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2008.02.15
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カテゴリ: オールディーズ
The Doo Wop Box Vol1 Front.JPGThe Doo Wop Box Vol1 Back.JPG

The Doo Wop Box Vol.1
P-VINE RECORDS RHINO PCD-1063 (1993)


The Birth of Doo Wop (1948-1955)と銘打たれる一枚目。ゴスペル、ジャズコーラスなどを経て50年代に入るとドゥーワップのスタイルが確立し、星の数ほどのグループが生まれ、そして消えていったそうです。その最初期、ポップスにおけるアイデアの原石のような名作、名演が楽しめます。コメントのし様がないくらい、どの曲も素晴らしい。ドゥーワップ入門編としてこれ以上のものはない、最適なボックスセットの一枚目。

1のオリオールズや2のレイヴンズなんかはDOO WOP界草の根的存在。全てはここから始まった。特にレイヴンズのベースヴォーカル、Jimmy Ricksは強烈な個性で他者を圧倒している気が致します。この深く引き締まったベースで甘く語りかけるリードパートはなんとも聴き応えあり。ビーチボーイズも幻のスマイルで手本にした、4のクロウズ。またビーチボーイズの「LITTLE DEUCE COUPE」"Ballad of Ole' Betsy"では7のコーラスが引用されるなど、この辺のアーリードゥーワップとビーチボーイズの因果は深い。幾つもの曲で影響を感じられます。

11のコーズは 「Dangerous Doo Wop Vol.1」 にも収録の底抜けに明るく楽しいポップナンバー。後半の張りのあるホーンの乱れ打ちも堪りません。15のムーングロウズの出世作もロマンティックな最高の出来。バドゥ、バドゥと静かにビートするコーラスから、脈打ち熱がこもる後半の盛り上がりが凄い。18のwrens(なんて読むのでしょう??)は後にカーディナルズがカヴァーする荒削りながらも傑作のドゥーワップ。お茶目ではち切れた魅力ならカーディナルズが上手でしょうか。19も本当に良く出来たバラード、ナツメグス。

20のプラターズはCMなどで誰でも聴いたことがあるのではないでしょうか。50年代から現在まで、幾つかの分家も含めつつ活動する老舗中の老舗。3連符の艶やかに流れるリズムと、トニーウィリアムズの美声が最高の聴きもの。22のターバンズはターバンを巻いた4人組だそうで、ユニークな出で立ち乍らもやはり実力は本物。この曲はほんのりラテン風味で他とは異国な心地が致しますが、フィラデルフィアの人達。25のヴァレンタインズは、ロッキンなリズムで踊れる楽しいナンバーです。

曲を検索すると、試聴が出てくる出てくる・・・。ボックス買わなくていいじゃん。興味御座いましたら、どうぞ是非ともお楽しみ下さい。

1. It's Too Soon To Know - The Orioles
2. Count Every Star - The Ravens
3. Glory Of Love, The - The Five Keys
4. Gee - The Crows
5. Crying In The Chapel - The Orioles
6. Money Honey - Clyde McPhatter & The Drifters
7. Golden Teardrops - The Flamingos
8. Sunday Kind Of Love, A - Willie Winfield/The Harptones
9. I - The Velvets
10. Goodnite, Sweetheart, Goodnite - The Spaniels
11. Sh-Boom - The Chords
12. Gloria - The Cadillacs
13. Hearts Of Stone - The Jewels
14. Earth Angel (Will You Be Mine) - The Penguins
15. Sincerely - The Moonglows
16. Mary Lee - The Rainbows
17. Close Your Eyes - The Five Keys
18. Come Back My Love, (Will You) - The Wrens
19. Story Untold - The Nutmegs
20. Only You (And You Alone) - The Platters
21. Why Don't You Write Me? - The Jacks
22. When You Dance - The Turbans
23. At My Front Door - The El Dorados
24. Great Pretender, The - The Platters
25. Lily Maebelle - The Valentines





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Last updated  2008.02.16 01:37:39
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