この会社は一度も配当をしていない事で有名です。ここの
株主はどうやって利益の還元を受けるのでしょうか?

 stareyesさんなら、こういった会社には投資なさらない
のでしょうか?

 こなつが思うに、株主には配当だけを期待する人と、資産価値上昇を望んで
いる人がいるのだと思います。資産なんですから、必ずしも現金に換える必要
はありません。そして自社株買いは、資産価値向上に有効な手段だと思います。

 ここで資産価値向上とは必ずしも株価上昇ではないと思うんですよ。
たとえば1株利益が向上すれば資産価値は向上しているはず。株価が上がるか
下がるかは地合次第です。もっとも資産価値は時価評価では?って言われれば
反論できませんが(笑)。
  (July 7, 2006 04:19:48 PM)

Re[1]:「株主」と「投資(機)家」の視点の整理(07/06)  
stareyes1947  さん
konatsu6483さん

> ただ一つだけ疑問が沸きました。誤解を恐れずに書かせてもらいます。
>遠慮無く間違いをご指摘ください。

>こなつの理想の会社経営はバフェットの経営するバークシャーハザウエイな
>のですけれど、この会社は一度も配当をしていない事で有名です。ここの
>株主はどうやって利益の還元を受けるのでしょうか?


私もほぼ同じ疑問が出てきたため、RYUさんのところにもご質問しました。
RYUさんからも教科書どおりの模範回答をいただいていますのでそちらもご覧いただけるとよろしいかと。
が、やはり実際の還元の方法論、時期などについては玉虫色です。
自社株買いさえ続けていればいつか買いも限界に達して、その後はどうにでもできる、ということです。 (July 7, 2006 05:03:30 PM)

Re[2]:「株主」と「投資(機)家」の視点の整理(07/06)  
stareyes1947  さん
> stareyesさんなら、こういった会社には投資なさらない
>のでしょうか?


私にとっては、将来の配当金生活の一助にすることが株式投資の目的なものですから・・・

自分のPF構成とそこから受けられる配当金の成長が興味の主です。あくまで利己主義で考えていますから。
ある特定の会社だけ見て言われるとちょっと趣旨が違ってきてしまうのですが、まあいいです。
学術的な事象の効果は長年の証券実務の中で理解しているつもりですので、復習程度で充分です。

充分に(利益が)成長して余資があるのに配当しない、となったら投資しませんねー。
だって、自分が生きているうちに配当金として還元してくれるか判りませんから。


> こなつが思うに、株主には配当だけを期待する人と、資産価値上昇を望んで
>いる人がいるのだと思います。資産なんですから、必ずしも現金に換える必要
>はありません。そして自社株買いは、資産価値向上に有効な手段だと思います。

> ここで資産価値向上とは必ずしも株価上昇ではないと思うんですよ。
>たとえば1株利益が向上すれば資産価値は向上しているはず。株価が上がるか
>下がるかは地合次第です。もっとも資産価値は時価評価では?って言われれば
>反論できませんが(笑)。
> 

会社の資産価値とは、純資産の部、内部留保の絶対額そのものが会社の資産価値だと思います。
時価評価される部分は除いて考えないといけませんね。
時価が原価より一定以上下がった場合には、価値を減損しなくてはなりません。
それから株価がいくらかというのもこれには一切関係がない話ですね。
(July 7, 2006 05:03:48 PM)

この議論僕はstareyesさんに  
みつばち さん
畏怖の念を感じました。ぞわーっときた(^^;
stareyesさん「だけ」は、
本気の本気で永久保有、
例えじゃなくて文字通り「死んでも売らない」
気なんだな、と、、、、。
Ryuさんのところのもみましたが、
「本気」でなければ、
ああいう議論の流れにならないですもんね。
投資家であればstareyesさんのすごさは
わかると思いますよ。

うーん、それでも例えば
ポートフォリオのうちの一銘柄が、
50倍100倍とかになっても売らないってことが
できるか、というと僕は凡人ですのでちょびちょび
売り上がってしまうだろうなぁ、、、。
(July 7, 2006 10:30:44 PM)

こんばんは  
どうも、こんばんはです。
たーちゃんと申します。

Mr.Ryuさんの所での議論を読みまして、『この人はひとかどの投資家だ』と思いましたので、リンクさせて頂きました。

今後とも宜しくお願いします。
できれば相互リンクで(^▽^) (July 7, 2006 11:16:53 PM)

Re[2]:「株主」と「投資(機)家」の視点の整理(07/06)  
lodestar2006  さん
こんばんは。

>「不可知論」ってご存知でしょうか?
>人間の共同体においては、誰もが主観的であり、「客観的な事実など一つも無いのだ」という考え方です。

>企業経営とは、不可知論の枠組みの中でも考えられるのかな、とも考えています。それによるとすれば、もはや二者択一、ということも有り得ないかも知れません。
>やはり奥深いモノですね。

