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シンガポール0泊3日。かつてワールドカップ観戦の弾丸ツアーとして、こんな日程のツアーもあったろうか。そんな日程を仕事にも当てはめてみると、。。。昨年4月末以来、約1年2ケ月ぶりに訪れたシンガポールでついにそれをやってのける。
前日7/1、房総・鴨川から東京駅へと夕刻戻ってきた私は、そのまま羽田空港へと向かう。そして搭乗3時間半ほど前にチェックインを済ませて出国手続きを終えると、ANAラウンジへと入る。シャワーを浴びてラフな格好に着替えると、羽田を23時半に発ち、チャンギ国際空港に早朝5時10分に到着した。
この早朝着の深夜便は昨年と同じだが、大きく異なるのが前回は3泊、今回は0泊ということ。同日の深夜、日付の変わる0時45分にシンガポール発の飛行機で帰国の途につく。
昨年は宿泊したホテルにアーリーチェックインしたものの、今回は宿泊するホテルはなく、しかし仕事に向かうには朝が早すぎるために、対応を事前調査。今回初めての取組として、空港内のトランジットホテルで仮眠を取ることとした。バス、トイレのある部屋は既に一杯だったが、それでもシャワー、トイレを共有で使うベッドだけの部屋が空いていたのは幸い。約3時間半をそこで過ごした。
往路の飛行機、ビジネスクラスへのアップグレードが出来たものの、欧米線のようなフルフラットシートではない。また飛行時間が睡眠を取るには十分に長くなく、かつ到着前の朝食の案内に早く目を覚まされると、眠ることが出来ず寝不足のまま到着となる。また寒くて身体が冷えたのと、ビジネスクラスも最後部だったのが、すぐに後ろのエコノミー席が赤ちゃん対応席だったせいか、赤ん坊の泣き声にも眠りを妨げられたこともあり、ちょっと芳しくない飛行だったため、トランジットホテルでの時間は貴重だった。
入国せぬまま、フロアーを端まで歩き、漸くその上の階に見つけたトランジットホテル。寝るには問題ないが、窓はなく、狭い廊下の両側にドアが並ぶ光景は、なにかカラオケボックスのようにも思えた。ともかく再びシャワーを浴びると仮眠をとり、そしてスーツに身を固めると、ガーデンを階下に対面にあるラウンジで軽くお腹を満たし、到着後5時間ほどを経てシンガポール入国となる。
そして空港内の荷物一時預りにキャリーバッグを預けると、メトロで市街地を目指す。地下鉄に乗るのは、自身2度目のシンガポール出張の2004年以来9年ぶり。事前にネットで調べていた内容を頭に入れて、いざ券売機に。何ということはなく、乗り換えもまた非常にわかりやすい。つい車内でペットボトルの水を飲みたくなったが、車内飲食罰金の貼り紙が。。。
そして、2度地下鉄を乗り換えて訪れた目的地は、今シンガポールで最も人気の観光スポット、ベイフロントに立つ、マリーナ・ベイ・サンズ。一昨年、三つのタワーの上に船が乗ったその姿を遠目に臨んだ時の衝撃。その場所を2年越しで初めて訪れることになるキッカケは、コンベンションセンタで開催されていた展示会だった。
メトロを出ると、ついさきほどまでの激しいシャワーも上がり、マリーナ・ベイ・サンズの雄姿を間近に見上げた。もはや、仕事で来たことも忘れてしまいそうになりつつも、会場hwと足を進めていったのだった。
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