パクス・ジャポニカ Vol.2

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2008/09/20
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カテゴリ: 山登りと山歩き
RICARDO もぐもぐりす さんと私の3人で、奥多摩にある川苔山に登りました。
2人の記事は既に更新されているので、こちらもご覧いただければと思います。
RICARDOさんの記事→ こちら
もぐもぐりすさんの記事→ こちら


今回の川苔山は、前からRICARDO隊長よりお誘いを受けていたのですが、なかなか予定の調整がつかず、参加を申し出たのは前日のことでした。
川苔山はよく聞く名前なので、かなりお手軽な山登りだと思い込んでおり、当日朝になってガイドブックを見てしびれました。
標高1,363m、登りの累積標高差は1,219mあり、頂上付近はかなり等高線が込み合っています。


今回のスタート地点である「川乗橋」から見ると、川苔山の山容は遥かに遠く、そして頂上は高く見えました。(「あれに登るのか…」って感じです)


登山道に入ると、沢を右にみたり左に見たりしながら登って行きました。

川苔山の滝
沢の途中にはいくつか滝があり、上から見下ろす感じでした。

歩き始めて約2時間、メインの「百尋ノ滝」に到着しました。
川苔山百尋の滝

ここで大休止となったのですが、「もしかしたら引き返すのでは?」という雰囲気も漂っており、持っていた食糧を残らず食べ尽くしてしまいました。

百尋ノ滝から頂上までは険しい急斜面の上に、非常に足場が悪いルートが続きます。
途中からは涸沢を直接登ることになるのですが、とにかく道がトリッキーで何度かルートを見失いました。
1人で登っていたハイカーに出会ったのですが、地図を見ながら「これで合ってますよね。誰も来なかったから不安になって…」と言っていました。(よかった、自分だけじゃなかった)
RICARDOさんの記事にもありましたが、初心者は避けた方がいいかも知れません。


さらに涸沢にはこんなものがいくつもありました。
川苔山石垣1
「なんと野面積みなのか」といった感じです。

川苔山の石垣
今度は「打込み接ぎ」

(どうしてもこれが石垣と土塁に見えます)


今回は私がずっと先頭を歩いたのですが、ついついペースを上げてしまう悪い癖が出てしまいました。(しかも道を見失いました)
ドライブがかかるとペースを落とすことができず、大変申し訳なかったと思っています。

あろうことか頂上付近の急斜面でさらにドライブがかかってしまい、ペースを上げて飛ばしてしまいました。(山の先頭者にあるまじき行為です)

「またやってしまった」と反省しつつ、頂上に到着しました。
川苔山山頂


頂上で食事休憩なのですが、私は百尋ノ滝で食糧を食べ尽くしているので、コンロでお湯を沸かし、あさりの味噌汁(インスタント)だけを食べておりました。

コーヒーも飲み終わって、「さあ店じまい」と片付けていたところ、見慣れないバッグが置いてあります。
さっきまで確かに隣に人が座っていたのですが、その人が置き忘れたものでした。
熊よけの鈴をつけていた男性だったとまでは覚えているのですが、どんな人だったかまでは覚えていません。

「もう少し待っていれば取りにくるかも」、「でも雲行きが怪しいから早めに降りた方がいい」と3人で協議した結果、下山して警察に届けることにしました。
もしもその人が取りに戻って来てもわかるように、先頭を歩く私が首からそのバッグをぶら下げて歩いていきました。
市電の車掌さんみたいに前にバッグがあるので歩きづらい上に、他人様の物を持っているのが何よりも困ります。
「気が付いて戻ってきてくれないかな~」と言っていると、熊よけの鈴の音が近づいてきました。
その人は安堵の表情を浮かべてお礼を述べていましたが、それは私も同じ気持ちで、しばらくお互いにペコペコと頭を下げ合ってていました。


下りの道も険しい上に道が悪く、さらには尾根からいくつも道が分岐しているのでわかりづらかったです。
川苔山に登るならば、我々と同じく川乗橋から西側を登るルートの方がいいかも知れません。


鳩ノ巣駅まで降りて振り返ると、川苔山の山容が遠くに見えていました。
川苔山遠景
改めて「これに登ったのか」という印象でした。


鳩ノ巣駅から奥多摩駅まで戻り、今度は「もえぎの湯」に向う予定です。
電車を待つ間、缶ビールを買って早速飲み始めておりました。

奥多摩駅でもえぎの湯に電話すると、混雑していて入場制限をしているとのことです。
そこで先に食事にすることになりました。
川苔山岩魚と山女
奥多摩駅近くの小料理屋「むら七」で食べた川魚、山女と岩魚です。
(ここでもビールがおいしかったです)

そしてもえぎの湯で温泉につかりました。
川苔山もえぎの湯
しかし私は長風呂が苦手なので、早く上がって風呂上りのビールを飲んでおりました。
後からきたRICARDO隊長も、「またビールを飲んどるんか、しかも手酌て…」と開いた口がふさがらないといった感じでした。


山登りも楽しかったし、ビールもおいしかったということで、帰りの電車の中ではすっかり爆睡しておりました。

関東100名山





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最終更新日  2022/03/09 11:24:10 AM コメント(4) | コメントを書く


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