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御料車

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宮内庁は31日、来年度予算概算要求で、天皇、皇后両陛下らが使用するリムジン型御料車を、現在の「ニッサン プリンス ロイヤ
ル」からトヨタ自動車の「センチュリーロイヤル」に更新するため、1台分5250万円を計上した。今後5年間で同型御料車計5台分を順次更
新していく予定。日産の御料車は1967年から使用されている。(時事通信)


両陛下の御料車、トヨタ製に・「プリンスロイヤル」引退
 天皇、皇后両陛下の公用車のうち、国賓の接遇などに使う最も格式が高い「御料車」の日産自動車のリムジン「プリンスロイヤル」が約38年間の務めを終え引退し、来年度からトヨタ自動車の新型車「センチュリーロイヤル」が導入されることが31日、決まった。

 宮内庁は来年度予算の概算要求で、5台ある御料車のうち、1台を新型車に更新する経費を盛り込んだ。残る4台も3―5年で順次更新する。

 歴代御料車はベンツやロールスロイスなどの高級外国車だった。現行のプリンスロイヤルは1967―72年にプリンス自工(日産に合併)が開発した初の国産御料車。ナンバーの代わりに菊の御紋のプレートが付いた8人乗りで、国会開会式などの行事に使われてきた。しかし、老朽化が進み日産側が「維持が困難」と使用中止を申し入れ、宮内庁がトヨタと後継車の交渉を続けていた。センチュリーロイヤルは1台5250万円。総重量約2900キロ、排気量5000ccの8人乗り低公害車。車両の大きさは現行車とほぼ同じだが、「静粛性、安全性は世界最高レベル」という。 (日経新聞 00:00)

プリンスロイヤル

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