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2014.07.29
カテゴリ： カテゴリ未分類
今日は
「あなたの知らないナンパの世界」のつづきだ。
先に書いたそちらの記事を暇なら先に見てほしい。
売り板と買い板にはさまれて荒んだあなたの心に、わずかな笑いを提供できることだろう。
さあ、今日は、少し違った角度でナンパ界ではなく、ナンパ師に焦点をあてて書いてみる。
○投資家にとって常識なのが、マーケットはある程度効率的であるというマルキール論であろう。
そのほぼ効率的なマーケットの中のちょっとした非効率をみつけるために投資をしている人も多いはずだ。
ナンパの世界、とりわけ、ナンパ師の世界にはこの非効率を簡単にみつけることができる。
ナンパ師本人たちも、勿論自覚していることではあるので、決してナンパ師の頭脳が貧弱な訳ではない。
実際、ナンパ師の中には超高学歴な方々が多数存在している。
このことを知った上での話しとご理解いただきたい。
○まず、ナンパ師が一流を目指すにあたり、ナンパ師として研鑽をつんでいく上で、多くの自分以外のナンパ師と知り合っていく。
これは、投資家が、ある一定のレベルにいくにあたり、バフェット、グレアム、フィッシャーを投資を実践しながら学ぶのに似ている かもしれない。
この一流のナンパ師を目指す過程で、必然、自分以外のナンパ師と友人になっていく。
このナンパ師仲間が増えることが、数年の年月を経ると、笑える構図を生み出す。
例えば、全くナンパをする気がなく、買い物がしたいがために都市部に繰り出す場面を想定しよう。
こういった買い物途中でナンパ師は、出会うのである。
ナンパ師のナンパを今現在している他のナンパ師の友人にだ。
「お久しぶり～」
などと声をかけられようものなら、
友人だから当然近況報告も含めて話しがしたいのはごく当たり前の流れだろう。
しかし、彼はナンパ途中だ。
仕様が無いから、友人と話しがしたいがために、ナンパを一緒にすることになる。
この場合、全く女の子と遊びたいと思っていないにもにも関わらず、ナンパをしている自分を発見するのだ。
つまりは、都市部でナンパをしているナンパ師の一部のものは、特にナンパをしたいなどと思っていない、おかしな現象だ。
あなたが、新宿や渋谷、池袋などのナンパの激戦地にいくことがあれば、観察してみるといい。
そこにはやる気なさそうに、女の子に声をかけているナンパ師がいるはずだ。
それが、彼ら。
「ナンパをしたくないのに、ナンパをしてしまっている」謎のナンパ師なのだ。
女の子にとっても迷惑な話しだ。
ナンパをする気がない男からナンパをされ、ついていく気があっても、当の男は一緒に遊ぶ気があまりないのである。
ついてくる気満々の女の子に彼らがあたった場合、ナンパをしているのかナンパをされているのか、もうどっちがどうだかわからない。
めちゃくちゃなのだ。
８割の写真が奇妙ということになった、小保方晴子さんの論文並にめちゃくちゃなのである。
うける現象だ。
○次に、ナンパ師の面白いのは客観的に不自然に思える光景を路上に作り出すことであるかもしれない。
投資家が集まって、酒の席を囲むとき、さまざまな年齢層と、会話から飛び出すキャッシュフローやROA、ネットネットなど その独特な言葉に店員から奇怪な目でみられることがあるだろう。
それと同様に、ナンパ師たちは、その怪奇さを路上で作る。
まず、彼らは牛乳をコンビニで買い、路上でよく飲む。
その意図は、精子を補給するためだといわれている。
勿論、牛乳が精子を作り出すなどと誰も思ってはいない。
しかし、その色がなんとなく精子を作り出しそうではある。
そういうわけで、ナンパ師が何人か自然に集まると、都会の繁華街の路上で複数のおとなが牛乳を飲み始めるという 傍目にはわけのわからない状況が生まれるのだ。
例えば、その集まりがアラフォーのナンパ師である場合、いいおっさんが、集合して繁華街の路上で牛乳をみんなで飲んでいる 状況が出来上がるのだ。
４０付近のそろそろ加齢臭も気になるはずのおっさんたちが繁華街の路上でたまって牛乳を飲みだすのだ。
奇妙だ。
乳牛も、何も、精子を作るため（いやそれすらただの幻想ではあるのだが）に乳を搾られているわけではない。
メスである乳牛さんもきっとおこっておられることだろう。
そして、まだ、ナンパが成功すれば、ナンパ師たちが補給したはずの精子にも多少の意味があるのかもしれない。
しかし、残念なことにナンパなどというものは投資と同じであり、不確定の上にある。
常に成功するわけではない。
特に何事もなく、ナンパの成果があがらず帰宅する日には、
家に帰って、このナンパ師は、非常に微々たるものではあるが「骨密度が上がった」という成果を心のよりどころにするのである。
爆笑のナンパ師の世界があるのだ。
んじゃね～。
つづくかわからん。
ギャハハ。
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