ダイビングと鼻炎その2 転院、そして


何にも治療が受けられず、1週間眩暈と少しずつの出血に
悩まされた。

DANJAPANを頼りに市内の総合病院に行ったが迷惑そうに
「副鼻腔炎になった事があるなら普通にダイバーとして
潜れないのだからそれを自覚しろ!」と言われて何も結局
治療も指導もなし。大層落ち込んだ。
相変らず眩暈が治らない中、情報収集で登録を取っていた
YAHOO!を覗くとお医者さんがたてたスレッドでDr.Aの何で
も病気相談室を見つける。

そこで書き込みをし、どの病院も私の症状をまともに診て
くれないと書くとメールで同じ大阪市内に病院やってるか
ら一度いらっしゃいというお返事を頂いた。

藁にもすがる思いでお医者様とご対面。
関東方面に比べて大阪近辺はまだまだ潜水医学が10年程
遅れていて私のように病院を点々とする事が多いんだと
言う。耳鼻科ではないので近くの総合病院へ病状を書い
た診断書を作成して頂いて帰ったのだった。



9月28日

やっとこさ近くの総合病院に診断書を持ってやってきた。
ここまで長い道のりだったなあ。
ダイビングのことを知ってるお医者様にネットで
巡り会わなかったら、今だに額のにぶい痛みに
耐えながらこれでいいのかなと不安な日々を
送らなくてはいけなかったんだもんなあ。
ドクターありがとう!

足をのばして紹介状と診断書を持って、
近くの総合病院にやっとこさやってきて
初診の順番待ちをする。。

ああ、急いで来たので本忘れた。。長い・・
これだから総合病院はやなんだよう。

待つこと2時間。
もうすっかりお昼時に順番がまわってきた。
ドクターに頂いたサイナススクイズの説明文と
診断書片手に相談。
耳鼻科の先生はどうも診断書がないと解らない
という感じ。大丈夫か?!と思ったが、
ちゃんとアレルギー検査、血液検査、
CTスキャンの検査後にちゃんと悪いところは
治療して、ダイビングの時には調節できるように
内服薬の抗アレルギー剤を処方してくれることを
約束してくれた!

2週間長かった。
けどこれからが長くなってもやだなあ。
最初町医者に"ただの鼻血"と言われた時の
ショックといったらなかったもの。

逆転満塁サヨナラホームランのような気分で
やっとこさお昼にありついた。
でもアレルギーの質問の時の質問のお医者さんの
反応ったらなかった!

医者「何か飼ってる?」
私「えっ?・・・鳥飼ってますけど・・」
医者「鳥の種類は?」
私「文鳥と・・すずめと・」
医者「すずめ?そんなものまで・・」
私「あとキンカ鳥と・・」
医者「・・・・すずめ・・」

放し飼いしてる!とまでは言えなかったんだけど、
鳥アレルギーとか言われたらどないしましょ?
肩にすりよってきてごはん頂戴~
そのあとお茶~よこさんかーい!!
がるるるる!
とか言ってつついてくるんですけど・・
まあなせばなるっしょ!



と3ヶ月程処方された抗アレルギー剤ポララミンを飲み、出血も
眩暈も完治。
なかなか副鼻腔の粘膜の腫れが抜けなかったので継続して薬をも
らいに2週間に一度程通院していた。

これが半年後に原因不明の体調不良の原因の1つになるなんて
夢にも思わなかったのだけれど。

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