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2008.01.12
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カテゴリ: 読書/歴史系
ようやく第三巻突入です。
今回は、第11章です。

漢の武帝の時代、車騎将軍として匈奴討伐に乗り出した衛青は、
漢の軍隊としては初めて万里の長城を越え、匈奴へ進軍。
見事初陣を飾ります。

その後も衛青は、甥の霍去病とともに、めざましい活躍をして大将軍となり、
さらに、武帝の姉・平陽公主の夫にもなります。

奴隷から大将軍へ。
見事、武帝の期待に応えた結果ですね♪


そして、同じくこの武帝の時代に生きていたのが、「史記」の著者である司馬遷。

記録をつかさどる太史令という役職にあった司馬遷が、
匈奴に捕らわれてしまった李陵をかばう発言をしたため、武帝の怒りを買い、
宮刑(去勢の刑)に処せられつつも、
父・司馬談との約束(これまでの歴史を記録する)を果たすため、
生き恥を耐え忍びながら「史記」を完成させたのは有名な話ですね。

李陵はなかなか優秀な軍人ではあったのですが、なんとゆーか、運が悪い。。
李陵の祖父に当たる、李広(漢の飛将軍と匈奴に恐れられた人)も運の悪い人でしたが、
そんなコトまで受け継がんでもなぁ。。。(笑)

その祖父の李広、そしておじの李敢が、武帝にあまり良く思われていなかったのも、
李陵にとっては不運だったですね。。


感情的になって、だいぶ的外れのことを言ってたりもしてたようですからね。

名君も老いればだんだんと暗君となってくるんですかね。。
さびしいですね。。。


小説十八史略(3)


●● 秋乃みかくの読んだ本リスト ●●





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最終更新日  2008.01.12 10:37:44
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