「不可知論」という言葉は知りませんでしたが、不可知論的なことは時々仕事をしていて考えることがあります。そうしないと物事がスムーズに進まないことが多いもので。

結局のところは「自分の好み」の問題になって、自社株買いを評価する人は自社株買いをする企業を保有し、配当を好む人は高配当銘柄を保有することになるのですね。

自分はまだそのあたりが全然確立できていないので、まだまだです。
(July 7, 2006 11:59:02 PM)

はじめまして  
いつも大変参考になっております。

私は今まで保有銘柄の配当額をあまり気にしていなかったのですが、stareyesさんのブログを見ているうちに気になるようになって来ました。
そこで質問があるのですが、
ポートフォリオ全体から得るインカムを大きくすることを目指す場合、株式より利回りの良い外国債や通貨・FXへの投資比率を高める方が良いのではないか?という疑問があります。
例えばFXで金利差が5%ある通貨に3~4倍程度の低レバレッジでなら、インカムの利回りが15%超になり株式の配当より儲かる気がします。
ですが、stareyesさんは株式の比率が高いのでどうしてか気になりました。 企業の成長とともに配当も増加していくからですか?
もしよろしければご教授ください。私の考え方がそもそもおかしいなら遠慮なくご指摘ください。
(July 8, 2006 12:28:24 AM)

Re:「株主」と「投資(機)家」の視点の整理(07/06)  
利中無 さん
船が持ち帰る財宝を山分けする権利が株式で、株をやるってことが財宝持って帰ってくる船を当てるゲームだとすれば、
純粋な株主としては内部留保されて船増やされても困りますよね、
せっかく財宝持ち帰ってきたのに。
そーいうのやりたい投資家さんたちは別のオプションでやってくれという感じです。 (July 8, 2006 10:36:52 AM)

ここまでコメントをいただいた皆様、  
stareyes1947  さん

Re:この議論僕はstareyesさんに(07/06)  
stareyes1947  さん
みつばちさん

>本気の本気で永久保有、
>例えじゃなくて文字通り「死んでも売らない」
>気なんだな、と、、、、。


私は、「永久保有」自体の意味の受け止め方もそれぞれなんだなぁ~、と思いました。
果たして、自分中心に資産運用を考えた場合、将来に生活原資と期待する「キャッシュ」をどういう経緯で入手するか、という部分もそれぞれだなぁ~、と。


>Ryuさんのところのもみましたが、
>「本気」でなければ、
>ああいう議論の流れにならないですもんね。
>投資家であればstareyesさんのすごさは
>わかると思いますよ。

>うーん、それでも例えば
>ポートフォリオのうちの一銘柄が、
>50倍100倍とかになっても売らないってことが
>できるか、というと僕は凡人ですのでちょびちょび
>売り上がってしまうだろうなぁ、、、。


「経営側の価値」と「投資家側の価値」って違うんじゃないか、とはずっと昔から考えていましたね。
何と言いますか、「企業の価値」は「株主の価値」と同義ではない、という観念的な考え方に過ぎませんです。

少なくとも、私とRYUさんのやり取りは、決して対立軸ではない、ということだけは明白と感じます。 (July 9, 2006 12:44:55 PM)

Re:こんばんは(07/06)  
stareyes1947  さん
たーちゃん001さん
>どうも、こんばんはです。
>たーちゃんと申します。

>Mr.Ryuさんの所での議論を読みまして、『この人はひとかどの投資家だ』と思いましたので、リンクさせて頂きました。

>今後とも宜しくお願いします。
>できれば相互リンクで(^▽^)
-----


はじめまして!
過分なお言葉をいただき恐縮です。
今後ともよろしくお願い致します。<(_ _)> (July 9, 2006 12:46:27 PM)

Re[3]:「株主」と「投資(機)家」の視点の整理(07/06)  
stareyes1947  さん
lodestar2006さん


>「不可知論」という言葉は知りませんでしたが、不可知論的なことは時々仕事をしていて考えることがあります。そうしないと物事がスムーズに進まないことが多いもので。

>結局のところは「自分の好み」の問題になって、自社株買いを評価する人は自社株買いをする企業を保有し、配当を好む人は高配当銘柄を保有することになるのですね。


-----

自分の好み。多分そうなんですね。

自社株消却の究極型を考えるとお判りになるかと思いますが、こちらの手法は、永続保有しようとする株主から見ると「残存者利得」を総取りしようとする理念です。「ゼロサム」と同類とまでは言えないかもしれないですが、あくまで経営側の論理を推し進めるやり方です。

一方、業績確定ベース毎の配当金による一定比率の株主還元のスタンスとは、上記の排他的な要素はあまりなく、内部留保、経営側の再投資、株主への配当金還元という「財産三分法」というような理念が働くものです。

私は、後者のほうがコミュニティとしてより多くの利害関係者を持てるため衆人監視の状況になって健全で持続的な発展ができるのではないかと考えています。 (July 9, 2006 12:53:36 PM)

Re:はじめまして(07/06)  
stareyes1947  さん
会社員てつげんさん
>いつも大変参考になっております。


はじめまして、こちらこそありがとうございます。


>そこで質問があるのですが、
>ポートフォリオ全体から得るインカムを大きくすることを目指す場合、株式より利回りの良い外国債や通貨・FXへの投資比率を高める方が良いのではないか?という疑問があります。
>例えばFXで金利差が5%ある通貨に3~4倍程度の低レバレッジでなら、インカムの利回りが15%超になり株式の配当より儲かる気がします。
>ですが、stareyesさんは株式の比率が高いのでどうしてか気になりました。 企業の成長とともに配当も増加していくからですか?

