物語がすきな旅人のおはなし。

食べ物。【0】 はじめに

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【食べ物。 0】  はじめに inu011203

ここにはビルマ(ミャンマー)での食べ物にまつわる、
わたしのエピソードを書いてみました。
ビルマ(ミャンマー)にいるときは料理は嫌いだったので
ほとんどしませんでした。
そのわたしが、いまロンドンではほとんど毎日料理しています。

わたしは食べることがすきです。
食べ物に妥協するのはいやです。
同居人も同じような考えだったので、よくいっしょに食べに出かけました。
あるときは歩いて行って、
あるときはサイカー(自転車の横に2人乗りの座席を取り付けた乗り物。
ベトナムのシクロとも似ている。
シクロとちがう点はシクロは自転車の後ろに座席が取り付けてあるけれど、
サイカーは自転車の横に座席が取り付けてある点。)に乗って、
またあるときはタクシーに乗って行きました。

とくに気に入っていたのはシンガポール・キッチンというレストランで
(いまもあるかどうかはわかりませんが。)、
火であぶられたまま運ばれてくるパイナップルのチャーハンは、
おいしくてほんとうによく食べました。
あまりにもよく行くからそのレストランの支配人やウエイターのひとたちとも
親しく、一時期は彼らに日本語を教えていました。

01/12/03



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