Shiny Night

Shiny Night

2006.01.16
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カテゴリ: 映画関連鑑賞記
「2006年の映画1本目は何にしよう?」と思案していたところで見かけた新聞広告で・・・
香港の『ブレイキングニュース』という作品を見かけました。

その広告に掲載されていた雰囲気だけで始めて知った作品なのに何となく見たくなりまして、 ミニシアターで「2週間・レイトショー限定」
というひっそりとやっていたのを今年の1本目に見に行きました。

『ブレイキングニュース』?何それ?・・・と、ほとんどの方が思われたと思います。ホントにひっそりとやっていた作品ですから。
香港映画でも、出演者の中で日本で一般的に知られている役者さんと言えば、ケリー・チャンぐらいでしょうか。

しかしなかなかに佳作でございます。

見せ場はいきなり導入部から始まります。
香港のスラム街に現れる強盗をたくらんでいる男たち・・・強盗を実行しようとアジトから出てくる・・・しかしその前を警察の特捜課が張り込んで待ちかまえているが・・・ちょっとした手違いから強盗団に張り込みがバレて銃撃戦に・・・。 ここまでの数分の流れがワンカットでつながっていきます。 ここはなかなか見ものでした。

その銃撃戦で強盗団を獲り逃した警察は、威信をかけて組織犯罪課の新鋭女性警部(ケリー・チャン)を指揮官にメディアを意識した捜査を開始する。

そしてお互いに強盗団の潜伏先を突き止め、あるマンションに追いつめるのだが・・・そのマンションにはなんと殺し屋も潜伏していたのだった・・・。

強盗団&殺し屋 VS 組織犯罪課&特捜課
の4者4様の狭いマンションの中での闘いが始まる・・・。

メディアを利用して警察の信用を留めようとする凛々しきケリー・チャン警部に、立てこもっている間に信頼関係を築いていく強盗団&殺し屋たち。

ちょっと気になりませんでしたか?

私としてはプロットは面白いと思うし、所々に散りばめられた風刺と笑いどころが飽きさせない展開になっていると思います。
まあ90分余りと短い上映時間ということもあって、やや結末は簡単にまとめてしまった感じは否めませんが。
もう少し時間をかけてキャラクターの背景を膨らませて、哀愁を持たせれば香港版『踊る大捜査線』に成り得たかも・・・。(書き過ぎ?)

小品ながらも佳作と評価します。

<自己評点=8.0 (10点満点+α)>






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Last updated  2006.02.04 23:44:27
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