Shiny Night

Shiny Night

2006.11.14
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カテゴリ: 映画関連鑑賞記
私の父親も映画好きです。
「夫婦50割引」が使えるので、毎週のように私とは別に夫婦で映画に行っています。

そんな父は私よりも小品なものが好みだったりするのですが、今日父が 「『太陽』観に行くぞ。」 といつものように母を誘ったものの教えたストーリーの内容にパスを宣言。
(母はわかりやすい作品でいいので。)
そのお鉢が私に回って来まして・・・電車に乗って郊外の映画館へ。

そんなわけで鑑賞したのが 『太陽』 という作品。

ストーリーは「昭和天皇の人間宣言」を巡るお話です。

監督はロシアのアレクサンドル・ソクーロフ、ロシア・イタリア・フランス・スイスの合作映画でした。
まあ日本では、まず作ることができない作品でしょう。

昭和天皇を演じるは「一人芝居」でおなじみのイッセー尾形。
このイッセー尾形の演技がものすごい。
若い人はわからないだろうが、 在りし日の昭和天皇にそっくりなのです。

劇中、口癖のように 「あっ、そう。」

これだけでもお腹いっぱいになる作品でした。

他にも登場人物はいるのですが、ほとんどイッセー尾形の一人舞台。

途中、イッセー尾形らしくセリフも無く一人芝居を始めるところがあるのですが、寝不足だとかなりの睡魔に襲われますので体調は万全にしてご覧ください。
マッカーサー役の人は貧相やったし、天皇がいるはずの迎賓館も周りのセットも貧相やったりするのですが、 「『人間』・昭和天皇は、どのような人間だったか?」 という対する監督の一考察がしっかり表現できていると思いました。佳作といったところでしょうか。

<自己評点=6.5+(イッセー尾形の演技に1.0)=7.5 (10点満点+α)>






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Last updated  2006.11.28 00:10:57
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