2006年・新人王

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2006年・新人王レース
アメリカン・リーグ

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ついに2006年アメリカン・リーグの新人王争いに決着!

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昨年は5年ぶりに投手の新人王が誕生したアメリカン・リーグだが、
先発投手となると1981年の 「D・リゲッティ」 が最後。
そしてついに、
ア・リーグでは25年ぶりにローテーション投手の新人王が誕生!

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防御率0点代のクローザー・レッドソックス 「ジョナサン・パペルボン」
圧倒的な存在感のツインズ 「フランシスコ・リリアーノ」
プレイオフ進出の立役者・タイガース 「ジャスティン・バーランダー」
デビュー連勝のリーグ記録に並んだエンジェルス 「ジェレッド・ウィーバー」

この4投手による混戦を勝ち抜いたのは、
8月の絶不調から立ち直り、
新人としては2001年 「CCサバシア」 以来の17勝をあげた バーランダー
先発投手としては25年ぶりのア・リーグ新人王に輝いた右腕の力投なくして
タイガースの久々の優勝争いはありえなかった!
今後10年はMLBを代表する投手として君臨するはず。

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9月を故障で棒に振ってしまったことと、
チームがプレイオフ進出を逃したことで印象が悪くなり
惜しくも投票では2位になってしまったが
パペルボン 防御率0点台 というのは驚異と言う他ない。
2000年のマリナーズ「佐々木」の新人記録「37S」には届かなかったものの、
過去の新人王クローザーとは比較にならない圧倒的安定感があった。

本来なら新人王最右翼の リリアーノ は、長期離脱があまりにも痛かった。
投票では3位に甘んじたが、しかしそのインパクトは間違いなくNo.1。
9月に復活したがその試合でまた故障しプレイオフでの登板もなくなった。
2007年は絶望との声も・・・

投票5位の ウィーバー は、開幕当初にデビューしていればあるいは・・。
シーズン終盤に打ち込まれる場面が目立ったものの、
デビューからの連勝タイ記録は、決して運によるものではない!

いずれにしても過去10年以上ないハイレベルの投手による争いとなった!

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野手では
マリナーズ 「城島健司」 とオリオールズ 「マーケイキス」 の二人が
他の候補から頭一つ抜け出した。

特に城島は日本人初のキャッチャーとして注目されたが、
期待通り、攻守ともに安定した働きをみせ
投票では4位と健闘した。

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●打者●
表内の赤字は新人トップ
選手名
生年
チーム
守備
 G 
 AB  
 R 
 H 
2B
3B
HR
RBI
SB
OBP
SLG
AVG

K・ジョウジマ
1976
SEA
144
506
61
147
25
1
18
76
3
0.332
0.451
0.291

M・ナポリ
1981
LAA
99
268
47
61
13
0
16
42
2
0.360
0.455
0.228

I・キンスラー
1982
TEX
2B
120
423
65
121
27
1
14
55
11
0.347
0.454
0.286

B・アンダーソン
1982
CHW
OF
134
365
46
82
23
1
8
33
4
0.290
0.359
0.225

N・マーケイキス
1983
BAL
OF
147
491
72
143
25
2
16
62
2
0.351
0.448
0.291

M・カブレラ
1984
NYY
OF
130
460
75
129
26
2
7
50
12
0.360
0.391
0.280


●投手●
表内の赤字は新人トップ
選手名
生年
チーム
左右
 W 
 L 
ERA
 G 
GS
CG
SHO
SV
 IP 
SO

J・パペルボン
1980
BOS
4
2
0.92
59
0
0
0
35
68.1
75

L・ルーゴ
1980
TAM
2
4
3.81
64
0
0
0
0
85.0
48

J・コロンカ
1980
TEX
7
7
5.69
23
23
0
0
0
125.0
61

J・ウィーバー
1982
LAA
11
2
2.56
19
19
0
0
0
123.0
105

F・リリアーノ
1983
MIN
12
3
2.16
28
16
0
0
1
121.0
144

J・バーランダー
1983
DET
17
9
3.63
30
30
1
1
0
186.0
124

J・ズマヤ
1984
DET
6
3
1.94
62
0
0
0
1
83.1
97

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2006年・新人王レース
ナショナル・リーグ

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2006年ナ・リーグの新人王がついに決定!

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未来の殿堂入りの可能性を秘めた新人達が目白押しのナ・リーグ!

史上最高の混戦を勝ち抜いたのは
イチロー以来の記録をつくったあの男!

