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2013.05.31
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カテゴリ: 読書/歴史系

平々凡々の一生を楽しく送ったに違いない男、
吉良邸討入りの夜、降りつもった雪の中、
「寒い、寒い」とつぶやきながら、丸めた躰を死に向って運んだ男。
人として男として、なすべきことをやってのけた、その男、
大石内蔵助の生涯をさわやかに描いた傑作長篇。




いや~面白かったです~

そっかー、吉良邸に討ち入った赤穂浪士たちには、こういう事情があったんだ~。。

浅野内匠頭が江戸城内にて吉良上野介を斬りつけ、間もなく切腹。
浅野家は取り潰されるも、吉良には何のお咎めもなし。

こういう場合は、「喧嘩両成敗」でなくてはならないのに、
将軍・綱吉のいい加減なこの処置に、赤穂浪士たちの怒りが治まらないのは当然ですね。

この事件で誰が一番悪いかというば、もう断然ですよ!
まったくコイツは~~!!


浅野内匠頭の仇を討って、怨みを晴らすことはもちろんですが、
理不尽な沙汰を行った幕府の政道の過ちを世に知らしめるという意味合いもあったのですね。

命を棄てて、主人の仇を討ち、世をただす。
だからこそ、赤穂浪士たちの討ち入りは、昔から日本人の心を打ち続けるのだな~。

内蔵助は…。
浅野内匠頭にあんなことがあってから、
国家老として残務整理をし、浅野家の再興を図りますが、願いは届かず。。

討ち入りを決意してからの、家族との別れや、水間治部左衛門との別れのシーンは、
切ないものがありましたねぇ。。

ただ本書は、え?ここで終わっちゃうの?というラストだったので、
そこが正直ちょっと残念だったかな。。


でも池波さんの描く内蔵助の生き様、爽やかでとっても良かったです(^ ^)

ところで、なぜ浅野内匠頭は吉良上野介に斬りつけたのか?
はっきりした理由って実はよくわかってないんですねぇ。。
(まあ浅野内匠頭がすぐ死んじゃったし…)

ここらへんは、いろんなドラマや小説を読むといろいろ違いがありそうで面白そうですね。






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最終更新日  2013.05.31 15:50:03
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