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2007年10月27日
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テーマ: Jazz(1970)
カテゴリ: CD紹介


なかでもやはり ビッグバンド が気持ち良かった。 デューク・エリントン・オーケストラ がすばらしいスウィングを聴かせた後に,小曽根真率いるビッグバンド No Name Horses こちら )が怒涛の迫力で畳み掛ける。特に小曽根のソロが独創的。

小曽根といえば,以前NHKでやっていたモーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュノム」の演奏が強烈だった。途中まではオーケストラの一員として譜面どおりモーツァルトを完璧に弾きこなすのだが,カデンツァに入ったとたんにジャズピアニスト「小曽根」が顔を出し,超絶なソロを展開。次第にクラシカルな旋律から離れ自由奔放にどんどん弾きまくるのだが,不思議と違和感はない。カデンツァにジャズの即興をするというのは全く新しい試みではないのだろうが,お遊びでやった感じに聞こえないのは彼の独創的な展開の魅力によるのだろう。CD出てないのかなあ。



小曽根真 / ザ・トリオ (1997年発表)

こちらはMakoto Ozone The Trioのデビュー盤。スタンダードな構成のピアノトリオにゲストとしてジョン・スコフィールドのギターが加わる。北川潔の安定したベースラインとクラレンス・ペンの手数の多いドラムに乗った小曽根のバランスの良いプレイが光る。録音の質も高く,特に#5のジョン・スコフィールドのアコギの臨場感,#4,10などのクラレンス・ペンのダイナミックな響きが気持ち良い。

01 The Beginning
02 Lazy Uncle
03 Fairly Dance
04 Esperanza
05 Home
06 Tea for Three
07 Stinger
08 My Old Book
09 A Happy Cat
10 Boon-Cha-Cha


東京JAZZでは他にも, フォープレイ の初代ギタリストでもあるリー・リトナーに,マイク・スターン,ランディ・ブレッカーなど,個人的にツボなミュージシャンによる演奏ばかりで楽しめた。ただボブ・ジェームス・バンドのジャズ・ファンクに挿入されたロブ・スウィフトのDJプレイは,個人的にはいかにもとってつけた感じに聞こえた。彼はハービー・ハンコックの 「フューチャー・2・フューチャー」 で聴けるようなリミックスのほうがおもしろいように思う。

29日(月)の深夜から今度は4夜連続でやるようだ。とりあえず録画しておこう。でも うちの旧式HDDレコーダー ,最近見てない番組がどんどん溜まってきてるから,空きがあったかな・・・

「小曽根真 / ザ・トリオ」は こちら
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最終更新日  2008年05月20日 17時52分09秒
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