2004年3月12日(金曜日)



ツゥルムでマヤ族のvoladoresu de papartla

ボラドーレス(flyers)をみる機会に恵まれました

 大変珍しいマヤ民族の儀式で4人のマヤの男性が

 カラフルな民族衣装を身につけて足をかけながら

 ポールのような高い木によじ登っていきます

 足にロープをはめて頭を下にしてぶら下がり、ロープがだんだん

 のびてくるのに合わせて大きくそして広がっていくのです

 まさにポールを周遊する「人間飛行機」です

 青年達の美しいバランスと勇気に拍手喝采でした

 降りてきた青年達は笑顔で「アミーゴ」を連発しながら

 マヤ語で話しかけてきます

 同行の留学生がスペイン語で話すと嬉しそうに私をじっとみて

 どこの国から来たのかと聞いてきたので「日本」と答えると

 「日本語の挨拶を教えてほしい」と頼んできました

 紙にローマ字で「こんにちは、お元気ですか、さようなら等」

 書いて一緒に発音練習が始まりました














みんな熱心に繰り返し、そこは「日本語教室」となりました

 覚えたての日本語で「さようなら」と手をふるマヤの青年に

 見送られながらツゥルムを後にしました

 メキシコはスペイン系のメキシコ人とマヤ民族のメキシコ人が

 住人のようでした

 人見知りをしないマヤの青年達とのふれあいのひとときは

 国境を越えて心の交流が出来た喜びでありました

 これから向かう「Merida」の人々との交流に

 希望が見えてきたのでした

 いよいよMeridaに向かいます

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: