上生的幻想

上生的幻想

2009/01/25
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テーマ: ★お菓子★(2996)

IMG_9791.JPG

 とてもシンプルな、しかし、興味深く、魅力的な意匠。
 なだらかな五弁の梅の形にして、その花弁のところに切り込みが入っている。
 紅色の下に白、とこなしが二層になっている。
 シンプルな細工を工夫し、重奏させることで、見る者をはっとさせる。
 梅をテーマにした上生は数限りないのかも知れないが、この切梅はとても印象的なもののひとつ。



 種は、黒漉餡。
 こなしは、もっちり、ゆるめ。さっぱりと澄んだ風味。こなしの材料のさまざまな風味がとてもバランスよくとけあっていた。甘さも控えめで、このさまざまな風味のよく調和して溶けあったこなしのため、菓子というより、料理の一品という趣があった。

 口の中でとけていくとともに、幻想の八重の梅が咲く想いがした。

*** 
 ところで、今回は、亀屋良永。「永」は永遠の「永」。御池煎餅の亀屋良永。
 おなじ、「かめやよしなが」でも、 烏羽玉 は、「長短」の亀屋良長。うつくしい水の風味の感じられる上生の店(たとえば、 水牡丹 )。





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Last updated  2009/01/26 12:38:59 AM
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