アメリカ人て暗いのがお好き?


私の友人Jちゃんは橋を徒歩で渡ったという。

ここは同じ東海岸だけど、ずっと南部なので
今朝ニュースを見るまで知らなかった。

電気が無いとテレビは見れないわ、
冷蔵庫の中のものがダメになるわ、
現代生活ではいろんな支障が出てくるけど、
私が一番恐れるのは、エレベーターだな。

乗ってる途中に止まっちゃったらどうしよう。
高所恐怖症と閉所恐怖症と暗所恐怖症、
この三重苦は想像しただけでもギョェ~。

夫も私もオフィスは高層ビルの中。
どうか乗ってる最中に停電しませんように。

それはそうと、
アメリカの家ってのは日本の家と比べると、
実に照明度が低い。(つまり暗いってこと)

別に、省エネに協力している訳じゃない。
ロマンティックに浸ろうとしてる訳でもない。

中古で買った我が家のリビングには、
天井照明用の配線さえないよ。
だから、ランプやら何やらの間接照明のみ。

うちの夫は、その決して明るいといえない
照明の下で平気で本を読む。

私は小さい頃から、
「そんな暗いところで本読んだらアンタ、
目が悪くなるよ。」
と言われて育ったため、気が気じゃない。

視力も年々下がってるし、しかも鳥目だし。
暗いところでは余計、何も見えなくなるの。

これは、どうも瞳の色に関係あるみたい。

ブルーやグリーン、へーゼルなどの
薄い色系の瞳は、
黒目や茶目のような濃い系の瞳よりも
光が反射して余計まぶしく感じるらしい。

私はサングラスなしでも運転はできるが、
グリーンアイの夫はサングラス無しでは
運転もままならない。

そんなわけで、
我が家では電気をつけたり、消したりの
攻防戦が夜になると始まる。

「暗いよ!」
「いや、明るいよ!」
「ううん、暗すぎ! 目が悪くなる!」
「いいや、明るすぎ! 目が痛くなる!」

外から誰かが我が家を見たら、
カチカチ電気がついたり消えたり、
SOS信号を発して助けを求めてると思う、

・・・・・かもしれない。(そんなこと無いか)

もし停電したら暗闇の中で、
うちの夫のグリーンアイは妻の茶目より
役に立つんだろうか?


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