Shiny Night

Shiny Night

2006.12.13
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カテゴリ: 映画関連鑑賞記
本日はようやく 『硫黄島からの手紙』 を観てきました。

『父親たちの星条旗』 に続く「硫黄島2部作」の日本編にあたる作品です。
アメリカ側から描いた『父親~』とのリンクはありませんでしたが、全編ほぼ日本語の日本人の物語です。
戦争映画でありながら、淡々と語られる反戦のメッセージ。

壮絶な戦闘シーンもさることながら、目を惹いたのがストーリーテリング的な役割を果たす二宮君。
渡辺謙演じる栗林中将と対比するように、戦時の話でありながら、今観ている観客と変わらない考え方・目線で物語を進めていきます。
そこで繰り広げられる『戦争』という不条理な世界。彼はその中で 例え、恥をさらそうと「生きよう」と戦います。

『父親~』でも触れた反戦のメッセージの上に、この『硫黄島~』では さらに『生きる』というテーマがこの作品の肝のような気がしています。

あくまで想像の域は出ないものの、 この作品に映っている「息遣い」を日本人なら体験すべきだと思います。

まあツッコんでおきたいのは、 二宮君と裕木奈江の夫婦設定はやや強引かと。


<自己評点=8.0 (10点満点+α)>






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Last updated  2007.01.22 01:50:43
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