ミステリアスなセラピストの夢ワード

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精油の基礎知識3

2005-09-03 20:06:59

精油について 3

今回はカモミールやクラリーセージ・グレープフルーツ・ネロリ・ローズです


             カモミール

             CHAMOMILE・ROMAN
     1.学名 Anthemis Nobilis

     2.科目 キク科

     3.原産地 イギリス・ベルギー・チリ

     4.抽出 水蒸気蒸留法(花)

     5.香り ミドルノート

感情に対する働き

消失感を伴う不安感を軽減する。
なだめる。落ち着かせる作用がある。(落ち着きはするが、落ち込ませることはない。)
興奮や怒り、短期、いらいら、情緒不安定、悪夢や不眠に良いとされる。ストレスや緊張が胃腸にきてしまう人に。

身体に対する働き

神経性の胃炎や消化不良、食欲不振、腹痛、便秘、吐き気、
潰瘍などを軽減。
頭痛、偏頭痛に対して穏やかな鎮静効果がある。
花粉症等にもよい。肌へは、湿疹や乾癬を含むほとんどの敏感肌のケアに適している。

禁忌/予防
妊婦への使用は避ける。


              クラリーセージ

               CRARY SAGE


     1.学名 Salvia Sclarea

     2.科目 シソ科

     3.原産地 フランス、ロシア、ブルガリア、アメリカ合衆国

     4.抽出 水蒸気蒸留法(花のついた先端部分と葉)

     5.香り ミドルノート

感情に対する働き

精神疲労を和らげ、幸せな気分にさせる作用がある。
クラリーセージによる催淫作用や意気揚々とした気分は、過度に刺激すると眠気に変わることがある。鮮明な夢を見るのを助ける。(多用すると、気分が悪くなり、悪夢を見る。)

身体に対する働き

月経前緊張症候群(PMS)、急激な腹痛、更年期障害、
生理不順の軽減に効果がある。
筋肉を弛緩させ、痛みを和らげる作用があり、首や肩の筋肉の緊張から起きる筋緊張性頭痛や、筋肉痛などに効果がある。
制汗査用があるので、更年期時の異常発汗を抑えるのに有効。

禁忌/予防
妊婦へは、使用しない。アルコールを飲む前後の使用は避ける。




              グレープフルーツ

               GRAPEFRUIT


      1.学名 Citrus paradisii

      2.科目 ミカン科

      3.原産地 アメリカ合衆国、イスラエル、南アフリカ

      4.抽出 冷圧搾法(果皮)

      5.香り トップノート

感情に対する働き

リフレッシュしたり、穏やかに気分を引き立てる。
混乱していたり、ぐずぐずしている時に。優柔不断なときにも良い。

身体に対する働き

血液やリンパの流れをスムーズにし、浄化する働きがあるので、
むくみやセリュライトなどにも有効。
二日酔いや時差ボケ、無気力感などにもすぐれた働きをする。

禁忌/予防

光毒性の是非について、二通りの考え方がある。
注意して取り扱う。酸化しやすい。


               マージョラム

                MARJORAM

      1.学名 Origanum majorana

      2.科目 シソ科

      3.原産地 フランス、スペイン、イギリス

      4.抽出 水蒸気蒸留法

      5.香り ミドルノート(花のついた先端部分)

感情に対する働き

神経の機能を向上させる。(神経を沈静させる)
不安感、試験前や人前で話すとか等の一般的な上がり症。
心身共に温め、眠気を誘う。孤独なとき、また昼間の緊張がほぐれず、寝付けない時などにも良い。心配しすぎ、考えすぎ等の何事もすぎる傾向のある時に使用すると良い。

身体に対する働き
血行が良くなり、体が温まることで筋肉の過度の緊張が緩み、症状が軽減するものに適している。(筋肉や関節痛、リウマチ、筋緊張型頭痛、こむら返りや生理痛等)冷え性や霜焼けのときにも良い。

禁忌/予防

血圧を下げる作用がある。妊婦へは使用しない。
多少肌を刺激する作用もあるので、敏感肌の人は注意して使用する。
集中力を必要とする時の使用は適さない。




                ネロリ

                NEROLI

     1.学名 Citrus aurantium(var.Amara)

     2.科目 ミカン科

     3.原産地 イタリア、フランス、モロッコ、チュニジア

     4.抽出 水蒸気蒸留法(花)

     5.香り ミドルノート

感情に対する働き

気持ちを穏やかにさせる。自分の気持ちを抑圧する傾向にある
人や女性らしさというものを表現しにくい傾向にある人達に良い。
不眠症やショック、通常のストレスに効果がある。

身体に対する働き

ストレス等の精神的な要因がもたらす身体の不調に特に効果がある。
消化不良、下痢、腹痛等。
肌へは、肌の生まれ変わりを促進する。



              ベルガモット

               BERGAMOT

        1.学名 Citrus bergamia

        2.科目 ミカン科

        3.原産地 シチリア島、モロッコ、アルゼンチン

        4.抽出 圧搾法(果皮)

        5.香り トップノート

感情に対する働き

気持ちを引き立て、リフレッシュさせる。不満感や緊張を緩和し、明るい気持ちにさせる。
怒りを和らげる。不安や動揺を落ち着けたり、不眠症を緩和する。しゃっくりが出る等の神経的な緊張に。

身体に対する働き

心理的なものによって引き起こされる、拒食や過食、消化不良、
食欲不振、便秘や下痢、腹痛、膀胱炎などの症状に特に適している。

禁忌/予防

皮膚に使用した後は、12時間紫外線に当たらない。
または、フロクマリン成分を除去したフロクマリンフリー(FCF)の表示のあるものを使用する。(色素異常をきたす成分である為)




              レモングラス

               LEMONGRASS

       1.学名 Cymbopogon citratus
       2.科目 イネ科

       3.原産地 インド、ブラジル、中国、西インド諸島

       4.抽出 水蒸気蒸留法(葉)

       5.香り トップノート

感情に対する働き

フレッシュで気持ちを引き立たせる。
精神的疲労に伴う頭痛を軽減させる。

身体に対する働き

消化不良、食欲増進。大腸炎、腸炎、腹痛、鼓腸に効果がある。
発汗かとの足に足浴として用いると良いとされる。
収れん効果がある為、たるんだ皮膚や毛穴を引き締める。

禁忌/予防

皮膚への刺激は強いため、敏感肌の人は使用を避ける方が望ましい。




              ローズオット

               ROSEOTTO

      1.学名 Rosa Damascena

      2.科目 バラ科

      3.原産地 ブルガリア、フランス、トルコ

      4.抽出 水蒸気蒸留法(花弁)

      5.香り ミドルノート

感情に対する働き

妬みや憤り、感情的な古傷といったつらい気持ちを浄化し、悲しみやショック、悲痛を和らげる。
ローズは、女性性や愛情と関わりが深い。

身体に対する働き

生理痛や生理不順、月経前症候群、更年期障害などを緩和させる。
インポテンツにも有効。肝臓に対する働きで、
二日酔いの時に使用するのも良いとされる。
喘息、結核、鋭い痛みを伴う慢性の気管支炎、花粉症に良いとされる。
肌への使用は、乾燥肌、老化肌に潤いを与える。黒ずんだ肌に輝きを与える。








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