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24年ぶりの二塁手の選出を予感させるマーリンズ 「ダン・アグラ」
不動の一番打者・イチロー以来の50盗塁、マーリンズ 「ヘンリー・ラミレス」
プホルス以来の100打点・将来性抜群のナショナルズ 「ライアン・ジマーマン」
の3人は特出もの。

そして、2006年新人王に選ばれたのは
マーリンズ「 ラミレス 」!
投票ではジマーマンとの大接戦を制し見事受賞した。

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続くのが
父親譲りのパワー・ブリュワーズ 「プリンス・フィルダー」
規定打席不足だが安定感No.1のドジャース 「アンドレ・イシアー」

マーリンズの 「ジェイコブス」 と「 ウィリンガム 」も
他の年なら充分新人王の可能性がある数字を残している。

カージナルスの 「ダンカン」
シーズン約半分の出場ながら20本を越えるホームラン。
田口からレギュラーを奪った。


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投手もレベルが低いわけではない
マーリンズ 「ジョンソン」 「オルセン」
ジャイアンツ 「ケイン」 の3人は年間通してローテーションを守り
揃って12勝以上をあげた。

さらに 「ノラスコ」 とノーヒッター 「サンチェス」 も二桁をあげたマーリンズは、
MLB史上初の 「新人投手4人が10勝以上」 という快挙!

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パイレーツ 「キャップス」 は両リーグ通じて2位となる85試合に登板
そしてドジャース 「斉藤隆」 も後半はクローザーに定着し
守護神ガニエの不在を完全に埋める大活躍!

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2度とないかもしれない史上最高の混戦となった2006年のナ・リーグ新人王争い
このメンバー達が未来のMLBを引っ張っていくことは間違いない!



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●打者●
表内の赤字は新人トップ
選手名
生年
チーム
守備
 G 
 AB  
 R 
 H 
2B
3B
HR
RBI
SB
OBP
SLG
AVG
J・ウィリンガム
1979
FLA
OF
142
502
62
139
28
2
26
74
2
0.356
0.496
0.277
D・アグラ
1980
FLA
2B
154
611
105
172
26
7
27
90
6
0.339
0.480
0.282
M・ジェイコブス
1980
FLA
1B
136
469
54
123
37
1
20
77
3
0.325
0.473
0.262
R・ポーリーノ
1981
PIT
129
442
37
137
19
0
6
55
0
0.360
0.394
0.310
C・ダンカン
1981
STL
OF
90
280
60
82
11
3
22
43
0
0.363
0.589
0.293
C・ジャクソン
1982
ARI
1B
140
485
75
141
26
1
15
79
1
0.368
0.441
0.291
J・バーフィールド
1982
SDG
2B
150
539
72
151
32
3
13
58
21
0.318
0.423
0.280
A・イシアー
1982
LAD
OF
126
396
50
122
20
7
11
55
5
0.365
0.477
0.308
H・ラミレス
1983
FLA
SS
158
633
119
185
46
11
17
59
51
0.353
0.480
0.292
R・マーチン
1983
LAD
C
121
415
65
117
26
4
10
65
10
0.355
0.436
0.282
P・フィルダー
1984
MIL
1B
157
569
82
154
35
1
28
81
7
0.347
0.483
0.271
R・ジマーマン
1984
WAS
3B
157
614
84
176
47
3
20
110
11
0.351
0.471
0.287


●投手●
表内の赤字は新人トップ
選手名
生年
チーム
左右
 W 
 L 
ERA
 G 
GS
CG
SHO
SV
 IP 
SO
T・サイトウ
1970
LAD
6
2
2.07
72
0
0
0
24
78.1
107
C・ヘンスリー
1979
SDG
11
12
3.71
37
29
1
1
0
187.0
122
C・ジェームズ
1981
ATL
11
4
3.78
25
18
0
0
0
119.0
91
P・マホーム
1982
PIT
8
10
4.76
30
30
0
0
0
176.0
117
R・ノラスコ
1982
FLA
11
11
4.82
35
22
0
0
0
140.0
99
C・ハメルス
1983
PHI
9
8
4.08
23
23
0
0
0
132.1
145
M・キャップス
1983
PIT
9
1
3.79
85
0
0
0
1
80.2
56
M・ケイン
1984
SFO
13
12
4.15
32
31
1
1
0
190.2
179
J・ジョンソン
1984
FLA
12
7
3.10
31
24
0
0
0
157.0
133
S・オルセン
1984
FLA
12
10
4.04
31
31
0
0
0
180.2
166
A・サンチェス
1984
FLA
10
3
2.83
18
17
2
1
0
114.1
72
J・ブロクストン
1984
LAD
4
1
2.59
68
0
0
0
3
76.1
97

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