-----

私個人の「主観」と「好み」で自分自身のために資産運用をしているという前提がまずありまして。

>『企業の成長とともに配当も増加していく』

まさに、おっしゃるとおりで、株式の配当成長が一番顕著で判りやすいですし、事実債券などに比しても「管理コスト」も安いという点も有利ですね。

ただ、アロケーションの観点からすると、一番有利であるからといって株式一辺倒にはしていません。
確かに株式の比率が7割以上を占めてはいますが、残りの3割強は私自身の投資スキルを保持するためにもいろいろなモノ分散しておくべき、とも考えています。

私は、儲けの額や数値といった無機質な効果だけでなく、そういったことも意識して資産運用しています。

そうそう、無機質、といえば、FXですねー。
これは1年ほど付き合ってみましたが、なじめませんでした!(笑) (July 9, 2006 01:05:28 PM)

Re[1]:「株主」と「投資(機)家」の視点の整理(07/06)  
stareyes1947  さん
利中無さん
>船が持ち帰る財宝を山分けする権利が株式で、株をやるってことが財宝持って帰ってくる船を当てるゲームだとすれば、
>純粋な株主としては内部留保されて船増やされても困りますよね、
>せっかく財宝持ち帰ってきたのに。
>そーいうのやりたい投資家さんたちは別のオプションでやってくれという感じです。
-----

大航海時代の理念をモチーフに、ありがとうございます。

とある船が財宝を持ち帰るために出資したのだから、期待する「成果物」は当然「財宝の山分け」になるということですよね。
まさに共同出資、合資会社(現在の株式会社の原型)の起源なんですね。

もし持ち帰った財宝が予定以上に非常に多かったら、出資者と船長(経営者)の間で合議して、二隻目の航海するか決めようぜ…これが現在の株主総会の原型。

「オプション」の考え方も程なくして起こりましたね。…もし航海中に難破したときに備えて少しコストを上乗せして「保険」を掛けましょう。難破したら上乗せコスト分の中から一定額を返還します。

あるいは、この船は順調なら3年後に100円の財宝を持ち帰る予定だが、いま、「3年後に船が100円持ち帰った場合に105円で売れる権利」を100円で買いませんか?無事に3年後期限が来たときには船の成果にかかわらず105円で決済できますよ。
「先物」の概念です。

これらは「本来の資本主義」の概念とは一線を画す別市場で取引されていますよね。 (July 9, 2006 01:16:49 PM)

Re[1]:はじめまして(07/06)  
御回答有難うございました。

これからもstareyesさんのブログを参考にまた、楽しく拝見したいと思います。
(July 11, 2006 09:52:13 AM)

Re[2]:はじめまして(07/06)  
stareyes1947  さん
会社員てつげんさん

こちらこそ、ご質問いただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
(July 11, 2006 12:12:41 PM)

Re:「株主」と「投資(機)家」の視点の整理(07/06)  
佐野とちろー さん
stareyesさん
RYUさんとの議論,大変参考になりました。

投資にも経営にもいろんな考え方があるものですね。
どこぞの首相ではありませんが,
「人生いろいろ,投資もいろいろ,経営もいろいろ」
ということで,よろしいんですよね?
自分の決めた方針をしっかりと守っていくことが一番大切だと思っているところです。

stareyesさんの姿勢は本当にスゴイ!としか表現しようがないのですが,一つだけ質問よろしいでしょうか?
経営者が交代したり,(どこぞのファンドのような)大株主が出現したりして,「配当よりも自社株買いだ」というような大きな経営方針変更があった場合には,どのように対処されるのですか?20年30年という時間軸では起こりうることだと思うのですが,いかがでしょうか。 (July 15, 2006 09:15:31 AM)

Re[1]:「株主」と「投資(機)家」の視点の整理(07/06)  
stareyes1947  さん
佐野とちろーさん

>一つだけ質問よろしいでしょうか?
>経営者が交代したり,(どこぞのファンドのような)大株主が出現したりして,「配当よりも自社株買いだ」というような大きな経営方針変更があった場合には,どのように対処されるのですか?20年30年という時間軸では起こりうることだと思うのですが,いかがでしょうか。
-----

そのケースになった場合の私のスタンスはこうです:

『動かざること山の如し』→『泰然自若』
→『非暴力・不服従』→『そうなってはしょうがない。自然の流れに従う』
→(^ω^)→(笑)
(July 15, 2006 11:48:30 AM)

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